ホールデータ 企画

近隣店舗との競合が高設定投入への好循環に!?【ホールサイドのジャグ雑感♯15】

2020年7月28日

徐々に日常を取り戻しつつあるものの、都知事からは“新宿の夜の街”が採り上げられ、それがパチンコ店に向きはしないかとヒヤヒヤしている中野和彦です。

叩いてもブーメランが返ってこないのか、政治家もマスコミも安易にパチンコ店を叩いてきましたが、批判は取り組みや実情を正しく評価してからにしてほしいものです。


※写真はイメージです

一部店舗にて従業員の感染は確認されているようですが、クラスターの発生報告はありませんし、ほぼ全てのホールが、検温の実施や仕切り板の設置、マスク着用の義務化など、感染対策に取り組んでいることを正当に評価して欲しい

業界に携わる者としての切なる願いです。

さて、今回は都内のホールの話をしたいと思います。複数のチェーン店がひしめく激戦区にある某中規模チェーンのA店長に話を伺いました。

中野「よろしくお願いします」
A店長「よろしくお願いします。ジャグラーですよね、お話するのは」

中野「そうですね。ジャグラーを中心にお願いします」
A店長今日も全6とかやってるんで、そっちの話もしたいんですが…」

中野「AT機ですか? 今日って、通常営業ですよね。気合入ってますね」
A店長通常営業なんですけど、隣の○○が最近出してるんですよ。それに対抗してウチも出しているって感じです」

中野「僕の感覚では、稼働は圧倒的にA店さんに軍配…という感じでしたが」
A店長「上司から葉っぱかけられたのか、隣の店長の尻に火が付いたんでしょうね」

中野「それに対抗して、全6…ですか。ジャグラーはどうなんですか?」
A店長ジャグラーもベースを上げていますし、高設定の台数も増やしています

中野「機種的にはどうでしょうか?」
A店長特に力を入れているのが、マイジャグラーですね。ⅢもⅣも」


※写真はイメージです

中野「具体的にはどんな配分でしょうか?」
A店長「まず、設定1はありません。設定3をベースとして設定2と設定6を複数台。プラスにしたい台は設定4&5を使うという感じですね」

中野「その配分だと、流動的な打ち手に荒らされて、常連さんが離れませんか?」
A店長「確かに、レベルの高い人に荒らされますが、常連さんやビギナーのお客さんも、上級者の動きを見て店を判断しますから…。あ~、この店マイジャグ出してるんだなってね」

中野「なるほど」
A店長「上級者に釣られて、年配の方や常連さんもマイジャグに集まって、相乗効果が生まれるわけです」

中野「他の機種はどうでしょうか?」
A店長「マイジャグほどではないですが、多少配分は上げています」

中野「例えば、どんな具合ですか?」
A店長「アイムとゴージャグシリーズは3をベースにして、多くの人に遊んでもらえる配分にしています」


※写真はイメージです

中野「ファンキーとスーパーミラクルジャグラーはどうでしょう?」
A店長「ミラクルはアイム・ゴージャグに近い使い方ですね。配分を変えても稼働の変化が鈍い。それがミラクルの特徴なので、大きくは変えていません」

中野「ミラクルの動きがあまり変わらないというのは意外でした」
A店長「ファンキーは設定6を使っても見つけてもらえないケースがあるので、設定4・5を多めに使ってます。派手な出玉を見せるというより、プラスの台がたくさんあるところを見せたい、そんな感じです」

中野「なるほど。この配分にして、稼働の変化はどうでしたか」
A店長「マイジャグは予定通り稼働が伸びたんですが、一番伸びたのはファンキーですね。設定6の台数はマイジャグの方が多いのに意外でした

中野「アイムとゴージャグはあまり変化がないですか?」
A店長「そうですね、微増程度です。マイジャグで高設定を逃した人が、諦めきれずにアイムとゴージャグで探す…。その分が乗っかてる感じでしょうかね」


※写真はイメージです

中野「ジャグラー全体が好循環ということですね。この配分はどの程度続くものなんでしょうか?」
A店長「ジャグラーの台粗利は若干下がっていますが、稼働が上がったことで売り上げは伸びていますから、しばらく続けたいと思います。○○店の今後の配分にもよりますけどね。お隣がもっと上げてきたら…。でも、これ以上はやらないかな」

中野「それは何故ですか?」
A店長「やり合いはどこかで止めないと、赤字になるまで続けちゃいますからね。予算が潤沢にある時期ならいいですけど、コロナ後で決して余裕があるわけではないので

中野「確かに、そうですよね。今日は貴重なお話、ありがとうございました」

私が見る限り、ライバルの2店舗ともに比較的稼働が良いホールです。状況の良い店舗同士がバチバチにやり合うと、設定状況はかなり上昇するようで、お話を伺った日も旧基準機が全6だったようです。


※写真はイメージです

A店長曰く、旧基準機を全6にする事を考えれば、ジャグラーの配分を上げることなど簡単に行えることであり、他店がジャグラーに注力しても絶対に負けない自信があるとのことです。

当然といえば当然なのかもしれませんが、近隣・同一商圏に強豪がない殿様商売のホールより、ライバル同士で稼働を競い合っている方が設定状況は良い傾向にあるようです。そのライバル店が2店舗ともに強いホールであれば、なおさらですね。

ホールサイドのジャグ雑感

中野和彦(なかのかずひこ)が自分の人脈を最大限に引き出し、ホールによるジャグラーの扱い方などを紐解く。読者の皆様にホール店長の考え方やジャグラーシリーズの設定配分などを知っていただくための取材日記。

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