ついに念願の…!?
皆さん、ご機嫌いかがですか。
スパスロライター大原庄助です。
以前にも何度か書いていますが、この「湯けむりジャグ紀行」にはある「裏テーマ」が存在します。
それは、東北完全制覇。
温泉天国である東北6県の魅力を紹介しつつ、東日本大震災の被災地をほんの少しでも応援したいという気持ちがあったので、このような裏テーマを設定しました。
その自ら課したミッションを達成すべく、これまでに福島、宮城、山形、岩手、秋田の温泉地へ向かい、残ったのは一つの県のみ。
ここは…!?
そう、青森県です!
本州の最北端にある青森は、残念ながら私の居住地から相当な距離があり、時間的にも金銭的にも「結構な旅行」になってしまう。
そのため、なかなか訪れることができませんでした。
しか~し! ついにその時がやってきました!
それでは早速、今回の目的地をご覧いただきましょう!
今回向かった温泉はどこだ!
到着したのは、青森県むつ市にある「恐山(おそれざん)」の温泉です!
恐山はこのあたり!
東京からは車で約9時間、新幹線の場合は東京駅→八戸駅下車→JR大湊線→下北駅→バスという行程でもたどり着けます。その際の所要時間は5時間半程度です。
立派なお寺!
恐山は下北半島の中央に位置する活火山。そこには比叡山、高野山とともに「日本三大霊場」と呼ばれ、862年に創建された曹洞宗の「恐山菩提寺」があります。
三途の川!
まずはむつ市の中心部から車で山を越え、しばらくすると急に硫黄の匂いが立ち込め、「三途の川」を渡ると景色が一変しました。
いざ、入山!
無料の温泉が!
入場料500円を支払ってお寺の門をくぐって参道を歩くと、両サイドに計4つの小さな小屋が見えます。
そこが今回の目的地である温泉です。なんと、参拝者は無料で入浴できちゃんです!
中は至ってシンプル!
浴場にはシャワーなどが一切なく、まさに入浴するだけのような施設。今すぐ浸かりたいのですが、まだジャグラー勝負の前ですので、ひとまず撮影だけしました。
ちなみに、男湯、女湯、混浴、男女入れ替え制という4つの小屋があるので、男性、女性ともに3パターンのお風呂から選ぶことができます。
泉質は硫化水素含有酸性緑ばん泉で、神経痛やリウマチ、胃腸病などに効能があるそうです。
さて、ここからは恐山の風景をご紹介しましょう。
まずはお参り
すぐに異世界の風景が広がる
風車も印象的
白い砂浜の極楽浜
東日本大震災の慰霊塔も
私はこれまでに何度か恐山の景色をテレビや写真で観て、「なかなか他にはない光景だな」と思い、いつか実際に行ってみたいと思っていました。
そして今回、念願が叶ったわけですが……。
いや、マジですごい!
稚拙な表現で申し訳ありません。
でも、本当に「異世界」としか言いようがない景色が広がっていて、特定の信仰心も霊感的なものを持っていない私でも、何かを感じてしまうような気がしました。
手元にはさらに大量の写真があるものの、スペースの関係上、この辺にしておきます。機会があれば、皆さんにも是非一度は訪れてほしいですね。
なお、恐山の開山期間は5月1日~10月中旬まで。冬季は入れませんのでご注意ください。
いざ、実戦!
それでは恐山を一旦離れ、肝心要のジャグラー実戦へ向かいましょう。
今回は青森県まで来ていますので、最初から1泊2日の行程を組んでいます。本日は早朝に家を出て、恐山を見学&ジャグラーを打つ予定です。
果たしてどのような結末を迎えるのか、次回をお楽しみに!
湯けむりジャグ紀行
まずは自分の入りたい温泉地へ出向き、近くのホールにあるジャグラーで勝負。勝てば温泉に入ることができるが、負けた場合はご当地の名物を5つ選び、それぞれ5個ずつ(5×5=GOGO!)食べなければならないという45歳のおっさんにとっては天国か地獄のような企画。