皆さん、ご機嫌いかがかな。カバオだ。
お気づきの方はほとんどいないと思うが、この「英世さん1本勝負」は今回で連載70回目を迎えた。
連載がスタートしたのは2019年の9月。当時はコロナの「コ」の字も見えず(すでに中国では何かあったかもしれないが)、今考えれば世の中は平穏だった。
以降、その時々の雑感を書き殴り、くだらない下ネタなども織り込みながら、なんだかんだで丸3年。よくもまぁ、こんな自分勝手な企画に付き合ってくれたものだ。読者の皆さん、そしてサイト担当者に感謝したい。
いつまで続くか分からないが、今後もよろしくお願い致します。
さて、話はガラリと変わる。
少し前、私が気になっていた話題は「ごぼうの党」…ではなく、「小泉孝太郎と純一郎」の共演……でもなく、「JR只見線」である。
前の連載でもほんのり触れたが、只見線は10月1日に11年ぶりの全面復旧を果たした。
軽く経緯を振り返ると、2011年7月に発生した豪雨水害により、会津川口駅と只見駅の間は不通となった。
すでに大赤字だった路線のため、JR東日本側はそのまま廃線にする考えもあったと思われるが、福島県と沿線の自治体などがそれに待ったをかけ、協議が始まる。
そして2016年、福島県と沿線の市町が土地を保有し、JR東日本が車両を運行する「上下分離方式」による復旧を決定。
6年後の2022年10月1日に全面再開することになった。
説明不足な面もあると思うので、詳しくは各自調べていただきたい。
私は福島県の会津地方を(主に旅行先として)何度も訪れているし、只見町やその周辺、いわゆる奥会津の素晴らしさも知っている。
JR只見線からの絶景も何度か眺めている。
だからこそ、全線復旧は諸手を挙げて喜びたい……のだが、やはり一抹の不安が残る。
本当に只見線は持続可能なのだろうか。
もちろん、どんな世にも栄枯盛衰はある。鉄道だろうが何だろうが、永遠はあり得ない。
ただ、ひとまず今生きている人間がぼんやりと想定できる未来、ざっくり言えば10年~30年後ぐらい先までは、現状からの変化に対して敏感になってしまうものだ。
少子高齢化や過疎化などにより、日本全国のローカル線はかなり厳しい状況である。さらにコロナ禍が追い打ちをかけ、JR各社をはじめとする地方路線を持つ会社は、廃線も現実的な視野に入れている。
そのような状況で、上下分離方式で復旧を果たす只見線に「勝算」はあるのか。
しばらくは国内の観光需要もあるし、インバウンドの効果も戻ってくるだろうけど、それはいつまで続くのか。税金ジャブジャブ系の路線になってしまわないか。
それで存続できるならマシだけど、いずれは結局……。
もちろん、私はただ単に懐疑的なのではなく、只見線をはじめとするローカル線に頑張ってほしいからこそ、将来について勝手に考えてしまう。
あまり難しいことは分からないし、余計なことを言うとボロが出そうなので(すでに出ているけど)、このあたりでヤメておこう。
とにかく1人のファンとして、まずは只見線の復旧を祝い、近いうちに乗りたいと思う。そして、その素晴らしさを自分なりに少しでも広めつつ、できれば40年後(私は80歳ぐらい)にも乗りに行きたいものだ。
本題に入ろう。
前々回、前回と連敗しており、さすがに今回は勝ちたい!…と強く願いながら勝負した。果たして結果はどうだったのか、ご覧いただきたい。
■今回の結果
実戦台数12台
投資金額…12000円
トータル差枚数…+353枚
トータル収支…+5000円
■ピックアップ実戦
【ファンキージャグラー2】
40 REG 1000円
9 BIG
89 BIG チェリー同時当選
199 REG
133 BIG 先告知
10 BIG
252 BIG
4 BIG
189 REG 先告知
68 BIG
18 REG
23 BIG
143 ヤメ
今回は計12台と、個人的には結構な台数を打ってみた。
結局、英世1本でヒットしたのは上記データのみだが、終わってみれば快勝。
初当たりはREGで「飲まれヤメかな」と思っていたところ、即座にBIGを引き、以降も順調な展開に。最後は2ケタ連チャンを刻んだところでフィニッシュした。
これにより、トータル収支もプラスとなり、連敗も見事にストップさせることに成功した。
この調子で次回も頑張りたい。
英世さん1本勝負
1台あたり1000円(=英世1本)のみ打つ企画。ボーナスや当たりを引ければ勝負を続行(ヤメ時は臨機応変に対応)、引けなければ即座に台移動する。実戦人は1ヶ月間にできる限り勝負を敢行し、その結果を隔週くらいで公開予定。