告知は後光りのみ、筐体の雰囲気と合わせてどこか4号機のジャグラーを彷彿とさせるゴーゴージャグラーシリーズ。人気の秘密はやはり全設定において高い合成確率が生み出す連チャン性にあるのではないでしょうか?
ボーナス出現率を見ると低設定でもなんとかなりそう!と思わせてくれるところにゴーゴージャグラーシリーズの落とし穴があるのです。それは両ボーナス確率を極限まで高める代償として他のジャグラーと比べてベース(コイン持ち)が低く設定されている点です。
この打ち手の「低設定でもなんとかなりそう!」を逆手に取って万年設定2の据え置きのホールもあるとか。まずは低設定を回避するべく高設定を見極めるための最低限のポイント押さえておきましょう。
まずは設定差のあるポイントを押さえよう!
ボーナス確率
設定 | BIG | REG | 合算 | 機械割 |
1 | 1/269.7 | 1/364.1 | 1/154.9 | 97.0% |
2 | 1/268.6 | 1/336.1 | 1/149.3 | 98.2% |
3 | 1/266.4 | 1/318.1 | 1/145.0 | 99.2% |
4 | 1/260.1 | 1/283.7 | 1/135.7 | 101.6% |
5 | 1/255.0 | 1/255.0 | 1/127.5 | 103.8% |
6 | 1/242.7 | 1/242.7 | 1/121.4 | 106.5% |
他のジャグラーシリーズ同様、REG確率や合算をもとに立ち回れそうですが、実際は1000~2000ゲーム程度では判断がつかないケースが多いのではないでしょうか。
ぶどう確率
ゴージャグシリーズは内部的に共通と単独(2種)で成立する可能性がある計3種類のぶどうが存在します。
設定差があるのは共通ぶどうで、特定箇所を毎回狙うことで見抜く事も可能ですが時間効率を考えれば揃ったものだけをカウントすれば問題ないかもしれません。
設定1:1/6.82
設定2:1/6.76
設定3:1/6.70
設定4:1/6.65
設定5:1/6.60
設定6:1/6.54
チェリー確率
BIGと重複している単独チェリー(2種)に設定差が存在(設定1~6・各1/4096~1/3277)。分母が大きく引き込み範囲に無い方の単独チェリーを狙ってしまうと重複を見抜けないため、参考までに。
天使と悪魔の顔をもつゴージャグ
ゴージャグシリーズは設定に応じて段階的にボーナス、小役に設定差があり(しかも小さい)ジャグラーシリーズの中では推測が難しい方の機種です。
一撃の連チャン性がある反面、スランプ時の吸い込みがキツいこともこの機種の特徴です。ここで特徴的なスランプグラフを少し紹介して行こうと思います。
半日で5千枚の破壊力
序盤から鋭角に伸びるスランプグラフ。僅か4000ゲーム程度で5000枚を獲得!う、うらやまし過ぎる展開。
一撃2千枚は日常茶飯事?
耐えていればいつかは…というグラフ。一撃2000枚は粘りの賜物!?
REG確率に翻弄され撃沈…
2500ゲームでREG12回。REG確率を過信しすぎてはいけない良い例。
中盤以降の地獄の攻防
出だしから1500枚以上獲得するも中盤以降はまさに地獄。この日の打ち手の悶悶としている様子が目に浮かぶようなグラフ。
低設定でも夢がある!?
こちらは5000ゲーム近く稼働して、REGは僅か10回。ジャグラーにおいて何を信じるかはその人次第かも。
設定推測をしながら実戦してみた結果…
序盤からREG、ぶどう確率が良好だったことに加え、BIGが設定6以上に引け2500枚以上を獲得。3500ゲームを過ぎたあたりからBIGが少し重たくなり、最終的に1/120前後でボーナスを引いてもまったく出玉がついてこない状態に。
BIG 19(1/271.6)
REG 22(1/224.6)
合算 41(1/125.9)
ぶどう 1/6.91
投資 250枚
回収 759枚
ボーナス合算は設定5と6の間、REG確率は設定6以上、ぶどう確率は設定1以下。全要素を世にあるいくつかの設定推測ツールにかけてみると設定5の可能性が高いという結果に。筆者的には設定1はなさそうだけど6かと言われれば…という感じでした。
ゴージャグを攻めるメリット・デメリット
ゴージャグシリーズは導入台数も多く、皆さんも打つ機会が多いことでしょう。まずはゴージャグを攻めるメリット・デメリットを把握して打つ時の参考にしてみて下さい。
●メリット
①低設定域の機械割が他のジャグラーと比べて高く、中間でも何とかなることも
②低設定でも一撃性がある
●デメリット
①設定推測の難易度が高い
②ベースが他のジャグラーに比べて低い
自分なりのボーダーを見つけて立ち回ろう!
ゴージャグシリーズにはぶどう・REG確率、合算など様々な推測要素がありますが、まずは自分なりの重要視する推測要素と推し引きのボーダーラインを決めて立ち回ってみてはいかがでしょうか。
筆者の場合、よほどヒドい目に合わない限りは2000ゲーム程度を目安に合算が1/130以上、REG確率1/300以上を推移していれば続行し、ヤメ時を意識した場面でぶどう確率と相談。設定4・5なら捨ててもやむなし!的な感じで打っています。
皆さんの立ち回りの参考になれば幸いです!