皆さん、ご機嫌いかがかな。カバオだ。
いきなり私事で恐縮だが、ちょっと前に年齢をまた一つ上乗せした。
この歳になると、誕生日はまったく嬉しくない。
家族からのお祝いも素っ気ないもので、妻はパチ屋の余り玉で貰うようなお菓子(らしきもの)を「はい。おめでと」と笑顔もなく渡してきた。
もちろん彼女の嫌がらせとか、感情ゼロとか、ただの義務感とか、そういった感じではない。
むしろ、私からの「余り玉で貰ってきたやつか!」というツッコミ待ちだ。さりげないけど、深い愛情が詰まったコミュニケーションを図るため、あえてショボいお菓子を贈ってくれたのだろう。
……と思ったのだが、満を持してツッコんだところ、真顔で「は?」という返事が来た。どうやら私の早合点だったらしく、それなりにレアなプレゼントだったらしい。
その後、現在まで会話を交わしていない。いくつになっても、人間関係は難しい。私が悪いんだけど。
話は変わる。
年齢を重ねるたびに、学生時代の同級生と会う機会は減ってくる。私に限らず、ほとんどの人が同じだと思う。
基本的に中・高校時代は、ほぼ限られた仲間と、ほぼ限られた場所でしか動けない。しかし大学や専門学校などに進学すれば、いろんな意味でフィールドが広がる。
そして社会人になれば、なおさらだ。
大きく広がった環境のなかで、大人になった我々は自分の居場所を選び、そこに適応するため必死に生きる。こうして、結果的に同級生との関係性が薄れていく。
もちろん、全員と疎遠になるわけではなく、親友として頻繁に会う仲間もいる。
しかし、ほとんどの同級生は学生時代に話しただけで、もう何年も会っていない……ことが多いだろう。
先日、自宅から10kmほど離れた街のラーメン屋に入った。仕事で外出し、ちょうど空腹のタイミングで見つけたお店。これまでに一度も入口を跨いだことはない。
コの字カウンターの対面には厨房があり、3人のスタッフが慌ただしく動いている。私はチャーシューメンを注文した後、何気なく店内をぐるりと見渡した。
すると、壁の隅っこで「食品衛生責任者」の札が目に入る。多くの飲食店に掲示してあるアレだ。
普段であれば何も感じず、すぐに視線を移しただろう。しかし、この日は違った。
どこかで見覚えのある名前……のような気がする。
でも、誰だろ? とりあえず厨房にいる人たちをチェック。分からない。奥のほうに同世代っぽい男はいるけど、たぶん知り合いではない。
……いや、待て。
あのメガネ、あの目つき。同級生じゃね?
よ~く見ると、高校時代に同じクラスだったA君の可能性が高い。名前も一致する。
彼とは高校を卒業して以降、一切会っていない。当時はそれなりに会話を交わしていたものの、特別に仲良しという感じではなかった。
私の視線を感じたのか、推定A君もこちらをチラリと見返した。ただ、どうやら私とは認識できなかったらしく、一瞬で本来の業務に戻る。
こういった場合、声をかけるべきなのか。
仮に私から声をかけても、何を話せば良いのだろうか。そもそも相手は厨房の奥で仕事中だ。会計担当でもなさそうだし、話すタイミングも難しい。
――結局、私はチャーシューメンを急いで食べて、さっさと店を出た。味はそれなりだった。
疎遠だった同級生に偶然会ったとき、何が正解なのだろう。未だに答えは分からない。
いくつになっても、人間関係は難しい。
本題に入ろう。
前回はトータル収支がマイナスとなってしまい、久々の連勝は叶わなかった。まもなく2022年も終わりそうだが、今年もかなり負けている気がする。
しかし、振り返っている暇はない。今回こそは……と改めて気合いを入れ、自分なりに立ち回った結果をご覧いただきたい。
■今回の結果
実戦台数8台
投資金額…8000円
トータル差枚数…+246枚
トータル収支…+3000円
■ピックアップ実戦
【マイジャグラーⅤ】
22 BIG 1000円
82 BIG チェリー同時当選
49 REG
291 BIG
155 BIG 先告知
97 REG 先告知
5 BIG
102 BIG チェリー同時当選
25 BIG
418 REG
74 BIG
39 REG
100 ヤメ
今回は計8台で英世1本勝負を敢行し、ヒットしたのは上記データの1本のみだったが、これが大きかった。
22ゲームで初ヒットを飛ばすと、以降は順調な展開に。
途中、418ゲームハマリ+REGでイヤな予感がしたものの、その後に再び連チャンをかまし、十分なコインを手にしたままフィニッシュ。
トータル収支もプラスとなり、私なりに快勝を飾ることができた。
この調子で、ひとまず2022年の残り2ヶ月を一気に駆け抜けたいものだ。
英世さん1本勝負
1台あたり1000円(=英世1本)のみ打つ企画。ボーナスや当たりを引ければ勝負を続行(ヤメ時は臨機応変に対応)、引けなければ即座に台移動する。実戦人は1ヶ月間にできる限り勝負を敢行し、その結果を隔週くらいで公開予定。