スロプロ 実戦

ジャグラーに対する己とスロプロたちの見解を探る【銭ゲバジャグ戦記♯35】

2020年6月4日

普段やらないゲームをやっても飽きてきたし、スロット動画も見尽くした感が否めないし、自粛疲れもそろそろ限界に達しつつある道化光です。

スロットを打つときは単独で、ホール探しも閉店時のチェックも一人で行っているが、そんな自分にも数人のプロと呼ばれる知り合いが数人はいる。今回は、彼らのジャグラーに対する向き合い方について語らせてもらいたい。

「俺はジャグラーを打つことはない。俺らみたいなヤツらがジャグラーに手を出すことがあったら、それは業界の終焉を意味すると思う」

上記は、5号機のAT・ART機隆盛期にとあるプロが口にした言葉である。似たような発言は他のプロからも聞くことがあった。言いたいことは分かるし、彼らの意見は半分同意する。

当時は自分もATをメインに立ち回っていたし、ほぼ毎日イベントをチェックして朝から晩までホールにいることが多かった。

ジャグラーを打つ機会は、現状の自分と比べると極端に少なかったと思う。加えて、心のどこかで“ジャグラーは聖域”と捉えている自分がいた。

ジャグラーは知識があろうがなかろうが躊躇なく座れるため、パチンコ店に初めて入った人や、パチンコからスロットに転向しようとしている人の入門機種としては最適である。

また、ハマったあとは連チャンする、REGが続いたあとはBIGが連チャンするなど都市伝説を信じているような、おっちゃん・おばちゃんが好んで座るのもジャグラーである。

そんな機種を、自分たちのような人種が食い潰すのはどうなのか? ビギナーやおっちゃん・おばちゃんが勝って帰れる余地を残しておくべきではないのか?

そんなことを頭の片隅に入れていた。だから“ジャグラーは聖域”だったのである。では何故前述のプロの意見を半分しか同意できないのか。それは、過去の自分の行動に原因がある。

5号機への移行が完了した当初、スロット冬の時代と揶揄されるほど、市場は疲弊した。自分も何を打てば良いのか、勝てるのか悪戦苦闘しながら、長く答えを出せずにいた。そんな中、自分を、そして市場を救ってくれたのがジャグラーである。

稼働が悪かった減るAT機や純増がショボイART機に見切りを付け、ジャグラーを設置するホールが増え続け、設定配分的にもジャグラーに注力するホールが大多数を占めるようになった。

自分の心の中には “ジャグラーは聖域”という考えがありながらも、背に腹は変えられず、ジャグラーを打つことで窮状をしのいだ。余談だが、数回前に書いたジャグラーの最高獲得枚数を得たラブリージャグラーはこの頃である。

自分は聖域を犯した…この自覚があるため、先述したプロたちの意見には半分しか同意できないのである。

では、当の本人たちはどうなのだろう。5号機から6号機への移行真っ只中の現在、「俺はジャグラーを打つことはない…」と言っていたプロは、毎日とまでは行かないまでも、確実にジャグラーが彼の立ち回り機種に入っているし、他のプロ達もジャグラーを除外している人は自分の知る限りいない。

だからといって、彼らを非難するつもりは毛頭ない。ATで喰えなくなればARTを模索し、ARTもダメならノーマルタイプ…このように主戦場を移すのは打ち手として当然なのだから。

そして何より、ジャグラーが立ち回りに組み込まれているどころか、メイン機種になっている自分に、彼らを叩く権利は全くないだろう。

ただ、気になるのは「俺らみたいなヤツらがジャグラーを打ち出したら…」のくだりである。プロを含めた上級者がジャグラーを打つと業界は終焉に向かうのか?

彼らの言う終焉とは、上級者がジャグラーを打つことにより、ビギナーが行き場を失って来店人数・稼働が減り、衰退への道を進むという理屈だろう…。

遊戯人口の減少や法人の倒産件数を見ると、確かに減少傾向ではあるが、それでも未だ約900万人がホールを訪れ、その約半数がスロットに興じている。また、倒産件数が増えたとは言え、約9600軒が営業を続けている(ただし、コロナの影響で廃業に追い込まれる法人が一定数出る可能性はあるが)。

つまり、縮小したと言っても、まだまだ巨大な産業であることに変わりはなく、今すぐにどうこうということはないだろうと、個人的には楽観視している。

さらに不幸中の幸いとでも言おうか…コロナの影響で6号機への入れ替えが滞っていることから設置期限延長が発表された。

高射倖機には変更がないようだが、それ以外の機種で2021年1月31日が設置期限だった機種は11月30日まで設置が認められるようだし、2020年12月31日までに設置期限を迎えるノーマルタイプは、7ヶ月間(210日)設置期限が延びるようである。

万が一そうなった場合は、冒頭で触れたプロの言葉を思い出し、ジャグラーを守る努力する必要があると考えている。

個人の立ち回りからジャグラーを排除することは不可能だが、ビギナーが打つ余地を残しておくために、一店舗で集中してジャグラーで勝たないこと、一人で打ちに行くという現状を維持し、決して徒党を組んでシマを占拠しないことを、等々を自分に課して今後も実戦を続けたいと思う。

何よりも重要なのは、この業界が長く反映すること、そしてそれには遊戯人口の減少を止めること、なんなら増やすことが重要なのだから。

銭ゲバジャグ戦記

道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。

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