ホールデータ 企画

2月のジャグラーの設定配分とホール状況を取材【ホールサイドのジャグ雑感♯42】

2022年3月2日

業界に携わる一員として、そして一人のファンとして、今後のパチンコ・スロット業界を憂いている中野和彦です。

全日遊連(全日本遊技事業協同組合連合会)によれば、2022年度2月の段階で加盟店舗数は7544店舗、年初に比べ93店舗の減少となったそうです。

さらに、1年前の同時期との比較では867店舗の減少となったそうです(1日あたり2.3店舗潰れている計算に…)。

昨年から今年にかけてはコロナの影響が大きかったように思いますが、1月の倒産・休業はやはり5号機完全撤去の影響が大きかったのではないでしょうか。

そして、問題の2月です。多くの関係者が懸念していたように、稼働は伸びず、売り上げにも苦慮しているホールは多いようです。

そして今回、厳しい中で奮闘してらっしゃるC店長にお話を伺ってきました。

内容はジャグラーを含めた店内全機種の稼働状況と設定状況、売り上げ、利益など日々のオペレーションについてです。

中野「よろいくお願いします。稼働はどうですか?」
C店長「言うまでもなく、厳しいですね」

中野「ジャグラーと番長ZEROは動きが良いんじゃないんですか」
C店長「番長ZEROは落ち着いちゃった感じですかね。それでも店内の軸ではあります」

中野「ジャグラーはどうでしょう」
C店長マイⅤは好調ですね。ファンキー2とアイムはまずまずって感じかな」

中野「ジャグラーの設定配分はどうなっているんですか」
C店長変えてません。通常営業は設定1は使わずに設定4&5を複数台、イベントは設定5&6を複数台って感じです」


※写真はイメージです

中野「配分を下げて、ジャグラーの利益率も高めているホールも多いと聞きますが…」
C店長「気持ちは分かりますけど、その店も本当はそうしたくないはず。背に腹は変えられないんでしょう」

中野「と言いますと」
C店長「ご存知の通り、ジャグラーって3年使える…いや、規則さえ変わらなければ6年使える機種ですから、長いスパンでしっかり稼いでくれる機種なんですよ」

中野「確かにそうですよね」
C店長「ただ、厳しいからといってジャグラーで抜いてしまうと、稼働を落としかねない。稼働を落とした状態で長期運用するということは、莫大な損失を被ることになるんです」

中野「仰ることはわかるんですが、ジャグラーで抜かないとなれば、利益は何処で確保されるんですか」
C店長「黙っていても動く機種がない以上、様々な仕掛けをしていくしかないですよね」


※写真はイメージです

中野「どうような仕掛けでしょうか」
C店長「イベントだったり、推している機種や場所だったり、それらの告知ですね」

中野「いま話題の“さらし屋”とか使ってらっしゃるんですか」
C店長「そんなところにお金は掛けられないですね。情報漏洩のリスクもありますし」

中野「では、どのような方法で…」
C店長「超アナログな方法ですね。コインを流されるお客様に耳打ちする、ポスターを持って店内を徘徊させるとかです」

中野「なるほど。ただ、新規のお客様を獲得するのが難しいんじゃないですか」
C店長「そこは地道に続けるしかないでしょうね。幸いSNS等で情報が回る速度は速いですから」


※写真はイメージです

中野「確かに、その通りですね」
C店長「現状、勝ち組ホールと負け組ホールの二極化傾向にあります。しっかり設定を入れて出玉を見せ続ければ、お客様に選んでいただける…と、セミナーの講師が言ってました(笑)」

中野「ただ、ジャグラーで抜かないとなると、他の機種はどのように扱われているんですか」
C店長「稼働が良いのは番長ZEROとディスク2。まだマシなのは絆2、バイオ7、あとは新台ですかね」

中野「それらの機種で抜くとか…」
C店長「抜いたら、ソッコーで飛びますよ。稼働がZEROになっちゃいます(笑)」

中野「ですね(笑)。では、どう利益を確保しているんです?」
C店長「設置機種案内(ポスター)とかで、一時的に機種の稼働を上げるんですよ。その時にしっかり設定6を使う」


※写真はイメージです

中野「けど、出ちゃいますよね」
C店長「そう、出ちゃうんです。ただ、設定6を使っていることがアピールできれば、稼働の底上げをできますので」

中野「そこまでは理解できます。稼働が上がったところでガッツリ抜くとかですか!?」
C店長「全体の稼働が上がれば、配分は変えなくても利益は取れるんですよ。低設定もある程度動いてくれるので」

中野「でも、高設定も出ちゃいますよね」
C店長「困ってしまうのは、設定6だけが動いてほかが全く動かないことですが、最悪なのは設定6すら動かないって状況です」

中野「もちろん、そうですよね」
C店長「この店はしっかり設定6を使ってくるという信頼があれば、複数のお客様が設定6を探してくれる。この探すという行為が重要で、低設定が動く源泉となるんです」


※写真はイメージです

中野「なるほど」
C店長「ただ、探してくれた方が報われなければならない」

中野「そうですよね」
C店長「ツモれるかツモれないかは問題ではなく、設定6が投入されていたから設定看破をしながら打った行為は無駄でなかった、そう思わせてあげることが重要なんです」

中野「確かに、さんざん耕して、最後まで設定6らしき台が見えてこないと“二度と来るかっ”って思っちゃいますもんね」
C店長「今後は、信頼を勝ち取った店が生き抜く。…そう思います」

中野「深いお話、ありがとうございました」


※写真はイメージです

ジャグラーの話から脱線し、ホール運営全般の話が中心になってしまいましたが、かなり重要なお話をされていました。ホールが二極化しているのは、私自身も肌で感じています。

ジャグラーで抜いてしまっているホールは、厳しい状況に置かれているのかもしれない…。

打ち手の目安としては、ジャグラーや番長ZERO以外の機種が、ソコソコ稼働しているというのがホール選びのポイントとなるのではないでしょうか。

ホールサイドのジャグ雑感

中野和彦(なかのかずひこ)が自分の人脈を最大限に引き出し、ホールによるジャグラーの扱い方などを紐解く。読者の皆様にホール店長の考え方やジャグラーシリーズの設定配分などを知っていただくための取材日記。

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