2023年が始まったので心機一転、気持ちを切り替えてジャグラーに投資をして“億り人”を目指して行こう…。
そう考えていたのだが、心機は一転することはなく相も変わらずスランプは続いている。
年末辺りでこの窮地を乗り越えたかもしれないと一瞬期待したが、何も変わらずるずると負けが続いている。
どうすれば良いのだ、どうすれば人並みに勝利することができるのか、そう迷いに迷い続け、苦しみ苦しみ続けているとき、ふと目に入ったのが「晒し屋」の情報。
いつからか分からないがSNS上でよく見掛けるようになった、「ホールの出玉や設定状況などの情報を無料で教えてくれる謎アカウント」それが通称、晒し屋だ。
SNS上で日付の検索をしただけで、「〇月×日、オススメのホール」という見出しの書き込みを大量に引っ掛かるほど、今は晒し屋が多くなっている。
晒し屋に対しては賛否両論なのだが、情報は情報として有効に活用しないのは勿体ない。
ただ、注意しなければいけないのは、その情報は鵜呑みにしてはいけないということだ。
良い部分だけを切り取ってピックアップされたり、出玉・設定状況を盛大に盛りに盛りまくることも少なくないからだ。
実際、「○○は全台系でした」と晒されているけれど、当日のデータを見てみると何を根拠に全台系と判断したのか分からない微妙な出玉状況だったなんてこともあるので情報の質は玉石混交といった感じだ。
そんな晒し屋の情報を眺めていたら、思い切りド近所のホールが晒されていた。
いやいや、ここのホールは設置台数こそ多いがほぼ閑古鳥、果てしなくオープンスペースが広がっているぞ。
あの飛ぶ鳥を落とす勢いで人気のあるカバネリだって朝イチ状態のまま昼過ぎぐらい、下手すると夕方まで放置される…そんなところだぞ。
そこが晒しの対象?
なんでも、翌日は全台シマと1/2シマがあるらしい。眉唾物だったが、気にはなったので当日はそのホールを覗いてみることにした。
すると、なんとビックリ、晒し屋の効果かお客の数はいつもの倍以上だった…と書くとスゴそうに思えるが、
いつも:10人未満
当日:20~30人
というだけなので大したことはない。この時点で嫌な予感はしたけれど、一応、高設定に期待して色々な機種を打ってみた。
その結果は…。
惨敗。
高設定らしき台が全然見つからなかった…というよりも夕方ぐらいまで半分近くの台が0Gのままだったので真偽を確かめようがなかった。
まさに玉石混交の石の情報を掴み取ってしまったのだろう。仕方がないので良さげなジャグラーを探して打とうと思ったが、こちらの稼働もイマイチだったのでお手上げ状態、ホールを移動することにした。
晒し屋がスランプ脱出のキッカケとなると思ったが、貧乏くじを引いてしまった。
情報の取捨選択をしっかりして、晒し屋を上手く使えるようになれば勝率アップに繋がるのは間違いないので今回の失敗を活かしたいところだ。
気持ちを切り替えて、いつも通りのジャグリズム狙い。
何軒かホールを巡っていると、イイ感じにジャグ連しているアイジャグが空いていたので着席。
いいね、いいね、セクシーなスランプグラフだ。
加えて、ボーナス確率はBIG・REG共に1/204、合算1/102と良好。
前任者はジャグ連したあと、少しハマってヘタレヤメしたのだろう。こういう台こそが私の狙い目となるのだ。
このジャグリズムを考えると、きっと次当たったときにはもっとエロチックなグラフを描いてくれるハズだ。
なので、たとえ300Gハマろうが、400Gハマろうが打ち続ける価値はあると判断できた。
600Gハマったのでヤメ。
笑っちゃうほど、こうべを垂れたスランプグラフ。結局、この日は何も良いところがなく実戦終了。
古より「夜明け前が一番暗い」といわれている。今は苦しい。下手するとパチスロ人生で一番もがいているかもしれない。
だが、これを乗り越えればきっと事態は好転するので、億り人にまた一歩近づいたと思って良いだろう。
ジャグラー投資家の華麗なる日常
自称・ジャグラー投資家であるゴーゴーマン・サックスが、リアルな高設定狙いのほか、ジャグラーオリジナルの立ち回り「ジャグリズム」「波読み」などを披露する実戦メインのコラム。一般的にはオカルトと言われる立ち回りがどのような結果をもたらすのかが見ものである。