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ジャグラーとその他の機種の関係性とは?【ホールサイドのジャグ雑感♯45】

コロナ禍になり動画視聴という趣味が増えた中野和彦です。

基本的にはYouTubeなどの無料動画を利用していますが、松本人志さんのドキュメンタルを見たかったため、Amazon primeだけ有料会員になっています。

そのおかげで、ボクシング世界ミドル級タイトルマッチ「村田諒太VSゴロフキン」をリアルタイムで見ることができました。

6月に行われる「井上尚弥VSノニト・ドネア」もAmazon独占配信らしいので、今から楽しみでなりません。

 さて、今回はジャグラーが抱える問題を伺ってきました。

取材先は都内の中規模店Z店。ジャグラーとAT・ARTの関係性に注目しながら読んでいただければ幸いです。


※写真はイメージです

中野「よろしくお願いします」
Z店長「お願いします」

中野「まず、ジャグラーの稼働と売り上げについて伺わせてください」
Z店長「ジャグラーは特に語ることもないんだけどね」

中野「それだけ、順調ってことでしょうかね」
Z店長ジャグラーが順調って言うか、他がダメでそっちの方が問題だよね」


※写真はイメージです

中野「どの機種のどんなところがダメなんでしょうか」
Z店長「低設定の誤爆がほとんどないから、人気機種でも低設定が動かないんだよ」

中野「なるほど」
Z店長「高設定しか動かないと利益が厳しくなるから、設定6を5に下げ、ベースを設定2から1に下げたりするじゃない」

中野「ハイ、そうなりますよね」
Z店長「そうすると、その機種自体が全く動かなくなるんですよ。動いても1周期とか1回のCZとかまで回されて、その後閉店まで1Gも回されないとか…。そんな機種ばっかりなんだよね」


※写真はイメージです

中野「そんな人達がジャグラーに流れてくるわけですね」
Z店長「そうなんだよね。ジャグラーなら全台設定1とか全台低設定ってことはないと、お客さんは思っているし…」

中野「ちょっと待ってください。お客様が思っているとおっしゃいましたが、実際は全台低設定という日もあるんですか?」
Z店長「ないない…。お客さんの考えは正しいってことだよ。実際、ド回収の日でも設定4とか5は使うから」

中野「そうですよね、少し驚きました」
Z店長「回収日でもそれなりに中間~高設定を使うし、ジャグラーなら低設定でも出る瞬間ってあるし、お客さんの選択は間違っていないと思う。ただ…」

中野「ただ…なんでしょう」
Z店長ジャグラーの稼働が伸びれば伸びるほど、他機種の稼働が落ちる傾向が顕著に出てるんだよね」


※写真はイメージです

中野「そうなると、ジャグラーの設定配分はどうなるんですか」
Z店長「利益をうるさく言われるからジャグラーでも抜きたいんだけど、稼働まで落とすとヤバくなる。だから、上司を説得してジャグラーの設定は落とさないよう頑張ってるけどね」

中野「具体的には…」
Z店長「ベースが設定2で設定4と5を複数台、イベントは設定6を1~2台って感じかな」

中野「ジャグラー全部がそんな感じですか」
Z店長「イヤ、最近マイジャグⅤはメリハリをより強く出す傾向にあるかな」

中野「どのような感じでしょう」
Z店長「上も下も甘いから、最近は設定1も使うようにしているし、設定4や5の台数を減らしている感じだね」


※写真はイメージです

中野「設定6は使うんですね」
Z店長イベントは派手に出玉を見せなきゃいけないから使うよ。ただ、問題もあるよね」

中野「問題とは?」
Z店長「さっきの話にも通ずるんだけど、他機種からジャグラーに流れる人の多くはマイジャグに流れてくるんだよね」

中野「そうでしょうね」
Z店長「当然、マイジャグのシマに上級者が集まちゃうわけじゃない。そうすると、今までマイジャグのシマでのんびり打っていた年配層や常連さんがはじかれちゃうんだよ」

中野「シマから追い出されちゃうってことですか」
Z店長「さすがにそこまでは…。今まで偶然でも高設定に座れることがあったけど、それがほぼなくなっちゃうってこと」


※写真はイメージです

中野「マイジャグのシマのレベルが上がるという問題は、他の店舗さんでも聞きますね」
Z店長「そうなんだよね」

中野「例えばマイジャグを抑え目にして、アイムに高設定を振るって話も聞きますが…」
Z店長「もちろん、ウチもその方法で対処している部分はあるんだけど…」

中野「何か問題があるんでしょうか」
Z店長「年配層も常連さんも、マイジャグが好きって人が多い…」

中野「全国のジャグラー稼働を見てもそうですよね」
Z店長「だから、本当はマイジャグを打ちたいけど、上級者が多いから引いちゃう…。そんなお客さんが多いと思うから設定を落とすのも気が引けるんだよね」


※写真はイメージです

中野「なるほど。マイジャグに流れてきた打ち手がAT・ART機に戻る状況になるんでしょうか」
Z店長「有利区間と2400枚の上限がある限りは無理だろうね」

中野「では、今後どうなさるおつもりですか」
Z店長「好調なジャグラーの稼働を維持しつつ、AT・ART機の設定2~4を上手く使って7号機まで持ちこたえるしかないかな」

中野「言葉で言うほど簡単ではないように思いますが…」
Z店長「そりゃ、簡単じゃないよ。それを証拠にバンバン潰れているじゃない…。悲しいけど」

中野「ですよね。特に個店や小規模チェーンは…」
Z店長「ジャグラーが命綱になってた5号機初期と似てるし、その経験値を活かして生き残るよ。ウチは!!」

中野「頑張ってください。ありがとうございました」


※写真はイメージです

ジャグラーのみの稼働が上がることは、決して好ましいことではないようです(もちろん、ジャグラーの稼働さえ上げられない店舗は論外ですが)。

特にAT・ART機の客離れは深刻で、利益が上がらないだけでなく、マイジャグに上級者が集まってビギナーや年配層の居場所が侵食されるという懸念もあるようです。

Z店長も仰っていた通り、しばらくは我慢が続く…。

すなわち、我々打ち手サイドにも厳しい状況が続くのかもしれません。

ホールサイドのジャグ雑感

中野和彦(なかのかずひこ)が自分の人脈を最大限に引き出し、ホールによるジャグラーの扱い方などを紐解く。読者の皆様にホール店長の考え方やジャグラーシリーズの設定配分などを知っていただくための取材日記。

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