こんにちは難波キーノです。
季節が本格的な冬に変わりつつあるなか、遂にミリオンゴッド~神々の凱旋~(以下、凱旋)が撤去されてしまいましたね。去年のハーデスに続き凱旋までも…。これでホールからゴッドシリーズは姿を消してしまいました。
厳密に言えばポセイドンとか、冥王召還とか、おっとはーですとかはありますが、あれらを旧基準機のハーデス・凱旋と並べて考えるのは違う気がしますしね。ゴッドシリーズが姿を消したことでホール状況はどのように変化したのか。今回は現状で私が感じ取っている変化についてお話ししていこうと思います。
まず変化を感じた部分は、どことなくパチスロの客が減った気がする点。“どことなく”というのがポイントで、見るからに減った感じは受けないんですよね。凱旋が失くなる前からパチスロの客は少なかったので、そこから多少減っても大きくは目立たないというか。
専業的には客が減る懸念よりも設定状況の悪化のほうが問題(減客と設定状況悪化は密接にリンクしているとは思いますが)で、凱旋が失くなってからは明らかに設定状況が渋くなっている気がします。
具体的に言えば、特定日や取材でのアタリ機種が以前よりショボくなりましたね。これは間違いない変化だと思います。全台系なりなんなりで、アタリ機種が出玉性能の低い機種、マイナー系で誰も望んでいない機種が対象になりやすくなった、みたいな感じです。
対象機種がショボくなると発見されるまでに時間がかかって、色んな機種が耕されやすくなる。これがホールの狙いで、設定を探す打ち手を迷走させて少しでも回収したい意図があるんでしょう。
ジャグラーで言えば出玉性能の低いゴーゴー・アイムがアタリ機種になる可能性が上がった気がします。以前はマイジャグやファンキーが対象になることも少なくなかったのに。パチスロで稼ごうとしている身からすると、ゴーゴー・アイムをアタリ機種にされると正直言ってお手上げ。絶対に自分からは探さない機種なので、この辺のシリーズをアタリにされるとその店に行ったこと自体が失策だったと後悔しきり。
ちなみに、ジャグラー自体の設定状況は自分が使っているホールでは特に変化はありません。通常日はほぼ設定が入らないけど特定日にはしっかり入るし、客付きも以前と同じ程度で増減はナシ。
一定の稼働があるジャグラーはホール側からすればうってつけの回収台ですが、ジャグラーまで締めすぎて客を飛ばすとそれこそ終了ですしね。ジャグラーの状況が変わっていないホールは仕方なく現状を維持している…といった感じだと容易に想像ができます。
ぶっちゃけ今のホール状況は客の目線でも「おいおい大丈夫かよ…」と思ってしまうくらいに元気がない。個人的には人の集りやすい日しか打たないので、通常日がどれだけ悲惨でも特定日に設定を使ってくれれば関係ありませんが、そのうち特定日も渋くなる恐れがあると考えると楽観視はできません。
ここにきてコロナ感染者もまた増えてきているし、これでまた営業自粛なんて話になったらガチで終演を迎えかねない。そうならないことを切に祈るとともに、パチスロ自体の変化にも期待したい…というか、それしか打開策はないと思っています。
6号機はいい加減に限界っぽいんで、もう少し射幸性の高い台を作れるように規則を変えてくれ。
いや、もう本当にそれくらいの段階に来てるんじゃないですかね。これだけ6号機が出ているのに未だに看板機種・メイン機種と呼べる台が現れないし、こうなるとゲーム性うんぬんの問題ではなく、単純に出玉性能が要因なのは火を見るよりも明らか。
このぶんだと、間もなく導入される6号機のアイムも「やっぱりこれは違う」と見なされて稼働が持たないんじゃ…。そんな不安が拭えない今日この頃。新しいアイムは5号機と比べて機械割も遜色ないし見た目にも違和感がないと聞きますが…良い方向に転がってくれることを祈ります。ただの専業風情がここまで業界のことを考えるのって変ですかね(笑)。
スロプロのジャグ考察