男女同権の考えには賛同しますが、“男らしく”“女らしく”という考え方も嫌いではない中野和彦です。
都内の公衆トイレに異変が起きているというネット記事を目にしました。東京都荒川区が管理する公衆トイレ82ヶ所の内、53ヶ所に女性専用のトイレがないそうです。
53ヶ所のトイレには「女性専用トイレはありませんので、バリアフリートイレをご利用ください」という紙が貼られているそうです。
利用する女性からは戸惑う意見が多く寄せられているそうですが、では世界の都市はどうなのでしょう。
ニューヨーク市では、条例で個室トイレはいかなる性別の人でも利用できると決まっているそうです。
イギリスでも多くのトイレが兼用とされていたらしいのですが、2022年以降は新たに設置するトイレは、男女別にするという方針のようです。
個人的にはバリアフリートイレを使うことはありませんが、やはり男女別であって欲しいと思います。
世の女性はどう思っていらっしゃるのか…。今後の動きや流れに注目したいところです。
さて、今回は複数のホールで伺った“設定変更”について取材しました。
まずはA店。都内の某駅に隣接する中規模店舗です。
※写真はイメージです
中野「どのような台を設定変更しますか」
A店長「基本的には上げ下げのみです。しばらく低設定で置いた台に設定4か5を入れ、翌日に落とす。これの繰り返しですね」
中野「イベントもでしょうか」
A店長「イベントは別ですね。事前に想定しておいた設定に打ち替えるだけです」
中野「なるほど」
A店長「もちろん、月のノルマの達成状況によって、設定6の台数や設定1を使うかなどの微調整を加えます」
中野「設定変更判別などの対策はしていますか」
A店長「一切していません」
私の勝手な意見ですが、A店のような設定変更パターンが最もオーソドックスなのではないかと思います。
※写真はイメージです
続いてB店。立地条件、店舗規模ともにA店と似ているホールです。
中野「設定変更の基準を教えてください」
B店長「基本的には上げ下げするだけですけど、状況次第で据え置きや変更を使い分けます」
中野「状況次第といいますと?」
B店長「例えば、低設定で出たときは、設定4や5に上げることがあります。設定通りに出てくれれば、高設定を据え置く店と認識してもらえるかもしれませんから」
中野「なるほど。では、高設定を据え置く状況は?」
B店長「これはベタですけど、高設定が不発に終わった場合ですね」
中野「不発に終わっても、予定通り翌日は設定を下げるホールさんも多いように思いますが」
B店長「それでもいいんですが、ジャグラーの場合はREGが走って、高設定の不発っぽい状況になることがありますよね。これが絶好の据え置きタイミングです」
中野「高設定を据え置くと認識してもらうことのメリットってなんですか」
B店長「高設定でも低設定でも、出た台は翌日稼働が悪くなります。据え置きが多い店と認識されれば、高設定挙動の台が翌日も稼働するので」
中野「確かに、そうかもしれませんね。最後に設定変更判別の対策はしてますか」
B店長「変更したのに据え置きと見せたい場合は1G回します。変更をアピールしたい時はガックンを活かします」
これも個人的な見解ですが、B店長のように詳細を把握してから設定変更を実施しているホールは、ジャグラーの動きも良いですし、動きが良ければ設定状況も良くなるという好循環が生まれている気がしています。
※写真はイメージです
続いてC店。某駅から徒歩数分の立地。駐車場もあるため車での来店も多い店です。
中野「設定変更はどうしていますか」
C店長「ウチは毎日全台設定変更しています」
中野「上げ下げの判断基準はどうでしょうか」
C店長「低設定で数日凹んだ台を中間設定に上げた後、翌日か翌々日に高設定に上げ、そして低設定に戻すというローテーションが基本です」
中野「イベント時はどうされていますか」
C店長「ローテーションを活かし、中間設定に上げた台、高設定に上げた台を据え置けば、通常営業より還元率が上がるので、そのような使い方をしています」
中野「設定変更対策はされていないですか」
C店長「全台設定変更が売りにしていますので、変更したらそのままですね」
一旦、中間設定を挟むという特徴的な変更パターンを行っているC店でした。
C店長曰く同じパターンで使っている店長さんが他にもいらっしゃるらしいのですが、私の知る限りあまり多くないように思います。
C店の他にも全台設定変更のホールは複数ありましたが、A店に近い使い方が多かったように感じます。
※写真はイメージです
ジャグラーを打つ際に重要となる設定変更判別にリールガックンがあります。
それについて、ほぼ全ての店長さんがアイムとハッピーは伝わっているが、ファンキー2とマイジャグは伝わっていないのではないかと仰っていました。
また、動画で撮影してスローで確認するようなプロ中のプロ的な人はほぼいない、とも仰っていました。
私の取材先だけなのかもしれませんが、6.5号機やスマスロといった派手目な機種が登場してからは、ジャグラーに固執する上級者が少なくなったように感じます。
この考えが正しければ、ジャグラーは今が狙い目かもしれませんね
ホールサイドのジャグ雑感
中野和彦(なかのかずひこ)が自分の人脈を最大限に引き出し、ホールによるジャグラーの扱い方などを紐解く。読者の皆様にホール店長の考え方やジャグラーシリーズの設定配分などを知っていただくための取材日記。