先月、3月24日に日工組と日電協は自主規制や解釈基準の変更に伴う新たな仕様のパチスロ6号機(以下、6.5号機)およびスマート遊技機(パチンコ・パチスロ)、それぞれの登場時期に関する見通しについて発表したことが話題になりました。
これはパチンコではスマートパチンコ、パチスロはスマートパチスロと6.5号機についての導入時期や仕様についての発表でした。
苦戦する6号機市場では明るいニュースとも捉えられますが、特にスマート遊技機の導入においてはコスト面などで不安視する関係者も多いようです。
では現在まで発表されている内容を見て行きましょう。
スマート遊技機の導入時期と仕様
スマートパチスロ
スマートパチスロの導入時期は2022年の11月頃とされています。また有利区間の制限がなく、出玉上限が差枚数で2400枚になるとのこと。
スマートパチスロの最大の特徴とも言える遊技のメダルレス化で専用ユニットが必要となりますが、昨今の電子部品不足や部材の確保が困難な状況から当初今夏にも納品とされていましたが、今回は11月に納品との変更がアナウンスされました。
一部のメーカーではかなり開発も進んでいるとの噂でしたが、昨今の世界情勢を鑑みると来年以降の登場が濃厚ではないかと思われます。
スマートパチンコ
こちらもパチスロ同様に電子部品不足、部材調達が困難との理由から当初年内とされていた納品が来年頭となりました。出玉上限1500発の撤廃などの噂が上がっていましたが、現行のP機の仕様に沿った機械が登場するのではないかと言われています。
6.5号機の導入時期や仕様
パチスロの6.5号機は早ければゴールデンウィーク明けにはホールに導入されるのではないかと言われています。6変更点は以下の通りです。
・2,400枚規制の枚数上限の定義を「MY」から「差枚数」管理方式に
・有利区間が現行の3,000Gから4,000Gへ延長
この変更を受けてどのような機種が登場するかは不明ですが、出玉の緩和へ向けた動きと前向きに捉えればより面白い機種が今後登場することに期待できそうですね。
スマートパチスロや6.5号機の規格変更がジャグラーに与える影響は?
結論から言うと、これらの規格に関する変更がジャグラーに与える影響は直近ではまったくありません。
今後ジャグラーなどのノーマルタイプに影響があるとすれば、パチンコの1500発出玉上限の撤廃に合わせてBIGボーナスの獲得枚数がアップする可能性があるかも?と言うことです。
しかしこれはかなり先の話となりそうなので、現状は稼働中の6号機ジャグラーと今後登場するであろうシリーズ機を楽しんで行くことになりそうです。