スロプロ 企画

ジャグラーは喰えるのか? スロプロの目線で話していきます【スロプロのジャグ考察①】

2019年10月4日

皆さん初めまして。難波キーノと申します

当サイトはジャグラーに特化した内容ということで、このコラムでは僕が考えるジャグラーの価値観などを中心に書き綴っていこうと思います。ジャグラーを立ち回りにどう組み込んでいるか、どういった局面で打つことが多いのかなど、自分なりのジャグラーに対する“今”を文字に起こしていけたらなと。サイト構築の都合で初回は8月のまとめを書いています。

次回以降は「先月のことを今月の上旬に更新」という感じのタイミングに切り替えてもらえるように準備していますので“今”のズレは気にならなくなると思います。その証拠に、次回の更新は明日です。もちろん当コラムは個人の意見なので、僕の立ち回りを基準に捉える必要はないし比較する必要もありません。あくまで参考程度の軽い気持ちで読み進めて頂ければ幸いです。

自己紹介を兼ねて僕のスタイルからお話しします

さて、まず初めに自分の立ち回りについて軽く触れておくと、立ち回りは十中八九が高設定狙いで、その他の狙い方(ハマリ台など)は偶然見かけたら打つ程度。ホール選びは高設定狙いに準じて優先順位を決めるし、打ち始めの時間帯もほぼ朝からです。朝イチから高設定を狙い、夕方までにアタリへたどり着けなければ帰宅というのが基本的な流れ。

最近は何をよく打つのかというと、極論を言えば設定が入りそうな台なら何でも打ちますが、機種によって狙いたい優先度は違います。原稿を書いている9月上旬の段階だと、Re:ゼロがダントツに優先している機種になり、そこに6号機のまどか☆マギカが入り込むかといったところ。当のジャグラーの優先度はというと、最近はかなり下のほうになっているんですよ。まったく打たないわけではないけど、打つのは週に数回程度。場合によっては月単位でも数えられるほどしか打たないことも。

ジャグラーの優先度が低い理由は??

では、ここからが今回の本題。なぜ自分はジャグラーの優先度が低くなっているのか? その理由は以下の2つです。

・設定が見抜きにくいから
・ジャグラー以外に打つべき機種・台が多いから

普通すぎるというか、抽象的すぎてスミマセン(笑)。順を追って説明していきましょう。

まずは設定が見抜きにくいという理由について。
これは特に捻りもなく、ジャグラーの設定看破は時間がかかるので朝イチから打つメリットが薄いという理由です。先にも言った通り、自分の立ち回りは朝イチから高設定を狙うスタイル。ということは、1Gも回されていない台を打つことになるので、基本的に設定看破はゼロの状態からスタートします。ジャグラーの設定は通常時のゲーム数を多く消化する以外に見える術がなく、設定の高低を見抜くにはかなりの時間を要します。朝イチから打った場合は、少なくとも昼までは回さないと設定的な良し悪しが見えない。

つまり、朝イチから打つと低設定の見切りが難しく、実は低設定でも出だしが高設定っぽく当たってしまえば長時間打たされることになります。なので、朝イチから打つには事前にそれなりの設定が期待できる状況がベスト。打ち始める前からジャグラーに期待できる状況(5の付く日など)はそう多くないし、必然的に打つ機会が少なくなっているということです。

次はジャグラー以外に打つべき機種・台が多いから、について。
これは使っているホール次第…というか地域差が大きいので完全に個人的主観ですが、取材を実施するホールで立ち回っているとジャグラーを打つ機会が本当に少ないんですよね。取材系の設定投入パターンで一般的なのが機種単位で高設定が投入される全台系。全台系の場合は少台数の機種が対象になりやすいので、台数が多めのジャグラーは打つ選択肢から除外することが多い。

また、どの機種も高設定投入が見込める設定投入パターン(分岐営業・◯台並びで高設定など)でも、ジャグラーの優先度は低めです。それはまさに1つ目の理由が当てはまり、設定を見抜きにくい機種にあえて飛び込むメリットがないという部分にあります。入場番号が悪くてジャグラーしか取れないなどの状況でもない限りは、朝イチからジャグラーを選択することはほぼありません。

打つべき台というのは読んで字のごとくなのですが、いわゆるハマリ台やモード狙いなんかですね。朝イチからジャグラーを打つ機会が少ないと、二の矢三の矢の立ち回りでもジャグラーは不利。確率よく当たっている台があっても「なぜ空き台になっているのか?」と考えると不安になります。ブドウを数えていた人がヤメていた台なら、高設定の期待度は下がります。そんな不安要素と闘うよりも、見えている期待値を優先したくなるのが人の心情というものではないでしょうか。

さらに付け加えるのであれば、上記の理由に付随する要素として、
一昔前よりもジャグラー以外の機種に設定が入りやすくなった
というのが挙げられます。
昔はジャグラーにしか設定が入らないホールも多く、ジャグラーの扱いが良いホール=優良店という位置付けが通例でした。ホールもそれが分かっていたので、ジャグラーを無下に扱うことは少なかったと思います。

もちろん、今もその風潮がないわけではありませんが、昔よりも明らかに変わってきています。今はジャグラーよりも話題性のある機種は多いし、ジャグラーばかりに設定を入れているようでは客を集めるのは難しいでしょうから。言うなればこれも時代の流れなのかもしれませんね。昔よりも台選択の幅が広がったことで、打つ機種も徐々に変化している表れだと思います。


とまあ、ここまでの内容ではジャグラーのマイナス要素を植え付けているだけになりますが、もちろんジャグラーにも打つべきメリットはあると考えています。たとえば、ある程度回っていれば履歴から設定の高低を判断しやすいとか、客層的に後ヅモできる可能性が高いとか。朝ではなく夕方からの実戦がメインであれば、Re:ゼロなんかよりジャグラーのほうが断然有利ですしね。

打つ機会が減っているのは、今の自分の立ち回りとジャグラーの関係性が合っていないというだけで、生活スタイルやホール状況が変われば今よりもジャグラーを打つ機会が増えるかもしれません。なので、決してジャグラーをディスるためにここにいるワケではない…ということを付け加えておきましょう(笑)。

今回は初回ということで触り程度の内容でしたが、明日更新の次回分からはより掘り下げた内容をお届けできればと思います。良いデータが採れれば実戦の話もアリですね。設定看破が難しいだけに見切りポイントは人それぞれでしょうし、データを載せるだけでも参考になると思いますから。それでは今回はここまで。また明日お会いしましょう!

スロプロのジャグ考察

スロプロ歴約20年の難波キーノによるジャグラーの現状考察。イベント規制の地域差やパチスロに対するスタンスも人それぞれなので、参考程度に読んでもらえればなと。毎月上旬に記事更新予定!

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