企画

福島県の中ノ沢温泉をかけてジャグラー勝負【湯けむりジャグ紀行 第29の湯 前半戦】

2022年4月14日

皆さん、ご機嫌いかがですか。
スパスロライター大原庄助です。

いつの間にやら、私が住んでいる地域はすっかり春の陽気になりました。まだ東北や北海道などは寒いかもしれませんが、南東北を始めとして少しずつ桜の便りが届いています。

時代や場所に関係なく、冬から春に移り変わるこの季節は、誰だってテンションが高まるもの。人間はもちろん、動物や植物たちも目を覚まし、動きが活発になります。

今回はその息吹というか、季節の移ろいを体感するため、今まさに春を迎えようとしている温泉地に向かいたいと思います。

 それでは出発進行!


今回向かった温泉は…ここだ!

到着したのは福島県耶麻郡猪苗代町にある「中ノ沢温泉」です!


中ノ沢温泉はこのあたり!

私が中ノ沢温泉に向かったのは4月上旬。途中、福島県の中央部・郡山市から高速を降りて一般道を使ったのですが、その周辺は桜が少しだけ咲いていました(多いところでも2分咲き程度)。

一方で、そこから山間部に入るにつれて桜のつぼみは硬めに。気温も徐々に下がり、まだまだ冬の名残を感じます。今回の目的である「春の境目」を体感できた気がして、少し嬉しかったですね。

こうして郡山から約40分かけて、目的地に到着です。


山間の温泉街!

中ノ沢温泉の歴史は400年以上とも言われています。

歴史の舞台としても有名で、戊辰戦争の際に「母成峠の戦い」という激戦が繰り広げられた地。温泉街の近くには慰霊碑もあり、当時に思いを馳せることもできます。

この温泉の最大のポイントは「単一の湧出口として湯量日本一」なこと。源泉からは毎分13400Lもの温泉が湧き出ており、使い切れないものを川に捨てているそうです。

さらに、泉質の良さも見逃せません。

ph値2.1という強酸泉で(この値はかなり高いそう)、神経痛、切り傷、やけどなどの効能があります。

実は私、これまでに数回入浴したことがあるのですが、硫黄の香りと、いわゆる「湯の花」によって白濁したお湯は、いかにも温泉という感じで素晴らしい。

個人的にはベスト10に入るぐらいの場所ですね。


選んだ施設はボナリの森さん!


近くには熊さんが出るの…?

というわけで、今回は以前行ったことのある「磐梯名湯リゾート ボナリの森」さんでの入浴を賭けて、ジャグラー勝負を行います。

 …が、その前に是非紹介したい場所があります。

それは「滝沢不動滝」です!


ちょっとした探検気分!


熊さん、出ないよね?

ボナリの湯さんから車で約5分、専用のスペースに停車させてからは徒歩で滝に向かいます。

この日は天気もよく、さすがに他の観光客がいるだろう…と思っていたのですが、駐車スペースには1台もなし。つまり、山奥を一人ぼっちで歩くことになりました。

さっき見た「熊に注意」という看板が頭をよぎります。もしここで出会ってしまったらどうしよう…。ちょうど冬眠から目を覚ますような季節ですし、可能性はゼロとも言い切れません。


到着! 素晴らしい!


滝は2つある!

ヒヤヒヤしながら歩くこと数分、ようやく滝に到着しました。しかし、「帰りに熊さんがいたら…」などと考えてしまい、ゆっくり堪能する気分にはなれません(苦笑)。

サッサと写真を撮って、少し早歩きで車に戻り、無事だったときは正直ホッとしました。みなさんもお越しの際には、十分な装備をして、できるなら複数人で行くことをオススメします。

もちろん、少し苦労してでも(実際はほぼ安全だと思いますが)滝を観る甲斐は十分にありますよ。


中ノ沢温泉とは一旦お別れ!

さあ、少し寄り道をしてしまいましたが、いよいよ実戦です。見事に勝利して「湯量日本一」の温泉を堪能できるのか、それとも敗北して罰ゲームになるのか。

次回をお楽しみに!!

湯けむりジャグ紀行

まずは自分の入りたい温泉地へ出向き、近くのホールにあるジャグラーで勝負。勝てば温泉に入ることができるが、負けた場合はご当地の名物を5つ選び、それぞれ5個ずつ(5×5=GOGO!)食べなければならないという45歳のおっさんにとっては天国か地獄のような企画。

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