今回の用語
【ハイパージャグラー・店内放送】
読者の皆さん、こんにちは!
この企画を担当しております、自称・地方独立行政法人「東京都GOGO!技術産業センター」職員の相武剛です!
毎度おなじみ、この「ジャグペディア」ではジャグラーシリーズを含め、パチスロ全般で使用される主要な用語をご紹介。
さらに、ホール内や日常生活で用いる際の「例文」も皆さんにご提案します。
ずっと読み続ければ、パチスロ博士に近づくこと間違いなし!
それでは今回も始めましょう!
ハイパージャグラー(はいぱーじゃぐらー)
出典:ほぼ毎日流『ジャグペディア(Jugpedia)』
2002年に発売されたジャグラーシリーズの1つ(4号機)。それ以降、後継機は登場していない。略料は「ハイジャグ」。
ハイパージャグラーも完全告知マシンだが、レバーON時や全リール停止後にさまざまなチャンス演出が存在する。主な演出は以下の通り。
・レバーON時のリールフラッシュ
・スーパースタート音
・レバーON時のリールフラッシュ+スーパースタート音
・レバーON時の遅れ
・レバーON時の無音
・スペシャルテンパイ音
・全リール停止後のリールフラッシュ
・全リール停止後のフリーズ
無音やフリーズが発生した場合はボーナス(BIG)確定となるが、それ以外には対応役が存在。基本的にそれらを否定した場合のみボーナスが確定し、GOGO!ランプが点灯する。
つまり「何らかの演出発生=ボーナス確定」という法則は存在せず、何らかの演出が発生してGOGO!ランプが点灯しなかった場合は、ほぼ小役の取りこぼしとなる(ハズレ対応の演出もあり)。
他のシリーズよりもゲーム性がやや複雑になった結果、ホール・ユーザー間で賛否が巻き起こった(否定的な意見が多かった模様)。メーカー側もその声を受け止めたらしく、チャンス系演出を搭載したものはハイパージャグラー以降で一切発売されていない(演出はすべてプレミア=ボーナス確定)。
一方でハイパージャグラーの根強いファンもおり、今でも後継機の登場を願っている人間が一定数いるようだ。
・「ハイパージャグラーのスーパースタート音は、最初の『ドゥ』が大きいんだよ」
・「ハイジャグ、俺は好きだったけどなぁ」
日常生活において「ハイパージャグラー」を使うことはほぼない。
ただし、愛称の「ハイジャグ」と響きが似ている言葉を使用することは考えられる。
・「え? 国内線でハイジャグが発生!?」
・「はい、チャックを下ろしてください。お兄さん」
店内放送(てんないほうそう)
出典:ほぼ毎日流『ジャグペディア(Jugpedia)』
施設内の従業員や客に向けて行うアナウンス(告知)のこと。ここではホール内の店内放送を解説する。
今現在、店員が随時アナウンスすることは少なく、自動放送が主流。基本的な注意事項(簡単な店内ルールの解説)や、コインなどを置いたまま一定時間席を離れた場合の呼び戻し、台の整理告知などが行われる。
一方、駐車場の車に何らかのトラブルがあった場合(ライトを点けっぱなし等)や、ホールに特定客の呼び出し電話がかかってきた場合などは、店員がマイクを用いてアナウンスする。
約30年ほど前まで、ホールの店内放送は店員による「マイクパフォーマンス」が活発に行われていた。パチンコ・パチスロで大当たりするたびに店員がマイクで告知したり、それ以外のシーンでも常にマイクを用いて盛り上げるホールが多かったようだ。
しかし、射幸性を煽るという理由から徐々にマイクパフォーマンスは自粛、衰退の方向に。また、単純にうるさいという苦情があったこと、ホール内の雰囲気づくり(健全なイメージづくり)なども、衰退した理由の一つだと思われる。
・「賑やかな店内放送、また聞きたいよなぁ」
・「あれ、店内放送で俺の車のナンバーを言ってる?」
日常の1コマとして「店内放送」を使用する機会はそれなりにあると思われる。
また、昔のパチンコ店の特徴だった「やけに賑やか」「やけにうるさい」をイメージし、比喩として用いる可能性もある。
・「迷子の店内放送で、うちの爺さんの名前が呼ばれた」
・「カーテン越しに外国語が飛び交うマッサージ店。店内放送以上だった」
いかがでしたか?
個人的に『ハイパージャグラー』は大好きな機種で、いつか後継機が登場しないかと待ち望んでいます。その可能性は低いかもしれませんが、何らかの形で復活してほしいものです。
それでは、また次回!
ほぼ毎日流ジャグペディア
ジャグラーにまつわる言葉やパチスロ全体に関わる言葉(用語)をアトランダムに紹介していく企画。さらに、それらの用語を日常生活などで使いこなすための「使用例」も掲載していく予定です。