企画

現場とジャグの狭間で【Youは何しにジャグラーへ? 11人目】

2022年6月7日

常に賛否両論がありながらも、確実に多くの人間を魅了している日本の文化――。

今日も日本全国のホールではパチンコ・パチスロに人が集い、もちろんジャグラーシリーズのシマも活況を呈している。

基本的に彼らは遊技機を「ギャンブルマシン」として見ているだろうが、その裏側には金銭の価値だけで測れない「打つ理由」が存在するかもしれない。

この企画では、自称ジャーナリスト・板橋北子(いたばしきたこ)がゲリラ取材を敢行し、「Youは何しにジャグラーへ?」と問う。

さて今回はどのような物語が紡がれるのだろうか――。

 【Vol.11 現場とジャグの狭間で】

■日時:2022年6月某日(火) 11:00
■場所:南東北・某県某市
■取材対象:Kさん(推定36歳・男性・建築業)
※事前に了承を得た上で、インタビューした体のフィクションです。

――Youは何しにジャグラーへ?

「今日は大雨だべ?」

――小雨ですけど、まぁ雨ですね。

「おれらの仕事は、雨だとできねぇんだ」

――外のお仕事?

「この格好を見たら分がっぺよ」

――ニッカポッカですね。鳶職とか建設業の方?

「姉ちゃん、これでサラリーマンだったらどうすんのよ(笑)」

――雨だから休みになって、だからジャグラーを?

「まぁ、親方が休みっていうからよ。仕方ねぇべ? だからパチ屋に来た」

――ジャグラーの理由は?

「実はあまりパチスロのことを知らねぇんだ。仲間に誘われて数回打っただけだからよ。でも、ジャグラーなら分かる。光ったら当たりだべ? 一気に5000円ぐらい出るんだべ?」

――まぁ、そうですね。

「オレでも安心して打てるし、いつでも近くで遊べるのが良いよな。元々ギャンブルは好きじゃねぇけど、ジャグラーとボートレースはイケるわ。あとマカオのカジノとtotoBIG」

――それってギャンブル大好きなのでは…?

「んだかもな。働かねぇで稼ぐのが理想だわ、ハハハ!」

――あれ、誰かが近づいてきました。

「……お、親方! すみません、現場に行こうと思ったんですけど、つい足が……」

――雨だから休みじゃなかったんですか。

「親方、これから地道に働きます! 借金も返しますから! 許してくんちぇ!」

Kさんに幸あれ。

Youは何しにジャグラーへ?

板橋北子(いたばしきたこ)がアポ無し取材を敢行し、ジャグラーを打っている人々に「Youは何しにジャグラーへ?」と問う、インタビュー形式のコラム。「ジャグラーを打つ理由」を聞き、ドラマチックな人間模様や波乱万丈の物語を紹介していく。

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