今回の用語【マタドール・花輪】
読者の皆さん、こんにちは!
この企画を担当しております、自称・地方独立行政法人「GOGO! 健康ネットワークセンター」理事の相武剛です!
この企画では、ジャグラーを含めたパチスロ全体で使用される基本用語を解説します。さらに、ホール内と日常生活で使用する場合の「例文」もそれぞれご紹介。
これで貴方もパチスロ上級者の仲間入りできるはずです。それではスタートしましょう!
マタドール(またどおる)
出典:ほぼ毎日流『ジャグペディア(Jugpedia)』
北電子が製造しているパチスロ台の1つ。
シリーズ化されており、これまでに計2機種がリリースされている。なお、「マタドール」とは、スペイン語で「闘牛士」の意味。
初代『マタドール-30』(5号機)は2014年11月に発売。30Φコインを用いる「沖スロ」であり、これは後継機でも変わらない。
ゲーム性は派手な告知音、筐体上部ランプ点灯、リール消灯でボーナス成立を告知する「完全告知」タイプ。レバーON時の先告知は全体の6/8、第3ボタン停止後の後告知は1/8、次ゲームでの告知が1/8となる。
ランプの点灯・点滅パターンは20種類以上あり、さらに「フリーズ演出」なども存在。いつもと違うプレミア告知はBIGの可能性が高い。
また、完全告知タイプには珍しく、1リール確定目・小役ハズレ目などのリーチ目(=ドヤッ目)も複数存在し、告知の前にボーナス成立を察知できる場合もある。
2作目の『マタドールⅡ-30』は、2016年8月に発売。
先告知、後告知のほか、次ゲームのBET時告知、次ゲームのレバーON時という計4種類の告知タイミングが存在する。
プレミア系の告知パターンは初代よりも増えており、さらに告知時のサウンドもパワーアップ。全体的に派手なゲーム性に進化した。
2021年7月現在、新たなマタドールシリーズの発売は未定だが、一風変わったテイストの沖スロだけに、新機種の登場を待っているファンは多い。なお、『マタドールⅡ-30』は現役稼働中だ。
・「マタドールの告知ランプは『闘牛ランプ』と呼んで良いのかな?」
・「マタドールⅡの告知音でケツが浮いたよ」
「闘牛士」という本来の意味で、使用される機会はそれなりにあると思われる。
また、アクセントが似た他の用語と間違って使用される可能性も考えられる。
・「夜のお店で赤いパンツを追っかける。俺はマタドールのようだ」
・「福島の銘菓? ああ、『またどおる』だよね」
花輪(はなわ)
出典:ほぼ毎日流『ジャグペディア(Jugpedia)』
花、もしくは造花を用いて輪の形にしたもの。パチンコ店では、主に新装開店(新台入替)の際に店頭で飾られることが多い。
なぜ花輪を飾る(贈る)のか。
理由は諸説あるが、お祝い用の花輪の周りに付いている葉っぱ「矢羽」は矢で的を射るイメージがあり、「的に的中させる=大当たりする=成功する」の意味合いを持つ。つまり、縁起が良いものなので、それを新装開店時などに飾る(贈る)ようになった説がある。
加えて、花輪は見た目が派手で目立つため、周辺にパチンコ店の存在をアピールできるという側面も持つ。これらの複数の要因により、習慣化したと思われる。
基本的に花輪をパチンコ店に贈るのは、パチンコ・パチスロ製造メーカー、販売関連業者、設備業者などがメインだが、場合によっては有名人の名前が書かれていることもある。
なお、現在は徐々に花輪を飾るパチンコ店が減っている。
あくまでも想像に過ぎないが、花輪よりも目立つ(アピールできる)店外用の大画面LEDなどが普及したことや、業界の経営効率化が進んだことで、そもそもの需要が減ったのも一因だと予想される。
ただし、特に地方部などでは今でも派手に花輪を並べるパチンコ店が存在する。
・「あの店に花輪が出てた。どの機種が入替されたのかな?」
・「あの店、新装から2ヶ月経っても花輪が置いてあるよ」
花輪はパチンコ店以外でも見かけるので、それを指す際に用いることは十分にある。
また、「はなわ」という言葉自体は花輪以外でも使われる。
・「じいちゃん、花輪を贈りたいって? どの店に? あ、葬儀場か」
・「松雪泰子も佐賀、公表してねぇ♪…って誰だっけ? あ、はなわだ」
いかがでしたか?
「マタドールシリーズ」はなかなか個性的なゲーム性を持っているので、まだ打ったことがない人は是非試してみてください。『Ⅱ』はまだホールで打てますよ。
それでは、また次回お会いしましょう!
ほぼ毎日流ジャグペディア
ジャグラーにまつわる言葉やパチスロ全体に関わる言葉(用語)をアトランダムに紹介していく企画。さらに、それらの用語を日常生活などで使いこなすための「使用例」も掲載していく予定です。