企画

ジャグラーは俺の嫁【Youは何しにジャグラーへ? 1人目】

2022年2月22日

誰もが接しやすく、誰もが魅了される回胴式遊技機・ジャグラー。そのシマには絶え間なく老若男女が集い、レバーと第3ボタンを押すたびにGOGO!ランプの輝きを待ち望んでいる。

しかし、一見すると同じように行動する彼らでも、内側に秘めたものは十人十色。「ジャグラーを打つ理由」を聞けば、ドラマチックな人間模様があるかもしれない。

この企画では、自称ジャーナリスト・板橋北子(いたばしきたこ)がアポ無し取材を敢行し、ジャグラーを打っている人々に「Youは何しにジャグラーへ?」と問う。

どのような物語が紡がれるのか、是非ご覧頂きたい。

 【Vol.1 ジャグラーは俺の嫁】

■日時:2022年2月某日(金) 16:00
■場所:北関東某県・某市
■取材対象:Aさん(推定50歳・男性・無職)
※あらかじめ取材の趣旨を説明し、了承を得た後のインタビューです。

――いつからジャグラーへ?

「かれこれ20年ぐらいになるかな。ただ、本格的に打ち始めたのは3年ぐらい前」

――なぜジャグラーへ?

「ちょっと、プライベートであってさ」

――プライベートで何が?

「別れたんだよ、嫁さんと。言わせんなよ」

――すみません。

「いや、良いんだ。離婚のショックが大きくて、そこからガタガタと私生活全体が崩れていく感じでよ。仕事も辞めちまった」

――大変ですね。

「地元の消防署、公務員だったし、貯金はそれなりにあったんだわ。けど、仕事はないし、時間を持て余していたから、そっからパチ屋通いが本格的になったんだ」

――そこからジャグラーも本格的に?

「基本的には別の機種だな。ジャグラーは癒やしというか、たとえばAT機で勝った後にクールダウンで打つ感じだ。打つ頻度は高いし、負けてないけど」

――全体の収支はプラス?

「ああ。今も仕事はせず、基本はパチスロだけで喰っている。仮に負けても貯金があるしな。この歳でスロプロなんて恥ずかしくて周囲には言えないから、こっそり生きてるわ(苦笑)」

――今の人生、楽しい?

「…そんなストレートに聞かれると困っちゃうな。社会的にはダメかもしれないけど、金には困ってないし、ジャグラーという嫁もいるし、そこそこ良いんじゃないか」

――ジャグラーが嫁?

「やっぱり癒やされるんだよな。他の機種でシビアな仕事を終えた後、純粋にGOGO!ランプが光るかどうかだけの勝負をすると、ホッとするんだよ。家庭と同じ感覚。分かる?」

――全然分かりません。

「まぁいいや。とにかく、俺にとってジャグラーは嫁さんみたいなもんで、落ち着いて帰る場所なんだ」

――独身の寂しさが紛れると。

「ジャグラーと遊んでいる時間は紛れるよ。でも、現実はそうじゃない。やっぱリアルな嫁さんもほしいわ」

――がんばってください。

「実は最近、お気に入りのキャバクラの子がいるんだ。彼女は優しいし、これから進展しそうな雰囲気だし、ひょっとすると、ひょっとするかも」

――彼女は何歳?

「今年で22歳で言ってたかな。すでにバツ1で、しかも子どもが病気らしくてお金が必要なんだってさ。だから俺も多少援助しなくちゃ。人生に張りが出るよ」

――そ、そうですか。

「おっ、もうこんな時間じゃねぇか。これから彼女と同伴するからよ、じゃあな!」

Aさんに幸あれ。

Youは何しにジャグラーへ?

板橋北子(いたばしきたこ)がアポ無し取材を敢行し、ジャグラーを打っている人々に「Youは何しにジャグラーへ?」と問う、インタビュー形式のコラム。「ジャグラーを打つ理由」を聞き、ドラマチックな人間模様や波乱万丈の物語を紹介していく。

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