設定5・6が並びで入るとか、アツい末尾があるとか、激アツな公約があるとか…などなど、朝に大勢のお客が押し寄せる取材日・特定日。
SNSの発達により今日どこのホールがアツいのかは、スマホさえあればすぐに見つけることができる。
ただ、そんな取材日・特定日は競争率がエグい。
場所によっては数百人…いや、千人以上並ぶところだってある。たしかに設定状況は良いかもしれないが、それだと自分の打ちたい台を打てる可能性はかなり低い。
私は「ジャグラーで勝つ」ことを目標としているので、取材日・特定日だけを狙うプレイスタイルは不向きだ。
そこで活用しているのが“推しの日”だ。
「今週は××がオススメ」、「○曜日は××の日」といったようなやつだ。
地元ホールにも推しの日は存在しており、サミー機種だったり、ユニバ機種だったり、毎日、何かの機種を推している。
もちろん、ジャグラーも対象になっており、当日は対象機種の稼働がいつもより良くなる。
ただ、“いつもより稼働が良くなる”程度で朝から行列ができるとか、フル稼働になるということはない。
データをチェックしてみると、中間設定以上を散りばめている、いつもよりベースが高くなっている、そんな印象を受けるので人気はあまり高くはない。
だからこそ、狙い目となる。
地元ホールでの推しの日の立ち回り方は、朝から高設定狙いをする。
…ではなく、ある程度耕された昼過ぎぐらいに様子を見に行くのがベターだ。
ほら、イイ感じのマイジャグ空いていた。
BIG:1/229、REG:1/306、合算:1/131の台。
BIG確率は設定6の近似値だがREG確率は設定3と4の間、合算は設定4と5の間。
スランプグラフを見てみると、ずっとだらだらの展開だったが急にハマって追加投資。その直後にジャグ連が起きて取り戻したものの、再びハマってちょいプラスの位置でヤメ。判りやすいヘタレヤメのパターンだ。
数値は悪くないので、もし今日が取材日・特定日だったら「お、並びで自分の台もアツいかも!?」と粘っていただろう。
しかし、今日は推しの日ということもあって「どうせ中間設定だと思うから、別にヤメてもイイや」と考えられたのだと推測できる。
これは推しの日ではよく見掛ける光景。そして、そんな捨てられた中間設定以上ありそうな台を拾って打つのが私の習慣(ジャグスタイル)だ。
ペカリ
ペカリ
一発目のボーナス引くのに時間は掛かったが、その後は大きくハマらずボーナスに当たり続けた。ただ、ジャグ連はなかったのでだっただら、下皿モミモミでボーナス合算は1/130付近をうろうろしていた。
で、打ち始めて1500Gほど経ったとき、少しハマってその直後に1G連込みのジャグ連が訪れた。
残念ながら1G連はREGだったのでジャンジャンバリバリはなかったが、これでようやく下皿がいっぱいになった。
この時点でボーナス確率は、BIG:1/202、REG:1/344、合算:1/127。
REG確率は落ちてしまったがBIGに偏ったおかげで1000枚弱獲得。体感的にブドウの落ちがイマイチだったので、ブドウ確率の逆算ツールを使ってみると1/5.83と微妙な感じ。
低設定って感じではないが高設定とも思えない。
そして、今日は推しの日。これらを総合的に考えると、BIGが良く引けている設定3・4かなと考えるのが妥当だろう。加えて、今日のジャグリズムは
だらだら→ハマる→ジャグ連→ハマる→だらだら→ハマる→ジャグ連→ハマる……
という感じっぽいので、次のジャグ連が来るまで時間が掛かりそう。それならばと、このあと少し回してヤメ。
投資…6000円
回収…900枚
快勝とはいえないけれど、想定内通りの内容だったので満足。
取材日・特定日のホールに訪れることはあるけれど、そればかりだと朝抽選での結果で一喜一憂しすぎて疲れてしまう。なので、こうやって地元ホールでまったりと立ち回ることも大切だ。
ガッツリ勝負するときはして、気を緩めるときにはリラックスする。しかも、どちらでもしっかりと勝利を収めている。
そんな私はジャグラーのプロフェッショナルといっても過言ではないだろう。
もはや、ジャグラーで億り人になっているといっても過言ではない。
ジャグラー投資家の華麗なる日常
自称・ジャグラー投資家であるゴーゴーマン・サックスが、リアルな高設定狙いのほか、ジャグラーオリジナルの立ち回り「ジャグリズム」「波読み」などを披露する実戦メインのコラム。一般的にはオカルトと言われる立ち回りがどのような結果をもたらすのかが見ものである。