今回の用語【隠れキャラ・BAR】
読者の皆さん、こんにちはー!
この企画を担当しております、自称・公益財団法人 ジャグラー文化教育財団、監事の相武剛です!
毎度おなじみの「ジャグペディア」では、ジャグラーと密接に関わる重要用語と、パチスロ全般で使用可能な用語をそれぞれ懇切丁寧に解説。加えて、各用語の具体的な使用例(=例文集)もご紹介していきます!
それでは今回も行ってみましょう!
隠れキャラ(かくれきゃら)
出典:ほぼ毎日流『ジャグペディア(Jugpedia)』
特定のジャグラーシリーズにおいて、リール左上部に存在するランプ(キャラクター)のこと。通常は暗くて見えず、点滅・点灯すればその時点でボーナス確定となる機種が多い。ただし、一部の機種はボーナス告知の演出として点滅する可能性もある。
出現キャラや点滅・点灯するタイミングは機種によって若干異なるが、いずれもプレミア演出(実際に光る割合は低い)に分類される。
隠れキャラを搭載している機種と、出現タイミングは以下の通り(2020年11月時点での現行機のみ抜粋)。
■ファンキージャグラー(ジャグビーランプ)
【出現タイミング】BIGの1G連時
■アイムジャグラーEX-AE(ジャグリーランプ)
【出現タイミング】レバーON時(第3停止後は点灯し続ける)
■スーパーミラクルジャグラー(ピエロランプ)
【出現タイミング】GOGO!ランプが点灯した次ゲームのレバーON時(BIG確定)
■アイムジャグラーEX AnniversaryEdition(ジャグラーランプ)
【出現タイミング】レバーON時(第3停止後は点灯し続ける)
■マイジャグラーⅣ(トラッぴランプ)
【出現タイミング】GOGO!ランプがレインボー点灯かつプレミアボーナス音(ねこふんじゃった)発生時
■ゴーゴージャグラー2(ツノっちランプ)
【出現タイミング】レバーON時、第3停止後、ボーナステンパイ時、第3停止ボタンを押しっぱなしにした場合
・「あれ? 隠れキャラが一瞬光ったかも!」
・「ゴージャグ2でネジネジしたら、隠れキャラのツノっちが出た!」
そのものの意味である「普段は隠れている(目立たない)人物・キャラクター」を指す言葉として使用される。
ジャグラーにおいてはポジティブな意味合いだが、日常生活においてはややネガティブな言葉として用いられることが多い。
・「クラスの隠れキャラだったから、同窓会に呼ばれなかったよ」
・「あなたのアレ、小さすぎて隠れキャラみたいだね」
BAR(ばー)
出典:ほぼ毎日流『ジャグペディア(Jugpedia)』
多くのパチスロ機において、リール上の絵柄に採用されているもの。基本的にはボーナス絵柄(ボーナスを構成する絵柄)の1つとして採用されているが、その役割は機種によって大きく異なる。
現行のジャグラーシリーズにおいては、「7・7・BAR」でレギュラーボーナス(REG)となるほか、「BAR・BAR・BAR」と一直線に揃いリーチ目として出現する可能性がある。
BAR絵柄は米国のスロットマシンに由来している。
1800年代、米国でスロットマシンが開発された当初は、機械から現金がそのまま払い出されていた。しかし、それが当局により禁止され、代わりにガムを景品として払い出すようになる。
同時に、ガムのフレーバー(香り)に使用されている各果物がスロットの絵柄に採用され、大当たり絵柄にはガムメーカーのロゴが入ったパッケージが用いられた。
これがBAR絵柄の原型であり、その後に日本のパチスロにも受け継がれ、現在に至っている。
なお、現在のパチスロでは「BAR」が存在しない機種もあるが、四角で黒い絵柄(BARに似た絵柄)、もしくは従来のBARと同じような役割を果たす絵柄を「BAR絵柄」と呼ぶことが多い。
・「ペカった! 左・中で7がテンパイ! 右は…BARでREGかぁ」
・「BIG中のカットインでBAR揃いしたら激アツだよ」
パチスロにおける意味合いでのBARを使用する機会はほぼないと思われるが、「バー」と読む言葉(同音異義語)は日常生活全般で使用される。
また、BARの本来の意味である「棒」として使用される可能性も十分ある。
・「フリーでお店に入ったら、BAR BARが出てきた」
・「だから、おれのBARも一気にしぼんだ」
いかがでしたか?
前回の「ベル絵柄」と同様、「BAR絵柄」の歴史も長いようですね。
100年以上も脈々と続いている貴重な文化遺産ですから、日常生活でも積極的にBARを連呼して(笑)、これからも大切にしていきたいものです。
では、また次回!
ほぼ毎日流ジャグペディア
ジャグラーにまつわる言葉やパチスロ全体に関わる言葉(用語)をアトランダムに紹介していく企画。さらに、それらの用語を日常生活などで使いこなすための「使用例」も掲載していく予定です。