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ジャグラー・ファミリーヒストリー~ジャグラーの歴史を紐解く~【年末年始特別企画 其の2】

2022年12月31日

2022年、パチスロ業界は「完全6号機時代」に突入し、大きな変革期を迎えました。

11月にはスマスロも登場して、「いろいろシステムが変わって難しい」と思うプレイヤーも多いでしょう。

しかし、我々には強い味方がいます。そう、ジャグラーですね。

多少のシステム・出玉の変化はあっても、基本的なゲーム性は変わらない。いつでも誰でも安心して楽しめるからこそ、常に高い人気を維持しているとも言えます。

そんな偉大なジャグラーのDNAは、いつ誕生して、どのような足跡を刻んできたのか。

時代の変化を強く感じた1年だからこそ、王道を突き進むジャグラーシリーズの「ファミリーヒストリー」をこの年末に振り返ってみましょう。

なお、本企画は先日アップされた年末年始特別企画「JQ 2022」にも少しだけ連動しています。

ここで紹介する歴史をしっかりと覚えておけば、きっと嬉しいことがある……かもしれません。

 【4号機時代~ジャグラーの誕生から発展~】

■4号機ジャグ年表

1996年 12月 ジャグラー
1999年 7月 ジャグラーV
2001年 4月 ゴーゴージャグラーSP
2002年 4月 ハイパージャグラーV
2003年 3月 ジャグラーガール
2004年 4月 ゴーゴージャグラーV
2005年 3月 ジャグラーTM
2006年 4月 ファイナルジャグラー
※主要ジャグラーのみ掲載

初代ジャグラーは、1996年に4号機で登場。

それ以前に北電子が発売した「クリエーター7」や「サーカス3」と同様に完全告知マシンで、告知ランプが光ればボーナス確定というゲーム性でした。

当時のパチスロは大量のリーチ目搭載機が多かった。

一方、ジャグラーのリーチ目(メーカー呼称はチャンス目)は、ボーナス絵柄一直線、ピエロとボーナスのハサミ目(ピエロ・ボーナス絵柄・ピエロ)、左リールにチェリー停止+2連チェリー否定(順押し限定)のみ。

ただし、内部的なリール制御により、何の変哲もないバラケ目(ハズレ目)でもボーナスの可能性があることで、いつでも期待感が持てるという特徴がありました。

この特徴こそジャグラーの特筆すべきDNAであり、6号機になった現在でも脈々と受け継がれています。

■その他のトピックス

『ジャグラーV』…先告知を搭載
『ゴーゴージャグラーSP』…MAX BETボタンを搭載
『ハイパージャグラーV』…予告音やリールフラッシュを搭載
『ジャグラーガール』…「ガコッ」音を搭載
『ジャグラーTM』…「無音スタート」を搭載
『ファイナルジャグラー』…6種類の「ご当地パネル」をリリース

 【5号機時代~ホール内の王者へ~】

■5号機ジャグ年表

2007年 1月 アイムジャグラーEX
2007年 4月 アイムジャグラー7
2007年 7月 ラブリージャグラー
2008年 4月 ジャンキージャグラー
2009年 4月 クラシックジャグラー
2009年 7月 アイムジャグラーSP
2010年 4月 ハッピージャグラーV
2010年 8月 マイジャグラー
2011年 3月 アイムジャグラーAPEX
2011年 11月 ミラクルジャグラー
2012年 4月 ニューアイムジャグラーEX
2012年 8月 マイジャグラーⅡ
2013年 4月 ジャグラーガールズ
2013年 7月 みんなのジャグラー
2014年 4月 ハッピージャグラーVⅡ
2014年 8月 ニューアイムジャグラーEX-KT
2015年 4月 ゴーゴージャグラー
2015年 7月 マイジャグラーⅢ
2016年 7月 ファンキージャグラー
2016年 9月 ニューアイムジャグラーEX-KA
2017年 3月 アイムジャグラーEX AnniversaryEdition
2017年 6月 スーパーミラクルジャグラー
2017年 8月 アイムジャグラーEX-AE
2018年 7月 マイジャグラーⅣ
2019年 4月 ゴーゴージャグラー2
※同一機種パネル違いは除く

5号機ジャグラーのなかでの「最大派閥」は、何と言っても「アイム」シリーズです。

一番乗りで登場した「EX」以降、全9機種(パネル違いも含めると17機種)が発売され、さらに6号機でも最初にリリースされました。

基本的なゲーム性は初代EXからほぼ変わらず、先告知・後告知のほか、GOGO!ランプ点灯時の「ガコッ!」も搭載。ただし、ボーナスでの獲得枚数や、プレミアム演出などの細かい点は機種によって異なります。

5号機時代に突入して以降、「アイム」を含めてシリーズ全体の発売ペースが加速し、売上も順調に伸長。

全国ではジャグラー非設置のホールを探すのが難しいほど、その地位を確実なものにしました。

■その他のトピックス

『マイジャグラー』シリーズ…プレイヤー自身だけが楽しめるGOGO!ランプを搭載
『ファンキージャグラー』シリーズ…GOGO!ランプの点灯アクションが複数あり
『ハッピージャグラー』シリーズ…BAR揃いでのBIGを搭載
『ミラクルジャグラー』シリーズ…プレミアムが満載
『ゴーゴージャグラー』シリーズ…完全後告知&「ガコッ!」なし
『ジャンキージャグラー』…BIG中に技術介入あり
『みんなのジャグラー』…システムにユーザーの意見を反映

 【6号機時代~普遍的なゲーム性が愛される~】

■6号機ジャグ年表

2020年 12月 アイムジャグラーEX
2021年 10月 ファンキージャグラー2
2021年 12月 マイジャグラーⅤ
2022年 10月 ハッピージャグラーVⅢ

■その他のトピックス

『アイムジャグラーEX』…筐体の上部にJUGGLERロゴのランプ搭載
『ファンキージャグラー2』…GOGO!ランプの告知パターン増加
『マイジャグラーⅤ』…GOGO!ランプの告知パターン増加
『ハッピージャグラーVⅢ』…新たなプレミアム告知を搭載

6号機時代に入り、ノーマルタイプのボーナス獲得枚数が大幅に制限されました。

それに伴い、ジャグラーシリーズでもBIG・REGともに枚数が減少。『アイム』の導入当初は戸惑いの声も多く聞かれたと記憶しています。

このような変化はあったものの、現在、ホール内で一番安定した人気を誇るのはジャグラーシリーズ。

冒頭にも話したように、普遍的なゲーム性によって、多くのプレイヤーから支持されています。

おそらく7号機以降の時代に移行しても人気は不変。

パチスロという遊技が存続する限り、いや、パチスロが消えたとしても、ほかの形でジャグラーは生き続けるでしょう。

最後に、ジャグラーおよび北電子のパチスロの歴史(導入時期など)は、同社の公式HPで紹介されています。興味のある方は是非ご覧ください。

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