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『バジ絆2導入の影響は!?』ジャグの稼働アップに成功した店長に直撃【ホールサイドのジャグ雑感♯9】

2020年3月11日


※写真はイメージです

「働けど働けどわが暮らし楽にならざりぢっと手を見る」

一向に増えていかない通帳を見ながら、石川啄木の唄がなんと奥深いのかと身にしみている…中野和彦です。

今回お話をうかがったのは、数年前からお世話になっているA店(等価交換)の店長さんです。

実はこのお店、かなり前からジャグラーの稼働に悩んでいました。過去には様々な手を打っていたにも関わらず、その施策が成就しなかったという経緯を持っています。

何故、そのような店にお話を聞いたのかというと、ここ数ヶ月で見るからにジャグラーの稼働が上昇したから。これまでダメだったのに、何故ここに来て稼働が好転したのか。その理由を探ろうと思います。

中野「前店長の頃から、ジャグラーの稼働には相当苦戦されていたとお見受けしたんですが、どんな施策がこのような稼働アップに繋がったんですか?」
店長「簡単に言えば、雑誌やサイト系の取材に合わせて設定状況を好転させたんですが、話は単純ではなくて、かなり細かく分析し、機種毎の特徴を捉えて対策しましたよ」

中野「その分析結果を踏まえて、具体的な内容をお聞かせ願えないでしょうか」
店長「まずはジャグラーのテコ入れにあたって、注意すべき点をまとめました。ジャグラーの稼働が上がっても、他のシマの稼働を落としては意味がない。目的はお客様が店内移動することではなく、ボトムアップを図ることなんです。特にウチは、昔から沖スロが強い。ジャグラーの稼働が上がっても、沖スロの稼働を落としては意味がないんですよ。なので、沖スロの設定は落とさないというのがまず最初の決定事項でした」

中野「確かに、沖スロのイメージは強いですね」
店長「次にAT・ART機との兼ね合いですね。ジャグラーの客層とは明確に分かれるんですが、特定日にはAT・ART機にも注力したいので、そのバランスが重要でした。特に意識したのはバジ絆2の導入です」

中野「バジ絆2? 一見、相関関係はなさそうですが」
店長「ウチは初代バジ絆の台数が多く、長い間メイン機種でした。当然ながら、バジ絆2に期待していらっしゃるお客様も多いはずですから、導入初日から高設定を大量に使う予定だったんです。それでも、ジャグラーの設定は落とすまいと…」


※写真はイメージです

中野「お話を聞いていると、沖スロも新台も、そしてジャグラーも設定状況が良いとなると、大赤字になりませんか?」
店長「もちろん特定日だけですよ、赤字なのは。それに、抜くべきところはしっかり抜いていますので(笑)」

中野「差し支えなければ具体的に聞いても良いですか」
店長「主に、GODシリーズとバラエティ。要するに設定1上等ってお客様が好む機種ですね」

中野「なるほど…。では、詳細についてお伺いします。イベントは昔からありましたし、宣伝広告はむしろ難しくなっているでしょうし、浸透させるのはかなり難しいと思うんですが」
店長「昔は広告を打つだけである程度集客できましたが、今は同じ内容の取材などの回数を重ね、高設定投下を根気強くアピールしなければなりません。ただ、高設定を使えば良いって単純なものでもないんですよね」

中野「と言いますと?」
店長「例えばマイジャグ系。設定6を使うとバランスを取るために、設定1を使いたくなるじゃないですか。コレをすると、設定1の稼働が極端に落ち、設定6だけ粘られて大きな赤字を出す結果になる。しかし、設定の下限を設定2or3にすれば、設定1の台数を減らしても結果的には売り上げ・利益共に数値が良いんです」

中野「マイジャグ以外はどうでしょう」
店長「傾向として、アイム・ゴージャグのお客様は比較的設定に無頓着。ですから、設定1を使ってもある程度は回してくれる。ただ、この2機種の設定1は辛目なので、設定2が中心です。上も設定6を使わずとも設定5で満足していただける。逆にマイジャグやファンキーはぶどうを数える方も多いですし、設定5で満足いただけないことが多いです。ですから最低でも1台は設定6を使うようにしています」

中野「出玉率的には、アイムとゴージャグは設定6の数が多く、マイジャグとファンキーはあっても設定5まで…そう思っていましたが。そんな単純な話ではないんですね」
店長特にマイジャグは見切りが早いんですよ。さらに突っ込んだ話をすると、マイジャグを好む方のみがAT・ART機とバッティングする。したがって、バジ絆2導入のタイミングでもマイジャグはむしろ設定配分をより高めにしましたね」

中野「結果はどうでしたか?」
店長「現状、共存できています。ただ、バジ絆2の方は続々情報が出てきてますんで稼働が維持できるか心配です。6号機は人気に関係なく何れも短命ですから…」

高設定をガンガン投入しても、低設定が動かなくなるという特性を見出し、高設定投入率だけでなく低設定の配分まで細かくケアすることで、全体の稼働アップに成功したA店。

初代バジ絆の稼働が良かっただけに、バジ絆2への期待も大きかったようですが、6号機の新台に頼った経営はリスクが高すぎると感じており、是が非でもバジ絆2導入までにジャグラーの稼働をあげたかったと語っておられました(本来は北斗天昇までに上げたかったのだとか)。

そして、ジャグラーと沖スロの2枚看板が安定していることで、売り上げ・利益の乱高下は防げ、しいては6号機にもある程度高設定を投入できる(高設定を投入できる日が増える)ともおっしゃっていました。

ジャグラーや沖スロに限らず、その店の看板機種が安定して高稼働を維持している店は、当然ながらその周りの機種へお高設定投入率も上がる…のかもしれませんね。

ホールサイドのジャグ雑感

中野和彦(なかのかずひこ)が自分の人脈を最大限に引き出し、ホールによるジャグラーの扱い方などを紐解く。読者の皆様にホール店長の考え方やジャグラーシリーズの設定配分などを知っていただくための取材日記。

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