スマスロ、スマスロと寝ても覚めてもパチスロ業界はスマスロの話題で持ちきりだ
だが、そんなスマスロには足りないものがある、それはジャグラー。もちろん、激しい一撃性能は魅力的だが、皆が皆、パチスロにそんな過激な刺激を求めているわけではなく、まったり打ちたい人も少なくない。
だから、私はスマスロにジャグラーの登場を願う。
ここで重要なのは、擬似ボーナスのAT機のジャグラーではなく、今まで通りのノーマルタイプのジャグラーだということだ。
「ノーマルタイプに有利区間は関係ないから、スマスロになっても意味なくね?」と思う人がいるかもしれないが、スマスロの魅力は有利区間の規制緩和だけでない。
コインレスなので、コイン投入や出玉をドル箱に入れる手間が省ける、ホッパー絡みのエラーがないなど。
そのため、通常のパチスロより多く回せるから高設定をツモったときの見返りが大きくなる。
さらにカード1枚でスムーズに台移動できるから楽だし、手も汚れないとイイこと尽くめ。
さらにしばらくスマスロは機種の種類が少ないので、頻繁に入れ替えることができない。
だからこそ、不動の人気があり長期稼働が見込めるジャグラーならホールにも需要があるだろう。
さらに、新しいものに抵抗を感じる年齢層もジャグラーで登場すれば、スマスロに興味を持ってくれるハズ。
ということで、打ち手の利便性だけでなく業界の活性化という意味でもジャグラーのスマスロ化、『スマートジャグラー(仮)』の登場は好ましいと思う。
さて、話は変わって私のジャグラーの調子。
どうも、最近イマイチだ。打てば負け、負けは打っての繰り返し。これは間違いなくスランプに陥っている。
先日の話。いつも通り、良いジャグリズムの台を探していたら、こんなのが落ちていた。
現在213G、ボーナスはBIGのみ9回、ボーナス合算は1/157。そして、ジャグ連した痕跡がある。
低設定の数値だが、BIGに偏る+ジャグ連しているのであれば、これは「出したがっているジャグラー」と判断できたので迷わず座った。
前任者はジャグ連したあとハマったので、怖気づいてヘタレヤメしたのだろう。
だが、この台は勝利が約束されている、もっと出る、捨てるなんてとんでもない、この程度のハマリで捨ててしまうなんて何も分かっていない。
そう自信満々にレバーを叩き始めたら、
720Gまでハマってペカリ。
深いところまでハマってしまったのは想定外だが、ここからBIGオンリーのジャグ連が来るのはジャグリズム的に間違いないので、期待に胸を膨らませたら
REG…。
いやいやいや、なんで急にREGが来るのだ。ここまでのジャグリズムを考えたらBIGのハズなのに、どうしてREGなのだ。頭の中は???でいっぱいになったが、
ボーナス後に即ペカリ。
さっきのREGは想定外だったが、ここからはきっと想定通りのBIG連が来るハズだ。
すでに投資額は1万6千円と大きく膨らんでいるので、このジャグ連で逆転に期待したいところだ。
すると、
REG…。
さらにペカリ。
さらにREG。
ペカリ、ペカって見事にジャグ連。
REG、REGって見事に下皿プレイ。
BIG:9回、REG:0回から打ち始めたのに、BIG回数はそのままでREG回数だけを増やしてしまった。
ここ最近の流れを考えると、これ以上打っても傷を広げるだけと判断してジャグ連が終わったところでヤメ。
結局、何も良いことがなくただただ負けてしまった。
分かっていなかったのは前任者でなく私のほうだった。
こんな感じで最近は本当に調子が良くない。
パチスロを打っていればスランプは必ず訪れるものなので今回が初めてではないのだが、思い通りに勝てないのは精神衛生上あまり良くない。
では、どうすればスランプから抜け出すことができるのか。
それは長年の経験から分かっている。慌てず騒がず「今まで通りのことを続ける」、これに尽きる。
連敗に動揺して立ち回りを変えたり、新しいことに挑戦したりすると生兵法は怪我の基、負けが負けを呼ぶ負のスパイラルに陥りスランプが長引きやすくなるもの。
また、負け続けると自信がなくなってくるのでワラをも掴む思いでオカルトめいたものに頼りたくなってしまいがちなので、心を強く持つことが大事だ。
スランプは必ず終わる、止まない雨はない、明日はきっと今日より良い日、そう信じて
実戦後、ゴーゴーカレーでカツカレーを注文した。
「GOGO!で勝つ」、きっとこれでスランプの終わりは近づいた。
これでジャグラーで、億り人になる日も近づいたハズだ。
ジャグラー投資家の華麗なる日常
自称・ジャグラー投資家であるゴーゴーマン・サックスが、リアルな高設定狙いのほか、ジャグラーオリジナルの立ち回り「ジャグリズム」「波読み」などを披露する実戦メインのコラム。一般的にはオカルトと言われる立ち回りがどのような結果をもたらすのかが見ものである。