今年もお盆がやってきた。
長期休暇となるこの時期は黙っていてもホールに足を運ぶ人が多くなるので、設定状況が厳しくなりやすい。
もちろん、客寄せのために高設定を使うところはあるかもしれないが、その比率は絶対に悪いだろう。
SNSではいわゆる“晒し屋”の人たちが派手な出玉状況をアピールして誘惑してくるかもしれないが、晒されていない部分は間違いなく地獄絵図だろう。
とくに今年は6.5号機という話題性があり集客に期待できるので、いつにも増して回収してくると予想できる。
また、ジャグリズム狙いをしようにも、高稼働で動けないとなると流石に手も足も出ない。それ故に「お盆の間はホールに行かないのが得策」だろう。
そう頭では分かっていたのだが、気付いたら、ジャグラーの前に座っていた。
「ジャグラーを打たなかったら、何をすればイイか分からない」
これが悲しきジャグリストの性。
いや、誇るべきジャグリストの習性か。
今回打ったのはアイジャグこと『アイムジャグラーEX』。
皆も知っての通り、アイジャグは今ホールで活躍しているジャグラーの中で一番機械割の低いマシン。
比較してみると、こんな感じ。
設定4~6の数値が控えめとなっている。そのせいもあってか特定日でも一番埋まるのが遅く、空き台が目立つことも珍しくない。
では、なぜそんなアイジャグを選んだのか。
その理由は簡単で、今回訪れたホールのアイジャグは常連と思われる高齢者からの人気が圧倒的に高いからだ。
それはつまり、しっかり遊べている、常連を大切にしている、日頃から中間設定がある、と推測できる。
おそらく、この傾向はお盆でも変わらないだろう。
なので、「ジャグラーで遊びたいだけ」と軽い気持ちで打つときは、こういうホールでまったり打つに限る。
負けなければ良い、それぐらいハードルを下げて打ち始めると、投資千円、31Gで
チェリーからBIG。
あまり上手く撮れていないが、CHANCEの部分がレインボーに光っている。
ボーナス後にジャグ連は発生しなかったが、140GでBIGと追加投資することなく繋げることができた。しかも、今度はレバーON時にファンファーレが鳴った。
ボーナスを2回引いて、2回ともプレミアというのは縁起が良い。
今日はなにか良いことがあるかもしれないなと親指に乗るぐらいの小さな期待をしたが、残念ながら200G付近まで何も起きず出玉は大きく減ってしまった。
そんなとき、ちょうど空き台ができたのでそちらに移動。
データ表示器を確認してみると、ボーナスが軽い感じではないけれどハマっているわけではない。
激しいジャグ連は発生していないけれど小さな波は起きている、可もなく不可もなく、そんな印象の台。
勝負するという強い気持ちで打つのなら適していないが、遊ぶのならこれで十分だ。
2台目も打ち始め早々、30GでBIG当選。その後もハマることなくコンスタントにボーナスが引け、小さなジャグ連も発生して、しかもBIGに偏っていたので
数時間後には下皿はいっぱいになり、ドル箱を使用。
お盆ということ考えるなら、ここで勝ち逃げするのがベターな選択だと思う。だが、まだ打ち足りない、もうちょっとジャグりたい気分。
今日ぐらい本能の赴くままジャグっても罰はあたらないだろう。投資は千円なので,例えここから大ハマリを喰らってもヤメ時を間違えなければ負けることはない。
だったら、もうちょっと遊ぼう。
ハマってREG、ハマってREG、急にボーナスが重くなる&REGが出しゃばるようになって出玉は大崩壊。楽しい時間は急に終わった。
REG後、辛うじてBIGを引けて出玉を確保できたので、そこでヤメ。
【実戦結果】
投資…1,000円
回収…451枚
収支…+8,000円
自分の打った台が高設定だったのか、低設定だったのかは判らないが、何も考えず無邪気にジャグっただけなので細かいことは気にしない。
普段、ガチガチで立ち回っている人も今回の私のようにたまにはゆるい気持ちで打ってみたらどうだろうか。頭を空っぽにして打つと、
いつも以上にGOGO!ランプの光で癒されるぞ。
ジャグラー投資家の華麗なる日常
自称・ジャグラー投資家であるゴーゴーマン・サックスが、リアルな高設定狙いのほか、ジャグラーオリジナルの立ち回り「ジャグリズム」「波読み」などを披露する実戦メインのコラム。一般的にはオカルトと言われる立ち回りがどのような結果をもたらすのかが見ものである。