スロッターなら誰もが注目のスマートパチスロことスマスロがついにホールデビュー。
まず登場したのは『Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!!』、『スマスロリノヘブン』、そして、ヴヴヴと変わった愛称で知られる『パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ』。
導入前はヴヴヴの出玉性能ばかり注目されていたが、いざ蓋を開けてみると
全機種でド派手な出玉報告が散見された。
早々にコンプリート機能は発動されたらしいし、導入台数の少ないホールでは“平均万枚”といった羨ましい珍事件も起きたらしい。
普段ジャグラー投資家をしている私でも、これは気にならないはずがない。
「スマスロなんて興味ないよ、私はジャグラー一本だ」と自信を持って言えるとカッコいいかもしれないが、そんな状況なら打たないわけにはいかない。
ということで、今回はスマスロを打ってきた。
日本ではスマートというと「細い」という意味で使われがちだが、英語のSmartは「賢い」とか「洗練された」とか「カッコいい」という意味で使われる。
では、ジャグラーはどうか。
これをスマートなパチスロと言わずして、何と言えようか。なので、ジャグラーは広義的にはスマスロなのだ。
そして、ジャグリズム(ジャグラーの波)の読むという“賢い”立ち回りをすれば、より一層スマートになる。
実戦したのは、5のつく日。
狙ったのは末尾が5のハピジャグv3だ。
スマスロ導入から間もなかったので朝抽選ではいつも以上の人が並んでいたが、幸運にも良番を引けてお目当ての台を確保。
並んでいた人の多くはまっすぐスマスロに向かっていったが、すぐに満席になっていたので無理と分かると違う機種に座っていった。
スマスロを打ちたい→空いてない→他の機種を打つ。
郊外店ということもあってかホールからお客が出ることはなく、この行動をしている人が目立っていた。
ふと、ホール内を見まわしてみるとスマスロ以外の機種も高稼働になっていた。
激アツな特定日でもないのに、ここまで熱気のある状況は久しぶりだ。
正直、スマスロの話を耳にしたとき、スマスロに集中して他の機種の稼働が落ちるのでは…と不安に思っていたがそんなことはなく、むしろ稼働は上がっていた。
もちろん、この加熱っぷりはいつか落ち着くと思うけれど、パチスロ業界が今以上に元気になる、そのキッカケとなり得る予感がした。
これでパチスロの未来は明るい。
GOGO!ランプも明るい。
中押しで中段ブドウ停止→ピエロorブドウ否定。
王道のボーナス一直線と、スマートすぎる流れで輝いていた。
光る前の写真だが、中押し中段7→チェリー否定もとてもスマート。
ハピジャグv3は本当に面白い。どこから押すかで表情を大きく変えるので、通常時のスマート感がより増している。ただ、1つ問題点がある。それは
ジャグリズムが全然読めないことだ。
導入から1カ月以上経ったが、いまだ苦戦している。
“波”に上手く乗れない。
他のジャグラーなら、「ここからジャグ連するリズムだな」と思えるようなときでも不発で終わることが多く、諦めて席を立つと次打った人が即ジャグ連を射止めて大勝という悔しすぎるパターンを何度も経験した。
今回は高設定狙いで打ったのだが、挙動がイマイチだったので途中からジャグリズム狙いに変更した。その結果は、例の如く“波”を掴めずに撃沈。
結局、4台ほど打ってトータル2万円負けで終わってしまった。
もしかすると、ハピジャグv3は他のジャグラーとジャグリズムが大きく違うのかもしれない。
そうなると、戦い方を考え直す必要が出てくるので、それこそ“賢さ”が試されるといっても過言ではない。
つまり、ハピジャグv3はスマスロ以上にスマスロ、そんな気がしてならない。
このことに気付けた私は、億り人にまた一歩近づいたといっても良いだろう。
ジャグラー投資家の華麗なる日常
自称・ジャグラー投資家であるゴーゴーマン・サックスが、リアルな高設定狙いのほか、ジャグラーオリジナルの立ち回り「ジャグリズム」「波読み」などを披露する実戦メインのコラム。一般的にはオカルトと言われる立ち回りがどのような結果をもたらすのかが見ものである。