ホールデータ 企画

自粛明けのホール予測とジャグラーを語る【ホールサイドのジャグ雑感♯12】

2020年5月24日

子供に頼まれてスケボーを購入したものの、安いボードはデメリットが多く存在することを学び、手っ取り早く安価なボードを子供に与えてしまった自分を責めている中野和彦です。

某スケボーショップの動画によれば、3000円程度のスケボーは「スケートボード…のようなもの」だそうです。例えば、トラックと呼ばれるボードとウィール(タイヤ)を繋げる金具の可動域が狭く、自転車で言うなら「ハンドルが動かない自転車を運転するようなもの」だそうです。

その動画は「ハンドルが動かない自転車を大事なお子さんに運転させますか」と続いており、私は居た堪れなくなりました。


※写真はイメージです

さて、ホール店長のインタビューを皆様にお届けする当コラムですが、ご存知のように新型コロナウィルスの影響で取材が行えず、現在記事を書けない状況にあります。

そこで、今回は緊急事態宣言発令前に行った取材内容を元に、僭越ながら私が考える自粛明けの状況を綴りたいと思います。ホール店長によるリアルタイムな経営・心情の吐露を期待して下さっていた皆様にはお詫びいたします。申し訳ありません。

まずは、6号機ジャグラーへの期待についてです。

6号機の新ジャグラーの発表後に十数人の店長とお話させていただきましたが、その全ての店長がジャグラーには期待していると回答しています。

これは、ジャグラーファンにとって嬉しい回答ですが、業界全体を考えた場合、必ずしも喜ばしいないようではありません。

6号機への入れ替えが急務となっている状況にありながら、6号機の検定通過機種が少なく、通過して実際に設置された機種も稼働が最悪の状況…ジャグラーに期待するというより、ジャグラーに頼らざるを得ないというのが、私の印象です。

実際に店長からもそのような意見は散見されており、

都内のA店長は
「ジャグラーがコケたら閉店しなければならないほど切羽詰っている。そういう意味でも、ジャグラーは慎重に使わなければならない」
と語っています。

ジャグラーで抜きたいのは山々だけど、ブチ抜いて稼働を飛ばすわけには行かない…といったところでしょうか。

また、B店長は
「ジャグラーはほぼ全ての店に導入されるでしょうから、気を抜くと近隣の店にお客さんを取られてしまいます。ですから、超薄利で運用すると思います」
と語っていました。具体的な配分を聞くと…

B店長は
「ベースを上げるパターン…設定1を使わず2~3ベースで高設定を数台使うか、設定6を複数台使うメリハリパターンを交互に試すと思います」
と回答いただきました。

B店長の予想では、稼働を維持できるのはベースを上げるパターンだと予想されているようです。

次に既存のジャグラーについてです。

6号機ジャグラーの話を伺った全ての店長が、5号機のジャグラーも今まで通り大事に使うと回答いただいております。というか、ジャグラーに関しては5・6号機を意識しておらず、同じカテゴリーとして扱う店長が多いようです。

ただし、店によって特定のジャグラーは注力するが特定のジャグラーは抜き気味、あるいはイベント時は高設定を多投するが通常営業下は抜き気味…など当然ながら店によって特徴があるので、個別ににチェックしておく必要がありそうですね。

さて、では自粛が明けた暁には業界がどのように動き、我々打ち手はどう動けばいいのでしょうか。これは正直言ってわかりません。何しろ、今回のようなイレギュラーは全ての業界人にとって初めての経験なのですから。

運営する側の店長たちもどうすれば良いのか吟味しているところだと思います。


※写真はイメージです

ただ、事実だけを積み重ねて考えて行くと、ネガティブに成らざるを得ない状況であることは確かです。ほぼ全てのホールが、1ヶ月以上の休業自粛を余儀なくされ、このまま行くと2ヶ月丸々休業しなくてはならない事態にもなりかねない。

当然ながらその間も固定費は発生するわけで、営業再開後は利益優先の運営となることは明白です。特に注意したいのは、旧基準機の扱いですね

数少ない旧基準機の中でも稼働が良好な数機種は非常に抜きやすいため、利益依存度が集中する可能性は高いと言われています。自粛明けの立ち回りは、慎重になる必要がありそうです。


※写真はイメージです

最後に角度を変えた観点を。土地・建物が自前のホールは賃貸のホールに比べて掛かる固定費が少ないでしょうから、若干の余裕があるかもしれません。

各法人のHPあるいは建物の登記から土地の所有者を割り出して、自前物件か賃貸を探るのもアリではないでしょうか。

次回はいつものようにインタビュー主体のコラムが書ける…つまり、新型コロナの感染が収束して取材が可能となっていることを願いつつ、お別れしたいと思います。

ホールサイドのジャグ雑感

中野和彦(なかのかずひこ)が自分の人脈を最大限に引き出し、ホールによるジャグラーの扱い方などを紐解く。読者の皆様にホール店長の考え方やジャグラーシリーズの設定配分などを知っていただくための取材日記。

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