ホールデータ 企画

ハッピージャグラーVⅢ導入まで既存のジャグラーは期待感アップ【ホールサイドのジャグ雑感♯54】

2022年9月27日


※写真はイメージです

6.5号機の堅調な動きを喜ばしく感じている反面、パチンコ店の倒産件数を憂いている中野和彦です。

東京商工リサーチによれば、今年8月までのパチンコ店の倒産件数が20件となり、早くも去年1年間の倒産件数を超えたとのこと(2021年は18件)。

記事によれば、大手チェーンなど資金力のあるホールは、各台計数機の導入等によってコスト(人件費やドル箱等の備品)の削減に踏み切っている。

しかし、資金力のないホールはコスト削減が進まず、経営が悪化していると書かれています。

加えて、11月に控えるスマスロの導入がホールを苦しめているのだとか。

パチスロ市場の起爆剤として期待されるスマスロ。

しかし、導入する機械代に加えて、サーバーやユニットなど新しいシステムのために1台あたり約100万円の設備投資が必要とされています。

さらに半導体不足等により、システムそのものの供給が間に合っておらず、奪い合いになることで設備費用が高騰するのではないかという懸念も出ています。

それにより、資金力に問題のあるホールは、すんなり導入できないとの見方もあります。

となると、年末年始の稼ぎ時にスマスロの導入如何で来店客数、ひいては売り上げ・利益に大きな差が生じるのではないかという見方も出ています。

現状より苦しくなるのであれば、余力のある今のうちに廃業してしまおう…そう考えるホールも少なからずあるのではないか?と記事では締めくくられていました。

スマスロには業界の一人として当然期待していますが、一方で設備投資という足枷がのしかかるということも忘れてはならないようです。

当然、設備投資の負担は、後々打ち手が背負うことになるのですから…。

 さて、今回は次期ジャグラーに向けての話を伺ってきました。

「ハッピージャグラーVⅢ」の導入を控えて、既存のジャグラーをどのように扱うのでしょうか。

取材させていただいたホールは首都圏のX店、駅前立地の中規模のホールです。


※写真はイメージです

中野「よろしくお願いします。ハッピージャグラーVⅢがついに発表されましたね」
X店長「やっとですね。でも、いいタイミングだと思います」

中野「といいますと?」
X店長「11月に入るとホールはスマスロで頭がいっぱいになっちゃいますからね。もう少し早ければ、6.5号機の盛り上がりに押されてジャグラーが霞んじゃう…ベストなタイミングじゃないですかね」

中野「でももっと早く欲しかったんじゃないですか」
X店長「もちろん、もっと早く欲しかったですよ。できれば今年の始め、イヤ、昨年末に欲しかったかな」

中野「そうですよね。ここからはハッピー導入までにおける既存のジャグラー扱い方を伺わせてください」
X店長「10月の頭はほぼ変えませんね。10日から1週間前ぐらいから、ジャグラーへの意識付けに設定配分を変化させる可能性はありますけど」


※写真はイメージです

中野現状の設定はどのような入れ方でしょうか」
X店長「アイムは設定2ベースで設定3・4を少し、ファンキー2は設定4と5を1台ずつか各1台、残りは設定1と2を半々。マイⅤは設定4を2~3台で残りは設定1と2を半々ですかね」

中野「その配分から、どのように変えるんでしょうか」
X店長イベントと同じ使い方になりそうです

中野「なるほどですね」
X店長全機種設定1を使わず、アイムは設定2・3・4を均等で1台設定5or6、ファンキー2は設定2ベースに設定5or6を1~2台、マイⅤは設定2ベースに設定4・5・6を1台ずつですかね」

中野「ハッピー導入の10日前、ないし1週前くらいからその配分で運用して大丈夫ですか」
X店長「もちろん、微調整はしますよ。出過ぎたら多少は落としますし、出なかったら高設定を増やします」


※写真はイメージです

中野少なくとも通常営業以上は期待できるということですね」
X店長「そうですね。それでなくても、ジャグラーは6.5号機導入の影響で若干抑え気味の状況が続いたので、お詫びの意味を込めて甘く使っていこうと思います」

中野「その状況でハッピーを迎えるということですね」
X店長「ジャグラーの稼働をアップした上で、その良い流れをハッピーに繋げたいですね」

中野「ハッピー導入後は、他のジャグラーは抑え気味になりそうですか」
X店長「それはまだ決めていません。ハッピーの稼働と他のジャグラーの状況次第ですね」

中野「若干、勇み足でしたね…スミマセン。本日はありがとうございました」


※写真はイメージです

確実な稼働が見込め、しかも長期的に使えるだろうハッピージャグラーVⅢへの期待感は大きいようで、導入直前からジャグラーへの意識付けを図るというX店長。

そういう心積りのホールは少なくないようです。

一つ懸念があるとすれば、半導体不足等によって需要不足になる可能性があるということではないでしょうか。

供給不足によって利点があるとすれば、ハッピーに座りたいが取れなかった。

そんな人たちのケアにより、店の良し悪しが自ずと見えてくることではないでしょうか。

既存のジャグラーが、ハッピーに溢れた人達の受け皿になっている(出玉をアピールしている)ホールなら、継続して打てるホールと認定して良いかもしれません。

ホールサイドのジャグ雑感

中野和彦(なかのかずひこ)が自分の人脈を最大限に引き出し、ホールによるジャグラーの扱い方などを紐解く。読者の皆様にホール店長の考え方やジャグラーシリーズの設定配分などを知っていただくための取材日記。

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