昨日ぶりのご挨拶になります。皆さんこんにちは、難波キーノです。
前回のコラムで最近はジャグラーを打つ機会が減っている、という内容を話しました。記事の更新自体は連日になりましたが、前の原稿を書いた日から今回の原稿を書いた日まで1ヶ月ほど経っています。
1ヶ月という期間が開いて、ジャグラーの稼働がどう変わったのか。実際に9月の稼働状況を見返してみたら、
20日間稼働した中でジャグラーを打ったのはたったの5回だけ。
それも朝イチからではなく合間にチョロっと触っただけなので、総回転数にしたら2~3000回転くらいでしょうか。ボーナス履歴が良さげの台を見つけるも、挙動がしっくり来なくて少し回してヤメみたいな内容でした。
やはりジャグラーを触る機会は確実に減っていますね~。コラムの影響で多少は意識していますが、それでも打とうと思える状況は少ない。その理由は前回も話した通り設定看破の難しさによるものが大きく、他の台を蹴ってまで手を出しにくいのが最大の要因ですね。
パチスロで勝つには機械割100%以上の台を長時間打てるかが重要で、低設定を長時間打てば当然ながら負ける恐れが高まります。ジャグラーは設定の高低判別が難しすぎるので、機械割100%以下の台(低設定)を回すことも多くなってしまいます。高設定をツモってもそこまでの過程で低設定を多く打ってしまうとトータルでは大きく勝てませんからね。これがジャグラーの宿命というか、安定して勝ちにくい要因でしょう。
ということで、今回は自分が考えるジャグラーの“欠点”を、前回よりも少しばかり掘り下げて話していきましょうか。
パチスロで勝つには機械割100%以上の台を打てば良い。
これは1日単位の話ではなく、月単位・年単位、もっと言ってしまえば生涯単位といったトータルで考えた場合も同じ。トータルで考える際には1台1台の機械割というより、打った台の平均機械割が100%を超えていれば「出玉的には」勝てているということになりますね。出玉的には、と言ったのは換金ギャップがあるからです。皆さんもよくあるでしょ? 投資1万円(500枚)で遊んで結局500枚流したけど換金ギャップで1000円負け…みたいなの。会員カードを使えばいいんですけど、結局いつかは換金するのでギャップの影響を全く受けない人は少ないのではないかと。
さて話しが少し逸れましたので本線に戻しましょう。ジャグラーで機械割が100%を超えるのは概ね設定3からなので、設定3以上の台を多く打つほどトータルの勝利は近づいていきます。まあ単純に高設定を打てば良いだけなのですが、気を付けたいのは、見た目が高設定でも中身は低設定の可能性があること。これは当たり前のことですがもの凄く大事な部分です。
履歴打ち(ボーナス出現率が高設定付近の台を吟味して打つ)をしっかりしているのにうまく勝てない…という声をよく耳にしますが、
それは“見た目の期待値”と“中身の期待値”が一致していないことが原因。
表面上は機械割が100%を超える台を打っているつもりでも、実はそれが低設定で、打ち続けるほどにマイナスを喰らっているというオチですね。機械割100%以上の台を打つには、履歴打ちのように見た目が高設定の台を打つのが近道ですが、ジャグラーほど一時的に低設定が高設定挙動を示してしまう台はないと個人的には思います。ニセモノを打たされる可能性が高い機種は当然ながら勝ちやすいとは言えません。先述した通り、ジャグラーは表面上の期待値と中身の期待値が一致しにくい。これがジャグラーの特徴でもあり、最大の欠点だと思っています。
それは、1Gも回されていない台でも高設定の可能性が高いと言える状況で打つ、もしくは履歴打ちでも5000G以上回されていて、なおかつ設定6以上の挙動の台を打つこと。設定の見極めが難しいなら、それがあまり必要ないくらいの好条件に限定して打ちましょうよと。実際にジャグラーで勝っている人は、高設定を探すというよりも、当たりかどうかの確認作業をしながら打つというケースが多いと思いますしね。闇雲に打つのではなく、狙い台を絞って低設定を回す可能性を極力下げることが重要です。
高設定の可能性が高い状況を探すのも、狙い台を絞るのも簡単なことではないので、ジャグラーでまともに勝とうと思ったらそれなりの努力が必要ということですね。そこが、ジャグラーは初心者向けのようで上級者向けと言われる(僕が言っているだけかもしれませんが…)所以でしょう。
――それでは今回はこれにて一区切り。今回もジャグラーに対して批判的な内容になってしまったので、次回は景気の良い話でもしたいですね。そのためにはジャグラーを打たないといけないのですが、果たして打つ機会はあるのか…。次回は開口一番、設定6で5000枚出ました~!と言えるように頑張って稼働したいと思います(笑)。
スロプロのジャグ考察