ホールデータ 企画

マイジャグの据え置きがバリバリ狙える!? ホールデータ分析って面白い!【とあるホールの設定推測#14】

2020年10月18日


皆さん、こんにちは。輝輝輝輝(かがやきてるき)です。「とあるホールの設定状況を推測してみた」のコーナーです。今回は、新たなホールとして東京都荒川区のM.MS店を調査対象にしていきます。このホールはグランドオープン約1ヶ月と、まだ出来立てホヤホヤのホールでして、近隣界隈のみならずSNS等でも話題に上がっている有名店です。

何が話題かというと単純に出玉が凄いらしいんですよね。私は実際に足を運んだことはないのですが、景気の良い話はネットに口コミ、双方から耳にしています。グランドオープン期間を過ぎても全体差枚数がやれ何万枚プラスだの、何日連続で全体差枚数プラスを継続中だの、このご時世に頑張っている…いや、頑張りすぎているホールみたいです。

そんな話題沸騰中のホールを調査していくとなれば自然と期待は膨らみます。ジャグラーにも当然力を入れているハズですし、どんな輝かしいデータを魅せてくれるのか。というわけで百聞は一見にしかず、早速データのほうを見ていきましょうか。

まずは10月1日~10日のまとめデータをどうぞ。

誰が見ても一目瞭然。ヤバいくらい出ていますね。1台あたりの平均差枚数+300~500枚を毎日推移しているって異常ですよ。

平均設定も連日3.5前後とか、もうこの時点で低設定の使用割合がかなり少ないことが明白です。毎日出ているから日付的な部分の強弱が見当たらず。ほぼ毎日が推し日のような結果ですね。端的に言えば、いつ・どの台を打っても相応の期待値がある設定配分とでも言いましょうか。

日付けに強弱を持たせていない理由を勝手に推測すると、強弱を持たせると弱い日の稼働が落ちて強い日にしか人が集まらなくなってしまうからではないでしょうか。打ち手が常に期待感を持って頻繁に足を運んでもらうホールを目指していると。

これがパチ屋の究極の完成形になりますが、それはしっかり回収する日を設けて始めて成り立つ事柄なんですよ。なので、ここまでホールの赤字が続いていると、経営は大丈夫なのかと逆に心配になるレベルだったりします(笑)。

連日が推し日みたいな状況の中でも特に出ていたのは、10月3日の+51030枚でした。1台あたりの平均は+549枚。普通のホールだともはや年1レベルの設定配分です。ちなみに、この10日間でのワーストは10月8日の+21210枚。ワーストというには数値が良い意味で釣り合っていません。普通のホールなら特定日クラスの差枚数です。なぜここまで出すことができるのか本当に不思議…。

のっけから驚きの結果になりましたが、ここからは機種別のデータに移ります。まずはマイジャグ系から見ていきましょう。


推定設定2点台の台がチラホラ拝見されるので、設定4を含めた中間設定を多用して設定を底上げしているというよりは、設定5・6をしっかり使いつつ…みたいな雰囲気を感じます。

あと、重要なのは据え置きらしき入り方の台が多く見られる点。表の数値を縦に見るのではなく、横に見るとその傾向がハッキリわかるのですが、例としてマイジャグ4の445番台を見てみてください。10月6日~9日までの4日間が明らかな据え置き挙動になっています。何なら10月5日が高設定の不発だっただけで、10月3日~9日まで据え置きの可能性もあります。

マイジャグ3にも3日間据え置きの台があるし、これはもう意図的にそういう入れ方をしていると考えるのが妥当。なので、台選びの際は前日出ている台を狙うのが勝率アップに欠かせないでしょう。あくまでも現状では…の話しですが。さらに補足すると据え置きの対象になりやすいのは、ガチガチの高設定挙動の台よりも、ほどよく出ている台のほうが対象になりやすいこと。

表内の緑の帯の箇所を見れば一目瞭然ですが、緑帯の台は翌日に設定を下げられやすい、というか高確率で下げられています。これはおそらく、誰が見ても高設定挙動の台を据え置きにすると狙いを絞られやすいので、そういった台は据え置きの対象外にしているのでしょう。

ほどよい履歴の台はたくさんあるので、簡単に狙いを絞らせないホール側の工夫だと思われます。ただ単に設定を入れているのではなく、客との駆け引きみたいなものも考えているホールなのかもしれませんね。個人的にはこういうホールは好きだったりします。

続いてはゴージャグ系のデータ。


この10日間のデータでは、ゴージャグに特筆すべき点はなさそう。いや、もちろん設定はかなり入っていますが、機械割と設定推測のしやすさを考えると同じくらい設定が入っているマイジャグ系を狙うのが無難と言いますか。ゴージャグ2の406番台なら打っても良いかもですね(笑)。

また、マイジャグ系で露骨に見られた据え置き挙動の台があまり見られないのもマイナスポイントですね。狙いを絞りづらいので、あえてゴージャグを狙うメリットは薄いと思われます。

続いてはファンキー・スーミラ。

このホールではスーミラは弱めの機種なんでしょうか。明らかに黄部分の数値が少ないです。シリーズの中でも設定6が分かりづらい、REGが先行すると「あって設定5かな?」となってしまい、てっぺんを狙っている打ち手に敬遠されるという異端児です。

この異端児の使い方はホールによって様々だと思いますが、ここでは冷遇されている感じですね。個人的には設定6が上に暴れた時の暴力的な出玉は好きですが、立ち回りという観点においてはちょっとリスキーな台だなとは思います。

一方のファンキーは台数の割に高設定挙動の台が多め。10月8日は8台中4台が4点台の数値になっています。1/2で…みたいな入れ方もあるのかどうか。気にはなるところですよね。

また、マイジャグほどではありませんが据え置きも散見されますね。2日連続で色付きの帯になっている部分がチラホラあります。狙えるかと言われると微妙すぎるネタと言わざるを得ません。連続しているのは2日までなので、「2日連続で良い履歴を刻んだファンキーは、3日目は狙いからハズそう」というのが、この情報の正しい使い方だと思います。

最後はアイム系です。


アイム系はほぼ毎日、半数以上が高設定域のデータに育っていて、4台構成のニューアイムは全台高設定挙動の日も見受けられます。アイムなので魅力は薄いと言えば薄いですが、マイジャグの狙い台を取れなかった場合の保険に使えるので軽視は禁物。

狙い方に関しては、これだけ設定配分が高いと絞るも何もないってのが正直なトコロですね。また、アイムの出玉性能を考えると、朝イチから自分で耕すのは得策とは言えません。客層にもよりますが、後ヅモが可能な状況なら夕方くらいに台を探すのが理想でしょう。これだけ設定が入っていればいわゆる履歴打ちの効果が高いので、バケの付いている台を打てば高確率でホンモノにたどり着けると思いますので。

それでは最後に今回のデータで判明した要点をまとめてみたので、ジャグラーカレンダーと併せてご覧ください。

★要点まとめ
・際立って強い推し日は見当たらず。毎日がチャンスの設定配分
据え置きの投入パターンが目立つ、特にマイジャグやアイム系にその傾向が多く見られる
前日ガチガチの高設定台は据え置きになりづらい。ほどよく出ていた台が狙い目
朝イチから打つならマイジャグ系の据え置き狙い
夕方から打つならアイムの履歴打ちを立ち回りの一環に

今回のデータで得られた最大の収穫は据え置き狙いが有効だということ。総台数が多いので一見すると狙いを絞りづらそうですが、しっかりデータを見れば立ち回りやすいホールだと思います。次回以降はまた別の傾向が見えてくる可能性もあるので、その辺りにも期待したいですね。

あとは、このプラス差枚数の羅列が途切れる日はいつ来るのか。これが注目ポイントになりそうです。このまま出し続けることは考えにくいので、ホール的に回収しなければならない時期は必ず来るハズです。そのときに果たしてどのようなデータになっていくのか…。ホールの動きを追うのがデータ収集の醍醐味だったりするので、なんだか次回の結果を見るのが楽しみになってきました。

それでは今回はここまで。また次回お会いしましょう。皆さまのジャグライフが有意義でありますように。

とあるお店の設定状況を推測してみた

とあるホールのデータを分析し、ジャグラーの設定状況を予想していきます。特定日の絞り込みや狙い台の作り方など、立ち回りの参考にしていただければこれ幸い。リサーチ店舗はちょこちょこ変えていく予定です

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