皆さん、ご機嫌いかがかな。カバオだ。
新型コロナウイルスが世界中に蔓延して約1年。今でも喧騒は収まらず、様々な分野で右往左往、試行錯誤している状況だが、そんな中でも着実に「できる対策」が整理されてきたように思う。
たとえば少し前に話題となった「黙食」。飲食店に人が集まっても、全員が黙って食事をすれば感染リスクは小さいという考え。
実際のリスク云々について、詳しく語ることはできないが、素人目から見ても「極力話さない=飛沫が少ない=リスクは小さい」とは思う。それならば室内に人が固まっても安心だし、結果として店に足を運ぶキッカケにもなる。
マスクができない状況では、なるべく黙って過ごせば良いだろうと、分かりやすく提示した「黙食」というワードは、この時代の小さな発明だったかもしれない。
最近、「黙食」のパクリ……いや、類似ワードを見かけた。
場所は某スーパー銭湯。私が定期的に通っている近所の施設で、料金も比較的安く、平日でも高齢者の方を中心に結構賑わっている。
そこで男湯の暖簾をくぐって更衣室に向かう途中、大きな漢字の張り紙が目に入った。
黙浴――。
赤ちゃんをお風呂に入れる「沐浴」は聞いたことがあるけど、黙って入浴するほうの「もくよく」は初耳だ。
しかし、言いたいことは分かる。飲食店の「黙食」と同じく、みんなで協力しながら感染リスクを下げようという呼び掛けである。
実際、多くの客は黙々と風呂に入っていた。コロナ以前は、常連のじいさん同士が大声で会話していたものだが、そんな姿は一切見えない。やはり、みんなの意識は高まっているのだろう。
……と思っていた矢先、事件が起きた。
私は洗い場(横にズラッと10ヶ所ほどシャワーがある)の中央付近に座ってシャンプーをしていた。右隣には誰もおらず、1つ空けて痩せたじいさんがいる。
その私とじいさんの間に、ゴツいおっさんがドカッと腰掛けた。そして、勢いよくシャワーを出して身体にかける。直後、痩せたじいさんが言葉を発した。
痩爺「おい、シャワーがかかったよ。もっと弱くしろ」
ゴツ「あぁ?」
痩爺「シャワーがかかったって言ってんだよ!」
ゴツ「かけてねぇよ! どこにかかったか言ってみろよ!」
痩爺「ここだよ!(と自分の顔を指差す)」
ゴツ「少しだろ? そんなに騒ぐことかよ!」
痩爺「実際かかったんだから、弱めろって言ってんだよ!」
ゴツ「この野郎、うるせなぁ!! ちょっと表に出ろよ!」
痩爺「ああ、良いよ!」
こうして2人は、仲良く(?)露天風呂のほうへ向かった。
そのままフルチンでの殴り合いに発展するのだろうか。正直、私は少しだけ期待した。しかし、2人は露天風呂の入り口付近での口論に終始し、どうやら一定の着地点を見つけたようだ。
その後、ゴツいおっさんはブツブツ文句を言いながらサウナへと姿を消し、痩せたじいさんは再び洗い場へ戻って石鹸を身体に付け始めた(さっきも洗ったはずだが)。
この一連の流れの間、他の客は固唾を飲みがら様子を見ていた。私自身も、すぐ隣で起こった事件に言葉が出なかった。
「黙浴」である。
当然ながら本来の意味とは全然違う。そもそも、口論していた2人は「黙浴」のルールを破りまくりだ。施設的にも、他の客にとっても、迷惑この上ないものだろう。
当然、私も黙って様子を見ながら「このおっさんたち、迷惑だな」と思った。ただ一方で、懐かしい感じもした。
どこかで忘れていた、人間と人間の至近距離での言葉のやりとり。良し悪しは別として、人間の感情のぶつけ合い。おっさんの大声。
できるだけ早く、誰もが気兼ねなく、声を出し合って入浴を楽しめる状況が来てほしい。もちろん、喧嘩はNGだけど。
それでは本題に入ろう。
最近は6号機の『アイムジャグラーEX』と5号機の各ジャグラーを交互に打つようにしている。
本来であれば、今回は6号機の順番……なのだが、残念ながら目ぼしいデータを採ることができなかった(何台か打ったのだが、ヒットせず)。
そこで、同時にチョコチョコと実戦していた5号機ジャグラーの中から、英世1本(=1000円)でヒットしたデータを掲載したい。
■今回の結果
実戦台数…8台
投資金額…8000円
トータル差枚数…+311枚
トータル収支…+4200円
■ピックアップ実戦
7 BIG 先告知 1000円
21 REG チェリー同時当選
64 BIG チェリー同時当選
62 BIG
123 BIG
262 REG
129 BIG
100 ヤメ
わずか7GでBIGを引き、さらにチェリー同時当選なども絡みながらのジャグ連が炸裂。その後は勢いがトーンダウンして262Gハマったものの、全体的には余裕のある展開でフィニッシュできた。
これで前回に続き2連勝である。私にしては超珍しい現象だ。この調子で、次回こそは6号機のアイジャグで勝利を目指したい。
……厳しい場合はまた5号機に戻るかもしれないけど。
英世さん1本勝負
1台あたり1000円(=英世1本)のみ打つ企画。ボーナスや当たりを引ければ勝負を続行(ヤメ時は臨機応変に対応)、引けなければ即座に台移動する。実戦人は1ヶ月間にできる限り勝負を敢行し、その結果を隔週くらいで公開予定。