先日、某サイトで「就職氷河期世代」についてのトピックを見た。就職氷河期とはバブル崩壊後の平成5～16年頃を指すらしいので、平成18年に大学卒業＆某IT企業に就職した私は、ドンピシャの世代ではない。それでも当時の日本は不景気の話ばかりだった記憶があり、現在のように就活生が企業を選ぶような「売り手市場」でもなかった。
私はギリギリ1社だけ内定を貰ったが(ザ・ブラックな企業だったけど)、就職できないor最初から就職するつもりがなく、大学院に進んだり、フリーターとなった友人も多い。もちろん、これが当時の全てとは言わない。あくまでも私の周囲はそうだった。
今現在、友人たちの状況は様々だ。正社員(中途採用も含む)、非正規社員、自営業、個人事業主。結婚して子供がいる奴もいれば、ずっと独身を貫いている奴もいる。それぞれ立場は違えど、それなりに楽しく生きていると思う。私自身が超お気楽な人間だから、そのような友人が多いのかもしれない。まさに「類は友を呼ぶ」だろう。幸せなことだ。たぶん。
しかし、言葉には出さないものの、みんなどこかで感じている。少なくとも、私はたまに思うことがある。
「当時の政権が悪い!」「政策が悪い!」など言うつもりはあまりない(けど、言いたい気持ちは分かる)。そもそも情勢なんぞに左右されず、ずっと希望通りの人生を歩んでいる方も一定数いるはず。希望通りではないにせよ、満足している人だって結構いるだろうし、私も悪くない人生を歩んでいるつもりだ。稼ぎは決して多くないが、のほほんと働き、ジャグラーを打って、夜は美味しいお酒を飲めるのだから、それはそれで満足している。
ただ、時代が違えば、タイミングが違えば、また違った人生だったろうなと思う。こんなお気楽人間が一流企業に入っていたかもしれないし、小さくても安定した会社で、じっくりとスキルを磨いていたかもしれないし、雑貨屋以外のジャンルで独立していたかもしれない。
求人倍率が高く、おそらく就活生にとって将来の選択肢が多い現状を間近で見ると、オッサンは余計に「もし…」と考えてしまうのだ。これが「もし江戸時代に生まれたら…」であれば、よく分からないまま終わるのだが、そこそこリアルに想像できてしまうからタチが悪い。
私は学生当時から、いわゆる大企業に入りたいとか、公務員や資格系の職業に就きたいという希望はなかった。その後も世間の評価などをあまり気にせず、「俺はこういう人間だ」とビッグダディ的メンタリティで開き直って生きてきた。不景気だったからこそ、一昔前の価値観に捕われず、ある程度自由に動けた側面もあるだろう。
しかし、氷河期という時代に少しバッティングしたことで、社会に出るタイミングでの「機会の損失」はあったと思う。もしかしたら、大金持ちになって女優やアイドルと結婚していたかもしれないし……それはまた違う話か。
現在、日本には氷河期世代の非正規社員が約50万人、働いていない無業の方は約40万人いるらしい。ひと括りで非正規・無業と言っているが、これらの方々が置かれている状況や、本人の気持ちなどは千差万別。現状にある程度納得している人もいれば、そうではない人もいるだろう。
いずれにしろ、氷河期に社会へ出ざるを得ず、そのまま燻っていると感じている人(もっと自分の能力を発揮したいと感じている人)、自分は正社員としてもっと稼げるはずだと感じている人には、職種を問わずチャンスが増えても良いと思う。私が言わなくても、きっと偉い人たちが色々考えているだろうけど。
■2週間の結果
実戦台数…10台(英世10本)
ボーナスHIT…計1台
トータル収支…－1000円
■ピックアップ実戦
【マイジャグラーⅣ】
9 BIG 1000円 先告知
3 BIG BGM軍艦マーチ
136 BIG 先告知
83 REG チェリー同時当選
104ヤメ 604枚
今回、唯一ヒットしたデータがコレ。実戦開始から9Gで先告知＆BIGを引き、その後3Gで再びBIG。久々に「ジャンジャンバリバリ♪」という軍艦マーチを聴いて、思わずニンマリしてしまった。終わってみれば+9000円(非等価交換)で、それまでに抱えた負債をほぼ回収できたが、もう少し打てばプラスにできたかも…。次回はトータルの収支を考えながら押し引きを判断したい(勝てるかどうかは別だけど)。
英世さん1本勝負～タッチ＆GOGO！～
ジャグラーを1台あたり1000円(＝英世1本)のみ打つ企画。ボーナスを引ければ勝負を続行(ヤメ時は臨機応変に対応)、引けなければ即座に台移動する。実戦人は1ヶ月間にできる限り勝負を敢行し、その結果を隔週くらいで公開予定。