皆さん、ご機嫌いかがかな。カバオだ。
最近、あるキッカケで「大人になると何が変わっていくのだろう」と考えた。
まず思いつくのは、身体が成長して徐々に衰えていくことだ。
20代の頃は、飲んで朝までカラオケしても元気マンマンで、そのまま24時間営業の居酒屋で4次会…なんてこともザラにあった。さらにその後、大人の店に…なんてこともあった。
しかし現在、そのような気力は湧き上がらないし、その要因は体力の低下だと痛感している(家庭を持ったなどの環境も影響していると思うけど)。
次に思うのが、経験から生まれる「余裕」。
幸か不幸か、年齢を重ねると多少なりとも経験が蓄積されて、同じような事態が起こった場合に「以前こうしたから、こうすれば良いだろう」と、自分なりの最適解を比較的簡単に見つけることができる。
もちろん、それが本当に正解かどうか分からないけど(というか誰も正解は知らない)、ひとまず考える手間が省けるし、省くようになってしまう。そう考えると、思考力の低下も老化の一つかもしれない。
加えて、「優しさ」も大人になると増す気がする。
あくまでも私の話だが、例えば高校生の頃。通学の電車で座席がガラガラだから座っていると、途中で満席に。そのタイミングでお年寄りが乗車してきて、自分の目の前に立った。
本来であれば、何も考えずに席を譲る場面だ。
でも、当時の私は自意識過剰というか、「席を譲る俺って、周りからどう思われるんだろう」とか、余計なことを考えてしまっていた。そうこうしているうちに、他の「大人」がお年寄りに声をかける。正直、それを待っていた自分もいる。そんなシーンが何度もあった。
そして今。歳を取ると自意識も鈍るのか、純粋に困っている(ように見える)人を助ける…いや、声をかけるぐらいのことはできるようになった。他人から見て、それが「優しさ」だと言うのであれば、そうなのだろう。
「俺、優しいだろ?」などとアピールをしているつもりは一切なく、自然と何らかの行動ができるようになった気がする。
ただ、実際にどの程度まで思慮深く、相手を思いやれているのかは分からないし、優しさ的なものが仇になる可能性だってある。
つい先日、銀行に用事があった。
ATMには誰もいなかったので、ゆっくりと通帳記入や振り込みをしようと思っていたら、入り口のドアが開いて一人の男性(たぶん65歳ぐらい)が入ってきた。濃いめのサングラスを掛け、その右手にはブラインドガイドスティック。目が不自由が方が持つ「白杖」があった。
男性は「すみません」と、少し大き目の声で言った。銀行のスタッフさんを呼んでいるのだろうか。しかし、ATMのスペースには私一人だけ。これはどうすべきか…と一瞬考えたものの、すぐに男性へ近寄った。
カバオ「どうしましたか?」
男性「いや、ちょっと貯金を下ろそうかと。悪いね」
私はATMまで誘導する。男性は何の躊躇もなく私にカードを渡し、さらには暗証番号も伝えてきた。
セキュリティ上、かなり危うい。そんなことを私が担って良いのか。そもそも男性は私を行員と思っているのかもしれない。ならば「私は一般人だし、これ以上はできません」と断って、行員を呼ぶのが正解だろう。
でも、周囲には誰もおらず、そのビルの構造上、2階まで行員を探しに行かなければならない。今考えれば、少なくとも「私でも良いですか?」と一言聞けば良かったとも思う。
しかし結局、男性にとってもスムーズなほうが良いだろうと考え、そのまま一連の引き落とし作業をサポートした。
帰り際、男性は私に対して何度も「ありがとう」と言ってくれたが、これで本当に良かったのだろうか。もちろん、今回得た男性の情報(もう忘れたけど)を悪用するつもりなど毛頭ない。それでも相手は意図しない出来事というか、嫌なことだったかもしれない。
――「優しさ」とは何だろう。まだまだ大人になれない自分がいる。
では本題に入ろう。
5号機の各ジャグラーと6号機ジャグラーを交互に打つという「マイルール」を定めたのはいつだったろうか。
現在では形骸化し、私自身も「もういっか」と考えているフシもあるのだが(苦笑)、ひとまず5号機と6号機の順番(回数)を元通りにしたい。
というわけで、前回できなかった6号機アイジャグを打つことにする。
■今回の結果
実戦台数…6台
投資金額…6000円
トータル差枚数…-276枚
トータル収支…-6000円
■ピックアップ実戦【アイムジャグラーEX(6号機)】
11 BIG 1000円
81 REG 先告知
91 BIG
23 REG
187 BIG
66 BIG チェリー同時当選
233 REG
210 BIG
345 BIG
211 REG 先告知
23 BIG
277 ヤメ
今回の実戦で英世1本ヒット&それなりに伸びたデータがこれ。序盤はかなり良い感じでジャグ連が続いたのだが、中盤以降で急に失速してしまい、持ちコインを飲ませてジ・エンド。
右肩上がりから下降しそうなタイミングを見計らってヤメていれば…と思うが、それが難しいことは自分でもよく分かっている。それに、6号機はコインの増加スピードが緩やかなので、余計にヤメ時が難しい。
いろいろ考えても、結局はかんがアフターフェスティバル。次回こそは勝利を収めたい。
英世さん1本勝負
1台あたり1000円(=英世1本)のみ打つ企画。ボーナスや当たりを引ければ勝負を続行(ヤメ時は臨機応変に対応)、引けなければ即座に台移動する。実戦人は1ヶ月間にできる限り勝負を敢行し、その結果を隔週くらいで公開予定。