皆さん、ご機嫌いかがですか。
スパスロライター大原庄助です。
これを書いているのは3月17日。前夜、またもや東日本で大きな地震がありました。
テレビなどの報道を見る限り、新幹線が脱線していたり、高速道路が壊れていたり、断水が続いている地域があったりと、大変な状況です。
被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
振り返れば、昨年2月にも宮城や福島を中心とした大きな地震がありましたし、何より11年前の3月11日を忘れることはできません。
実は今回、この「湯けむりジャグ紀行」では11年前のことに少しだけ触れようと思っていて、3月15日にある地域を訪ねていました。
その矢先というか、翌日に予期せぬ大地震。
正直、このタイミングで取材したものを出して良いのかどうか迷う部分もあります。しかし私自身を含め、災害の怖さを今一度振り返り、未来への教訓として生かせれば…と考えて、少しだけ紹介しようと思います。
それでは、気持ちを改めてスタートしましょう!
今回向かった温泉は…ここだ!
到着したのは宮城県仙台市宮城野区にある「大江戸温泉物語・仙台コロナの湯」さんです!
仙台コロナの湯さんはこのあたり!
読者の皆さんもすぐに感づいたと思いますが、このご時世にはインパクトのある名前ですよね。
私が選んだ理由もそこにあります。
そもそも東北の太平洋側に行きたいと考えてネットを検索していたところ、素晴らしい名前の温泉を発見。「コロナ禍だからこそコロナの湯でリラックスしたい!」と思い立ったのです。
大型複合施設!
パチンコ屋さんが同居!!
ここは大型の複合施設「コロナワールド」になっており、温泉だけでなく、ゲームセンター、パチンコ店、ボウリング場などが1つの建物に同居しています。
地元の方々にとっては、1日中遊べるアミューズメントパークといった存在でしょうか。私の近所にもあれば、かなり通っちゃいそうです。
大江戸温泉物語・仙台コロナの湯さんは、スーパー銭湯型の入浴施設です。露天風呂にのみ温泉が使用され、内風呂(大浴場)には電気風呂やサウナなどを完備。フードコート、マッサージ、岩盤浴も楽しめます。
温泉の成分はナトリウム‐塩化物温泉で、神経痛、筋肉痛、慢性消化器病などに効果があります。詳しくは公式HPをご覧ください。
勝負の前に…
それでは早速勝負…の前に、訪れてみたい場所があります。
2011年3月11日、ここ仙台市を含む東日本の沿岸地域は津波により大きな被害を受けました。
私自身、当時の記憶はまだ鮮明にあり、テレビで観た映像も覚えています。被災地では震災の記録を資料館として残している地域も数多く、仙台市では若林区に「せんだい3.11メモリアル交流館」があります。
駅に併設!
さまざまな展示物が
この交流館は仙台市営地下鉄東西線・荒井駅に併設。震災関連の新聞や本を集めたスペース、震災の被害や復興状況を振り返る展示室などがあり、定期的に企画展も開催されているようです。
一通り見学した印象としては、もちろん震災の辛さは端々に感じたのですが、どちらかと言えば「未来志向」というか、前向きな視点が前面に出ている印象でした。
地元の方々の熱意というか、復興にかける思いなども(勝手に)感じることができて、行って良かったと思います。
震災遺構・荒浜小学校へ
当時のままに残る…
その後、車で数分の場所にある震災遺構(ほぼ被災当時のまま残してある建物)「荒浜小学校」を見学。
周辺は津波対策のかさ上げ道路などが整備され、復興が進んでいることを実感できますが、荒浜小学校の姿を見ると当時の状況を垣間見ることができます。
胸が詰まるような感情を抱きつつ、今後このような震災がないように願いました。
それでは実戦へ!
さあ、ちょっと真面目なトーンでお送りしましたが、そろそろ実戦に向かいましょう。
仙台コロナの湯さんに併設されたパチンコ店で打っても良いのですが、さすがに近すぎる…ということで、ちょっとだけ移動します。
ジャグラーで勝利し、コロナ禍のストレスをコロナの湯で癒やすことができるのか。それとも仙台みやげを自腹で買って帰宅することになるのか。
お楽しみに!!
湯けむりジャグ紀行
まずは自分の入りたい温泉地へ出向き、近くのホールにあるジャグラーで勝負。勝てば温泉に入ることができるが、負けた場合はご当地の名物を5つ選び、それぞれ5個ずつ(5×5=GOGO!)食べなければならないという45歳のおっさんにとっては天国か地獄のような企画。