
皆さん、こんにちは! ジャグラーサイエンスデータラボ(JSL)所長の邪愚輝男です。
前々回、我がJSLでは「工作シリーズ」の一環として粘土でGOGO!ランプを作成。
読者の皆さんに喜んでいただいた……かどうかは知りませんが、ひとまず自己満足には浸れました(苦笑)。
大人になってからの粘土遊びは、思いのほか面白い。
個人的には数十年ぶりに粘土を触ったこと、そしてジャグラーという自分の好きなものを対象に工作したことも楽しさの要因でしょう。

みなさんも興味があれば、暇なときに「ジャグラー粘土細工」を是非試してほしいですね。少なくとも、いい気分転換になることは間違いありません。
100均に行けば簡単に粘土が手に入りますしね。
完成した後に「……で?」「自分は一体何をしているんだ」などと疑問が浮かぶかもしれませんが、それはすぐに忘れてください。
というわけで、今回も同様の企画を開催します。もちろん、助手の2人にも参加してもらいましょう。
――5月中旬の水曜日。

助手の2人が研究所に到着すると、所長の輝男が粘土をいじっていた。

再遊技男
GOGO!ランプを作って以来、ちょっとハマっちゃった

輝男

日絵郎
粘土って手触りが良いザンスよね。本当に柔らかいものだと、なんだか触っているだけで気持ちよくなる
そうなんだよぉ。あれこれ考えながらさ、触っているだけでも良いんだ

輝男

再遊技男
あれこれ考えながら? 絶対いやらしいことでヤンスね
バ、バカ! 次は何を作ろうかなって考えているんだよ!

輝男

日絵郎
博士が触っている粘土、よく見たら妙に縮れた毛が混ざっているザンスよ。まさか、それを使って……

たまたま混ざったの! この『たまたま』はダジャレじゃないぞ!

輝男

再遊技男
なんだか、匂いも妙に動物系というか、スルメ系の……
もうヤメろって!! ほら、今日のネタを早く始めないと!

輝男

日絵郎

輝男

再遊技男
キャーッ!! そんな汚れた粘土は触りたくないでヤンス!
本当に何もしていないから! ずっと手で触っていただけだよ。安心してくれ

輝男

日絵郎
そもそも博士の手が汚いし、部屋も汚いから、変な毛が混ざったりしてるザンスよ
仕方ないなぁ。じゃあ、あらかじめ用意していた新しい粘土を使ってみるか

輝男



再遊技男
最初から言ってくれれば良かったのに。で、この黄色、黒、白の粘土で何を作るんでヤンスの?

日絵郎
ジャグラーと関係ないじゃないか。ほら、よく考えてよ。この3色のキャラと言えば?

輝男

再遊技男
そう! ……いや、あくまでも君は角田くんだから違う。ツノっちを作ろうと思うんだ

輝男

日絵郎
博士、よく角田さんを見てほしいザンス。体は黄色じゃなくてオレンジに近いザンスよ?
だから、角田くんとは別ものだって! ごっちゃにすると各方面に迷惑がかかるからさ。とは言え、たしかにオレンジだな

輝男

再遊技男
そんな高度な技術を私は持っていない。赤い粘土も前回のやつが少ししか残ってないし。黄色でやってみようじゃないか!

輝男

日絵郎
――こうして「粘土ツノっち」づくりが始まった。

見てくれ、これがメインとなる部分だ。ここに目、耳、口、ツノなどを足していく

輝男

再遊技男

日絵郎

輝男


再遊技男

耳を付けた後、黒の粘土で目と口を作ってみたぞ。写真ではわかりにくいけど、足下にも黒の粘土がある。これで完成だ!!

輝男

日絵郎



再遊技男

輝男

日絵郎
いやぁ、これが私の限界だよ。でも、結構いい感じだと思うよ? 個人的には楽しかった!

輝男

再遊技男
自己満足も甚だしい。読者に見せて恥ずかしいでヤンス

日絵郎
やっぱり博士は自分だけでシコシコ楽しんだり、慰めたりするのが好きザンスか

輝男
――内心、輝男もクオリティの低さを自覚し、今回の挑戦を少し後悔していた。
そして、粘土で何かを作るよりも、単にいじっているのが好きだと改めて知ったのだった。
ジャグラーサイエンスデータラボ
ジャグラーを科学的見地から研究するために立ち上げられた企画。主に市販されている測定器を用いて、ジャグラーの音・光・重さ・匂いなどを徹底的に数値化し、研究につなげる。JSL所長は邪愚輝男(じゃぐぺかお)、その助手は角田再遊技男(つのだりぷお)と郷 日絵郎(ごう ぴえろう)。