子供の頃「将来の夢は?」と聞かれて、何度か“野球選手になりたい”そう回答した記憶がうっすらある中野和彦です。
かと言って、リトルリーグに入るわけでもなく、中学に上がって野球部に入ることもしませんでした。
今考えると、子供ながらに野球をやったところで基礎体力はないし、抜きん出た才能は発揮できないと自覚していたのではないかと思います。
何故、こんなことを思い出したかというと、海の向こうのメジャーリーガーの活躍が目覚しいから…。
その中でも特に報道等で目の当たりにすることの多い、大谷翔平選手のプレーです。
二刀流という前代未聞の挑戦を涼しい顔でやってのける姿を見ていると、とうの昔に通り過ぎてしまった私の心をワクワクさせてくれ、野球が好きだった少年時代を思い出させてくれました。
今シーズン、彼は一体どこまで突っ走るのか。10勝30本塁打くらいまで行けるのではないかと期待しています。
では、話を取材内容に移します。
今回は6号機のアイムジャグラーEXが未導入となっているα店に出向き、その理由と今後の導入予定や現状のジャグラーの扱い方などを伺ってきました。
α店は中規模チェーンで、都内の比較的大きな駅に隣接。客層はイベント狙いの若者+仕事中・仕事帰りの会社員が中心です。
中野「よろしくお願いします。α店は6号機のアイム未導入ですが、何か意図があってのことでしょうか」
α店長「そうなんですよね。欲しかったんですが、グループで割り振りするときに他の店舗が多台数設置で展開したいという要望があって、ウチには回ってきませんでした。それが真相ですね」
中野「グループ内での事情があったんですね。でも、強く希望すれば回って来たのでは?」
α店長「グループ内では一定の台数を確保していたので、もらえたと思います。ただ、ウチは昨年12月の段階で5号機のアイムも撤去済みでしたので」
中野「だから強く希望されなかったと」
α店長「グループの他店はアイムが結構残っていたので、ウチの台数分も譲りましたね」
※写真はイメージです
中野「そういった事情があるんですね。アイムが入らなかったことで困ったことはありましたか」
α店長「特にないですね。ジャグラーが全て無くなるならまだしも、5号機のジャグラーがまだ残っていますから、5号機の撤去期限まではそれほど心配していません」
中野「では、5号機の撤去期限まで6号機のジャグラーは導入されない感じですか」
α店長「いや、7月頃にゴージャグ2の認定が切れますので、そのタイミングでは入れる予定です」
中野「導入するのは、アイムですか」
α店長「認定切れの機種があるタイミングで次の6号機が出ると思いますよ。型式試験に通っている機種も複数ありますし」
※写真はイメージです
中野「その機種も他店に欲しいと言われたら、どうされますか」
α店長「今度は死守します。少なくともゴージャグ2が抜ける台数分は確保しないと。それから、できればそのタイミングでアイムも導入したいですね。新台が無理ならグループの店舗間移動で…」
中野「そのタイミングでですか」
α店長「この先、5号機のジャグラーが減っていきますので、ジャグラー全体の台数を確保するためです」
中野「なるほど」
α店長「5号機の撤去期限までには、ファンキーやマイジャグの後継機が出てくると思うんですが、希望通りの台数を確保できない可能性もあります。しかし、ジャグラーのシマを減台するわけにはいかないので、アイムも確保しておきたいんですよね」
※写真はイメージです
中野「では、現状の稼働をお聞かせください。他店ではアイム導入から2~3か月間、大々的に押していたと思うんですが、α店はどのような施策でここまで来られたんですか」
α店長「特に仕掛けはやっていませんね。5号機が全く問題なくやれていますので。5号機の頃からアイムの稼働はそれほど良くなかったですし」
中野「そうなんですね」
α店長「グループ店の話を聞いていても、稼働はマイジャグ>ファンキー>ゴージャグときて、アイムはそれに次ぐという感じらしいです。ですから、元々アイムを撤去済みだったウチは、ほぼ影響なく高稼働を維持できています」
※写真はイメージです
中野「設定状況はどうでしょうか」
α店長「通常営業は設定6を使いません。予算がヤバイ時には設定5も使わないかな(苦笑)。代わりと言ってはなんですが、もちろん設定1も使ってませんよ(汗)」
中野「イベントではどんな感じでしょうか」
α店長「イベントは2種類あるんですけど、弱めなイベントは設定5・6を各シマに使う感じです。強めのイベントは設定5・6を複数台投入し、ベースも設定2から3に上げる感じですね」
中野「先ほど、高稼働と仰っていましたが、その配分だとどの程度稼働するんでしょうか」
α店長「店舗全体の平均が1500G程度で、ジャグラー全体は2700G程度ですね」
中野「倍近いんですね」
α店長「ジャグラーは以前からの稼働を維持しているけど、他が…って感じです。現状、スロットの縮小も考えていますし」
中野「それは寂しい話ですね…ありがとうございました」
※写真はイメージです
自らの意思ではなく、グループの方針でアイム未導入となったα店ですが、5号機が残っている現状は困っていないとのことでした。ただし、来たるゴージャグ撤去日までには、アイムを含めた6号機ジャグラーを撤去台数分は確保したいとのこと。
そして最も危惧しているのは、マイジャグの撤去だということです。そのタイミングで6号機のマイジャグが投入されることを切に願っていらっしゃる…そう感じ取れました。
ホールサイドのジャグ雑感
中野和彦(なかのかずひこ)が自分の人脈を最大限に引き出し、ホールによるジャグラーの扱い方などを紐解く。読者の皆様にホール店長の考え方やジャグラーシリーズの設定配分などを知っていただくための取材日記。