今回の用語【IN・OUT・コインサンド】
読者の皆さん、こんにちはー!
この企画を担当しております、自称・農業法人株式会社「GOGO!ファーム」共同代表の相武剛です!
すでに皆さんがご存知の通り、この企画ではジャグラーを含むパチスロ全般で使用されている用語を懇切丁寧に解説します。
実際にどのように使えば良いのか……とお困りの方のために、もちろん今回も分かりやすい例文付き!
それでは早速行ってみましょう!
IN・OUT(イン・アウト)
出典:ほぼ毎日流『ジャグペディア(Jugpedia)』
コインの投入枚数・払い出し枚数の総称。プレイヤーが投入したコインの総枚数はIN、台から払い出された総枚数をOUTと呼ぶ。
◎例:『マイジャグラーⅢ』で100G消化→BIG→120Gヤメ
(※BIGを揃える際も含め、通常時はすべて3枚掛け)
・100G消化(3枚掛け)=300枚
・BIG中の消化(2枚掛け・24G)=48枚
・120G消化(3枚掛け)=360枚
■IN枚数は300+48+360=708枚となる。
OUT枚数は通常時の小役出現率なども影響する。上記の条件で通常時にブドウ40回、角チェリー6回、リプレイ34回引いたと仮定。
・ブドウ(7枚)×40=280枚
・角チェリー(2枚)×6=12枚
・リプレイ(3枚)×34=102枚
・BIG中の払い出し枚数=360枚
■OUT枚数は280+12+102+360=754枚となる。
結果として、OUT枚数(754枚)がIN枚数(708枚)を上回っているため、この時点ではプレイヤー側のプラスと言える。
IN・OUTという概念は主にパチンコホールの内部で用いられるものだが、近年はSNS上などでプレイヤーに開示する店も存在。
これにより、プレイヤー側が「このホール(台)はどれぐらい稼働しているのか」「このホール(台)の設定状況はどうなのか」などを推し量ることができる。
なお、パチンコでは台に投入した玉の総数を「アウト」、台から払い出された玉を「セーフ」と呼ぶ。
・「IN枚数を見ると、このホールは人気店だと分かるね」
・「INに比べてOUTが少ない。こりゃ設定1だね」
IN=入る(入れる)・OUT=出る(出す)という本来の意味で、日常的も頻繁に使用される。
また、OUTの場合は野球のルールを反映して、「退場」「失格」などの意味合いでも用いられる。
・「うちの旦那、IN・OUT回数が物足りないの」
・「方正、遠藤、田中、OUT~」
コインサンド(こいんさんど)
出典:ほぼ毎日流『ジャグペディア(Jugpedia)』
コインを貸し出すための機械。基本的には台の右側に設置されており、千円札・5千円札・1万円札を投入することで、コインが貸し出される(原則として千円単位で貸し出し)。
「サンド」という名称は、台と台の間に挟まれていることが由来。パチスロ黎明期から存在していたわけではなく、以前はホール内にあるコインの貸し出し機、もしくは貸し出しコーナーまで毎回足を運ぶ必要があった。
近年、コインサンドは多機能化が進み、会員カードによる貯メダルの払い出し、スランプグラフ閲覧、パーソナルシステム(コインを流して獲得枚数を計測)など、実にさまざまな機能がある。
そのため、操作方法を台の横にあるPOPなどで説明している(筐体上部にあるデータ表示器も含む)ホールも少なからず存在する。
それらの説明がなく、さらに使い方が分からない場合は、素直に店員に聞いたほうが良いだろう。
・「このサンドはどこに千円札を入れるの? あ、上か」
・「このサンド、千円札を入れても何度も戻ってくるわ」
コインサンドという言葉を日常的に使う可能性はかなり低い。ただし「サンド」に限れば、本来の意味の「挟む」などを表現する際に用いることがある。
また、「さんど」という響きが含まれる言葉も多い。
・「駅前にいる2人組がサンドで宗教勧誘してきたよ」
・「藤田まことと言えば必殺仕事人? てなもんや三度笠でしょ」
いかがでしたか?
IN・OUTはあまり馴染みがない方も多く、プレイヤー側にはそれほど重要な用語でもない気がしますが、把握しておいて損はありません。
どこかのタイミングで「OUTがさぁ」などと小出しにすれば、上級者っぽく見えること間違いなしです(笑)。
それでは次回をお楽しみに!
ほぼ毎日流ジャグペディア
ジャグラーにまつわる言葉やパチスロ全体に関わる言葉(用語)をアトランダムに紹介していく企画。さらに、それらの用語を日常生活などで使いこなすための「使用例」も掲載していく予定です。