打ちたいという誘惑と打たない方が良いという自制の狭間に揺れるGW。これまでのGWは誘惑に負ける日が2~3日あり、記憶している限り全て負けているという事実を鑑みれば、自粛も悪くないのかなと感じている道化光です。
これだけ長い期間スロットから離れるのは初めてで、空いた時間をどのように費やせば良いのかあれこれ考えた挙句、スロット動画鑑賞に時間を費やし、スグにGWは終わってしまった。
ジャグラーという、ともすればネタが一辺倒になりがちな機種のコラムを書いているため、普段からこんなことをやってみたらどうだろう?こんな台を追うとどのような結果が得られるのだろうなど色々なことを模索している。
その多くは極端に数値が悪い台を追ったらどうなるかというテーマ。
該当する台を見つけたとしても勝つために打っている以上、易々と無茶なことはできないのである。しかし、実戦はできないまでも台の挙動を見守ることはできるわけで、今回はそれら数値が悪い台の挙動をお届けしたいと思う。
パターンとしては、ボーナス確率が悪い台・BIG確率やREG確率が悪い台という3種類。何れも先述したように“極端に”という形容詞が付くことを自分の中での条件としている。
まずはファンキージャグラー。
総回転数 3257G
BIG 19回(1/171.4)
REG 3回(1/1085.6)
ジャグラーは基本的にBIGよりもREGの方が設定差が大きく、台を探す際にREG確率の良い台を探し、その中でBIG確率が良い、あるいはマシな台をチョイスすることが多い。
自身の離席基準の一つに「直後にREGを引いても設定4のREG確率にならない場合」というものがある。
このファンキーを打ったと仮定する。判断基準を総回転数3500Gにすると、残りが243G。設定4の確率となるために必要なREGは13回。そうすると、243GでREGをあと10回引かなければならないワケで、それは不可能と判断してこの台をスルーした。
ちなみにこの台のその後の展開は…
882 BIG
201 REG
441 REG
現在 289G
で放置されており、閉店近くまで動くことはなかった。
続いては総回転数が1500G前後の台で、BRが共に足りていない台。
1500G程度で確率云々という話がヤボであるのは重々分かっているし、何故これらの台に引っ掛かったのか、後から振り返ると自分でも不思議だが、写真に残っていたので一応触れておきたいと思う。
まずはスーパーミラクルジャグラー。
総回転数 1418G
BIG 1回(1/1418.0)
REG 2回(1/709.0)
仮に2000Gまで打ったとして、設定4程度の確率まで上昇させるには…。582Gの間にBIGを7回・REGを4回、つまり65Gに1回のペースでペカらせなければならない。
ジャグラーを打っていれば2桁連チャンが10回以上続くこともあるため、不可能とは言い切れないが、低設定が濃厚となっている台でそれを行うのは至難の業であり、結果スルーした。
しかし、この台はその後…
928 BIG
20 BIG
52 BIG
69 REG
と座らなかったことを後悔させられるような挙動になっていた。確認したのはここまでだが、閉店間際の再チェックで最終的にはBIGが設定4の近似値、REGが設定3の近似値になっていた。
トータルは若干のマイナス収支だったが、写真を撮った時点をゼロとした場合は1000枚程度プラスになっていたようだ。
次もスーパーミラクルジャグラー。
総回転数1600G
BIG 2回(1/800.0)
REG 2回(1/800.0)
この台も先ほどの台と同じで、2000Gまで…あと400G消化してまともなボーナス確率になるのは不可能に近いと判断して打つのをヤメた。
この後、この台が2時間ほど打たれることはなかった。さらに、再チェック時は総回転数約1800Gで、BIGを1回上乗せしただけでほとんど回っていなかった。収支はもちろんドマイナスである。
このコラムを読んでくれている読者諸兄には釈迦に説法だと思うが、完全確率であるスロットは毎ゲーム同じ確率で抽選が行われているワケで、ボーナス確率の悪い台に座ったからといって、コトが有利に運ぶなどという理論は成り立たない。
それは重々わかっているのだが、ツイツイ打ちたくなってしまう…。そんな気持ちも分からなくはないが、今後もこのような台を発見したらチェックしていきたいと思う。
他に打つ台がなく、財布に余裕があった場合は自らが打って検証…する可能性は限りなくゼロに近い。あくまでも、自分の本分である“銭ゲバ”という冠を崩すわけにはいかないのでね!!
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。