皆さん、ご機嫌いかがかな。カバオだ。
先日、約2年ぶりに友人のMから「会おう」と連絡があった。
彼とは飲み友達で、20代後半に知り合ったと記憶している。
当時の私は某企業のサラリーマンで、Mは会社の近所にあったバーの店主。
あるとき、なにかのキッカケでその店にふらっと入り、そこで会話が弾み、頻繁に通うようになって、閉店後などに2人(もしくは常連数人を含めて)街へ繰り出すようになった。
ただ、互いのプライベートに深く入り込むような関係ではなく、基本的には飲みの場だけの仲だ。
2人の会話は仕事の話や、他愛もない話だけ。
一緒に旅行へ行くこともなければ、家にお邪魔したこともない。Mの家族構成もほぼ知らないし、休日の過ごし方もあまり知らない(きっと相手も私のことをあまり知らない)。
だからと言って心の距離感があるわけでもなく、Mと一緒に酌み交わす時間は本当に楽しい。少なくとも私はそう思っている。
しかしこの約2年、コロナの影響でMとの時間はゼロになってしまった。たまにLINEで近況などを伝え合ったりしていたが、細かな話は何もできないまま。
Mのバーに行って応援したい気持ちはあったものの、いろいろ考えてしまって行動できずに時間が過ぎていった。
そんな折、Mから「久々に飲もう」と電話が来た。
ようやくコロナが落ち着きつつあるから、私を誘う気になったという。もちろん、私もそろそろ……と思っていたので快諾する。
最後にMが一言付け加えた。
M「一緒に連れていきたい人がいるんだけど、良いかな?」
カバオ「え? ああ、全然良いよ。それじゃ来週」
誰を連れてくるのか、ここで根掘り葉掘り聞くのも野暮だ。きっと他の常連にでも声をかけているのだろう。
そう思って、電話を切った。
そして、当日。ひとまずの待ち合わせ場所としてMのバーに入ると(その日は店休日)、Mと女性がカウンターに座っていた。
M「おっ、久しぶり!」
カバオ「久しぶり。あ、はじめまして…ですよね?(と女性を見る)」
女性「はい、はじめましてです」
M「紹介するよ。彼女の和美(※仮名)」
彼女!?
互いにプライベートのことはあまり表に出さない「暗黙の了解的な何か」があったはずなのに、いきなりド直球の掟破りだ。
いや、別に掟破りでも何でもない。そもそも暗黙の了解なんぞ、私が勝手に思っていただけである。ただ、それにしても驚いた。
カバオ「和美さん。カバオです。よろしくお願いします」
和美「よろしくお願いします」
M「和美は東北出身なんだよ。ほら、カバオも仕事で行くところの」
カバオ「そ、そうなんだ」
その後、長い沈黙が続いた。Mも少し気恥ずかしいらしく、私もどうして良いのか分からない。
和美も居心地が悪そうにしている。
だが、せっかくのMとの再会だ。
私は気持ちを切り替えて「それじゃ早速飲みに行こう!」と無理に大声を張り上げ、3人で近くの居酒屋へ。
ハイボールや日本酒の力を借りながら、和美にも話を振ったりして、楽しく和やかに過ごした(と思う)。
途中、和美がトイレに立ったタイミングを見計らい、Mに話を聞く。
カバオ「なんでオレに彼女を紹介しようと思ったのよ?」
M「身近な人にはちゃんと紹介したいじゃない。彼女もオレの友達を知りたいだろうし」
カバオ「そっか。Mがそんな感じだったとは知らなかったよ。あまり女の話もしないし」
M「結構長い間、彼女もいなかったしさ。っていうか、今度カバオの奥さんも紹介してよ。4人で飲もう」
カバオ「いやぁ…まぁ…どうかなぁ」
結局、その日は3軒ハシゴして解散。
正直なところ、当初想定していたコロナ関連の苦労話や、いつものようなバカ話はほとんどできず、ちょっと物足りなさを感じたのも事実だ。和美も楽しかったかどうか分からない。
でも、Mはそんな話よりも、まずはプライベートが充実していることを私に直接見せたかったのだ。そして、私も「それで良かった」と思っている。
Mがこの大変な時期を素敵なパートナーと一緒に過ごせているのなら、それで十分だ。
将来的には、家族ぐるみの付き合いになるのだろうか。
それも決して悪くはないし、たまには私のプライベートをMに見せるのも良いのだが、できればMと2人の「野郎飲み」は今後も継続したいものだ。
では本題に入る。
マイルールに則れば、今回は6号機ジャグを打つ順番なのだが、なかなか良いデータが採れなかった。そこで前回に引き続き、5号機ジャグの英世1本勝負データをご覧いただきたい。
■今回の結果
実戦台数…8台
投資金額…8000円
トータル差枚数…+339枚
トータル収支…+4500円
■ピックアップ実戦
【ファンキージャグラー】
35 BIG 1000円
143 BIG 先告知
142 REG
41 BIG 先告知
54 BIG 先告知
289 BIG
135 BIG
40 BIG
230 ヤメ
今回の実戦期間で唯一、英世1本でヒットしたのが上記の『ファンキージャグラー』。
持ちコイン内で小気味よくBIGが当たり(しかも先告知が多く発生)、中盤と最後に多少ハマったものの、終始安定した展開で勝利することができた。
この調子で次回もサクサクと勝利し続けたい。
英世さん1本勝負
1台あたり1000円(=英世1本)のみ打つ企画。ボーナスや当たりを引ければ勝負を続行(ヤメ時は臨機応変に対応)、引けなければ即座に台移動する。実戦人は1ヶ月間にできる限り勝負を敢行し、その結果を隔週くらいで公開予定。