ホールデータ 企画

旧基準機・みなし機撤去後の穴はジャグラーシリーズが埋める!?【ホールサイドのジャグ雑感♯5】

2019年12月10日

「11月1日以降の検定試験持ち込み分からカテゴリーが6.1号機に変更」

この原稿を書いている11月初旬の段階では噂の範囲を出ませんが、比較的信頼のおける情報筋からの伝聞情報によれば本決まりで間違いなさそうです。

主な変更点はベースダウンで、ペナルティが復活するのではないかとの憶測も飛び交っています。その情報が事実なら、より射倖性の高い、一撃性能に長けたマシンの開発が可能なのでは!?と若干の期待を寄せている中野和彦です。

ただし、パチスロ好きに悪法と呼ばれている「有利区間」は変更なし。つまり1500G完走、もしくは2400枚獲得での強制終了は引き続き義務付けられるようです。

さて今回は、時期的に読者諸兄が気になっているだろう高射倖機(以降、旧基準機と表記します)の撤去問題についてです。これまでホール運営の屋台骨とされてきた様々なビッグタイトルが12月には一気に撤去日を迎えます。

さらに、来年1月末には旧基準機の設置比率5%以下という問題も抱えていますが、利益の大部分を旧基準機に頼っているホールが大多数と言われている現状で、これからの運営をどう計画しているのか、ホール店長に伺ってきました。

今回取材に応じて下さったホールは、首都圏の主要駅前に立地する中規模店舗。客層は駅前を行き交うサラリーマンや学生など一見客が多い印象のホールです。

中野「よろしくお願いします。早速ですが、12月撤去予定の機種は『モンハン月下・バジ絆・ハーデス』の3機種だと思うのですが、これらの機種が撤去されることによるホールのリスクについて伺おうと思いまして」
店長「イヤ、本当に恐ろしいですよ。現状は利益の半分近くをこの3機種で賄っているんで、撤去されたあとはどうしようかと、未だに迷っているのが正直なところです」

中野「撤去される機種以外で動きが良いのはどの機種でしょうか?」
店長「6号機は軒並みダメだし、番長3も今ひとつ。やっぱり、残っている旧基準機ですよね」

中野「ノーマルタイプはどうですか?」
店長「ノーマルは動きますよ。ディスクアップは終日動いていることが多いし、ジャグラーも店舗の平均稼働よりはかなり良い。ほかのノーマルタイプもまずますです」

中野「だとすると、ジャグラーで利益を確保せざるを得なくなるのでは…」
店長「ノーマルタイプはいじれないですね。ディスクは後発導入で、設定1しか使ってませんからこれ以上は下げようがないし、アクロス系も現状はベタピン。そうすると、残るはジャグラーだけになるんですけど、ジャグラーの設定は落とせないですね」

中野「多くのホールさんがジャグラーの設定は落とせないと仰るんですが、1月末には旧基準機の設置比率を5%にしなければならなくなるじゃないですか。そうなると、背に腹は変えられないんじゃ?」
店長「1月の問題は確かに。そもそも、今年の1月末に15%って約束だったのに、何処も守ってないじゃないですか。徐々に減らしていたウチみたいなホールはバカを見たわけですよ。さらに現状はほとんどのホールが30%をキープしているでしょ。ソコからいきなり5%に絞るホールはないですよ。組合も当局側も監視の目がトーンダウンしていますし」

中野「では、3機種の穴埋めはどの機種で?」
店長「この時のために再認定をとっている機種が倉庫に眠ってますから、それを再設置します」

中野「ジャグラーの設定配分は変えないということですか?」
店長ジャグラーの稼働が良いのは、設定1が少なく設定のベースが高いこと。それに加えて、特定日以外でも設定6が打てること。これに尽きるんです。中野さんはご存知だと思いますけど、ジャグラーの設定1って結構辛いんですよ。ブチ抜けば稼働を落としてしまうことは目に見えています」

中野「薄利で稼働を維持するのと、若干稼働を落としても利益を優先するのでは、前者の方が大事だと!?」
店長「もちろんです。稼働が落ちると現金収入が減ります。薄利でもサンドに現金が入る額が多い方が何かと融通が効くんです。特に我々のような小規模法人は、機械を買うのもキャッシュですので(苦笑)」

中野「確かに、現金の確保は大事かもしれませんね。しかし、倉庫に眠っている再導入機だけで、撤去される3機種の穴埋めはできますかね」
店長「できないでしょうね…。利益はガタ落ちになるでしょうが、仕方がないです。ありきたり過ぎますが、店舗全体の稼働促進を図るしかないでしょうね。そのためにもジャグラーの稼働は絶対に落とせないんですよ


※写真はイメージです。

関西の一部地域を除き、バジ絆やハーデスといった機種が年内で撤去されるのですが(モンハン月下は12月初旬に認定切れ)、これら旧基準機の穴をどの機種で埋めるのか?? そんな質問はナンセンスだったようで、売り上げ・利益が激減するのは想定済みというホールがほぼ100%であるようです。

その下げ幅を少しでも小さくするようにホールは四苦八苦するわけですが、頼るのは5号機or5.5号機で、6号機やノーマルタイプで補填するという声は、少なくとも私の耳には入っていません。したがって、ジャグラーのみを打っているプレイヤーにしてみれば、一安心といったところでしょうか。

しかし、何も考えずに今まで通り打つのも考えものだと思います。“背に腹は変えられない”ホールも出てくるでしょう。そして、ジャグラーでも多少抜きたいと思っているホールも多いでしょうから、ブチ抜き営業にはしないまでも、若干ベースを下げる程度のことはする可能性もありますので、くれぐれもご注意を!!

ホールサイドのジャグ雑感

中野和彦(なかのかずひこ)が自分の人脈を最大限に引き出し、ホールによるジャグラーの扱い方などを紐解く。読者の皆様にホール店長の考え方やジャグラーシリーズの設定配分などを知っていただくための取材日記。

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