今回の用語【チェリー・コイン】
読者の皆さん、こんにちは!
この企画を担当しております、自称・公益社団法人「GOGO! GO TOジャパン」事務局次長の相武剛です!
毎度おなじみ「ジャグペディア」では、ジャグラーを含めてパチスロ全般で使用される一般的な用語を毎回2つずつ解説。また、ホールの中や日常生活で用いる際の「例文」もご紹介します。
これまでのアーカイヴも一緒に読めば、パチスロ上級者になること間違いなし! それではスタートしましょう!
チェリー(ちぇりー)
出典:ほぼ毎日流『ジャグペディア(Jugpedia)』
多くのパチスロ機おいて、リール上の絵柄に採用されているフルーツの1つ。もちろんジャグラーシリーズでも初代から一貫してチェリーが採用されている。
チェリー絵柄の歴史は長く、スロットマシン黎明期にまで遡る。
事実上の元祖スロットマシン「リバティ・ベル(1899年)」の絵柄はベル・星・蹄鉄・トランプマークの4種類だったが、その後に作られた「ミルズ・リバティ・ベル(1907年)」には、すでにレモン・プラム・チェリーが採用されていたという。
以降、多くのメーカーがこれを模倣し、現代のパチスロ機にまで受け継がれている。
現在のパチスロにおいて、多くの場合は左リールにチェリーが停止した時点でコインの払い出しが受けられる。
内部的には複雑な役構成になっていることもあるが、見た目は左リールに停止した時点で払い出しを受けられるように配慮されている。ただし、払い出し枚数は機種によって異なる。
ジャグラーの場合、左リール上or下段にチェリーが停止した場合は2枚、中段に停止した場合は1枚の払い出し(3枚掛け時)。
ちなみに、中段チェリーはBIG確定となる(機種によってはBARを狙うとそのまま揃う可能性もある)。
上記の中段チェリーを含め、5号機以降のジャグラーでは「チェリー重複」が搭載されている。
場合によってはそのフラグを出目から見抜くことも可能で、左リール上or下段にチェリー停止→中リールの同一ライン上にチェリーが停止しなければボーナス確定だ(順・ハサミ押し時)。
・「中リールで連チェリーを否定! ボーナスだ!」
・「中段チェリーはどの機種もアツいよね」
日本語でいう「さくらんぼ」の意味合いで使用することは結構ある。
また、チェリーの隠語(何らかの経験がない人間を指す)も世間一般では使用される機会が多い。
・「山形の佐藤錦は最高級チェリーだよ」
・「ぼくはチェリー歴45年。もはや妖精だよ」
コイン(こいん)
出典:ほぼ毎日流『ジャグペディア(Jugpedia)』
一般的には「硬貨」のことを指すが、ここではパチスロを遊技する際に用いる硬貨上のものを解説する。なお、パチスロでは「コイン」とともに「メダル」と呼ばれることも多い。
パチスロのコインのサイズは大別して2つあり、多くの機種は「25Φ(パイ)」と呼ばれる直径約25mm・厚さ1.6mmのコインを使用。一方、いわゆる「沖スロ」と呼ばれるパチスロ台では直径約30mm・厚さ1.7mmの「30Φ」を用いる。
ちなみに、沖スロは文字通り沖縄で発展を遂げたパチスロ台であり、その過程で外国人客のニーズに合わせ、コインのサイズを大きくしたという説もある(詳細は不明)。
コインは各ホールによって独自の刻印がされており、基本的に他店への持ち込み・他店での使用は禁止されている。
また、同一ホール内でも「5スロ→20スロ」のようにレートが違うコーナーへ持ち込むことはできない(レートについては過去のアーカイヴを参照)。
もし遊技中に他店のコインが混ざっていることを確認した場合、店員に報告することが望ましい(その際は自店のコインと交換してもらえる)。
また、誤って自宅にコインを持ち帰ってしまった場合は、次回は必ず同一店舗で使用するように。
・「あの店のコインを持つと、手が汚れるんだよなぁ」
・「あのホールのコインには、可愛いキャラが刻印されているぞ」
「コイン」という用語は世間一般に広く浸透しているものの、日常生活で使用する機会はそれほど多くないと思われる。
ただし、特定のゲーム・店舗などでは「何らかと交換できるもの」としてコインを使用する。
・「マリオはコイン100枚で景品がもらえるよね」
・「あの出会い系サイト、無料と言っといてコインを買わされるぞ」
いかがでしたか?
今回はこれまでの連載で抜けていた初歩的な用語を集めてみました。
どちらもプレイするうえで重要ですが、とくにコインに関するルール(持ち込み厳禁など)はしっかりと把握しておきましょう。
それでは、また次回!
ほぼ毎日流ジャグペディア
ジャグラーにまつわる言葉やパチスロ全体に関わる言葉(用語)をアトランダムに紹介していく企画。さらに、それらの用語を日常生活などで使いこなすための「使用例」も掲載していく予定です。