今回の用語【軍艦マーチ・ベル】
読者の皆さん、こんにちはー!
この企画を担当しております、自称・医療法人 蛇具羅亜会(ジャグラー会)理事長の相武剛です!
すでに説明は不要かと思いますが、この企画では主にジャグラーに関する重要用語と、パチスロ全般で使用する用語を解説します。加えて、日常生活がもっと楽しくなる例文集も大公開!
一見、小難しそうに見えるものの、かなりふざけた企画ですので、どうぞ肩の力を抜いてご覧ください。
軍艦マーチ(ぐんかんまーち)
出典:ほぼ毎日流『ジャグペディア(Jugpedia)』
特定のジャグラーシリーズにおいて、一定の条件でBIGが成立した際に発生するBIG中の音楽(BGM)の名称。
軍艦マーチが発生する機種と条件は以下の通り(2020年10月現在の現行機のみ抜粋)。なお、BGMが流れている最中は男性、もしくは女性の声で「ジャンジャンバリバリ」という合いの手が入る。
これはパチンコ店で軍艦マーチが頻繁に流れていた際(後述)、店内マイクで店員が発していた掛け声に由来する。
【ゴーゴージャグラー・ゴーゴージャグラー2】
・ボーナス終了後1G目にBIG当選
※前回がREGの場合は男性、BIGの場合は女性の声
【マイジャグラーⅢ・マイジャグラーⅣ】
・ボーナス終了後3G以内にBIG当選
【ファンキージャグラー・(ニュー)アイムジャグラー】
・ボーナス終了後1G目にBIG当選
軍艦マーチは1900年(明治33年)に「軍艦行進曲」として完成し、1941年の日米開戦時にもラジオで流れたもの。戦後、パチンコ店の店内音楽(BGM)としてポピュラーな存在となった。
一説によると、1951年に東京・有楽町のパチンコ店において、拡声器から軍艦行進曲を大音量で流したことがキッカケとなり(日本を統治していた米軍も黙認)、全国へ波及したらしい。
1980年代までは頻繁に使用されていたが、現在ではあまり聞くことができない。ただし、往年のパチンコ店を知る人間にとって、軍艦マーチ=パチンコ店というイメージは根強いと思われる。
ジャグラーのBGMに採用されている理由も、このイメージが大きく影響していると推察される。
・「チッ、隣の台、軍艦マーチかよ…」
・「ジャグラーシリーズの軍艦マーチ、コンプリートしたぜ!」
今現在、「軍艦マーチ」という言葉を本来の意味で(名詞として)使用する機会はかなり少ないと思われる。
しかし、発音が似た言葉を聞く可能性は十分に考えられる。また、軽快かつ勢いのある曲調を比喩として用いることもあり得る。
・「寿司屋で注文したら、なかなか出てこない。軍艦待ちだよ」
・「夜の店でオプションを付けまくった。脳内で軍艦マーチが流れてた」
ベル(べる)
出典:ほぼ毎日流『ジャグペディア(Jugpedia)』
多くのパチスロ機において、リール絵柄に採用されている。文字通りベルの形状をしているが、細かな描写は機種によって異なる。
ジャグラーシリーズにおいてもベル絵柄が存在しているが、実際に揃う確率は低い。一方、他機種ではメイン役(最も揃いやすい小役)としての役割を持つ場合もある。
ベル絵柄の歴史は古く、1800年代にアメリカで誕生した初期のスロットマシン『リバティ・ベル』から採用されていた(その際の絵柄はベル・星・蹄鉄・トランプマークの4種類)。
それに倣い、日本でパチスロが開発された際もベル絵柄が採用されたと思われる。
なぜスロットマシンにベル絵柄が採用されたのかは不明だが、最初のマシン『リバティ・ベル』という名称は、ペンシルバニア州フィラデルフィアに実存する鐘のことであり、これはアメリカの独立・自由を象徴する存在(独立戦争と密接な関係がある)。
この意味合いがベルを採用した理由の1つだと考えられる。
・「マイジャグⅢで適当打ちしたら、ベルが揃った!」
・「お前はどの機種のベルがカッコいいと思う?」
そのものの意味で、ベル(鐘)を使用する機会はそれなりにあると思われる。
また、言い間違い、聞き間違いによって「ベル」が使用される可能性もあり得るだろう。
・「どーもー、ミルクボーイでーす。あーねっ、今、ベルマークをいただきましたー」
・「妖怪人間? ベル、ベラ、ベロでしょ?」
いかがでしたか?
パチスロにおける「ベル」の歴史は意外と深そうですねぇ。
今回は簡単な説明で終えましたが、興味のある方はもっと調べてみてください。ちなみに、今回の例文(日常生活)はあまり使えそうにもありません(笑)。
参考程度に捉えていただければ幸いです。
では、また次回!
ほぼ毎日流ジャグペディア
ジャグラーにまつわる言葉やパチスロ全体に関わる言葉(用語)をアトランダムに紹介していく企画。さらに、それらの用語を日常生活などで使いこなすための「使用例」も掲載していく予定です。