食事や睡眠などの生活リズムは極めて不規則ながら、大きな病気になるわけでなく、毎年流行するインフルエンザとも無縁の道化光です。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は一向に収まる気配を見せず、我が国では休校やイベントの自粛、更には外出自粛要請などの措置がとられており、競馬や競輪などの公営ギャンブルは場外での馬券・車券の販売を中止している。
そんな中でのパチンコ屋である。基本的には多くの地域で自粛することなく、通常通り営業されており、その煽りを受けて「何故パチンコ屋だけが放置されるのか」と方々から批判が噴出している。
我々打ち手としては、通常通り営業してくれるのはありがたい限りであるが、万が一でもパチンコ屋から新型コロナ感染者が噴出したら…。「それ見たことか」と叩かれることは火を見るより明らか。全国で一斉に自粛ムードが広がるだろう。
そうなっては、スロットで日銭を稼いでいる自分は“おまんまの食い上げ”である。現状は感染リスクが高いのだろうと感じつつも、店が営業している限りは打ち続けようと思っている。
ただし、これだけは伝えておきたい。幸いアルコール消毒液を備えている店舗は多いようだし、全ての打ち手に手洗いうがいとアルコール消毒を徹底して欲しいと。パチ屋の閉店・休業だけは何としてでも阻止したい打ち手からのお願いである。
さて、話を本題に移そう。新型コロナの影響があるのか、最近は夜になっても十分な総ゲーム数に達していない台が多いような気がする。そうは言っても、日銭は稼がなければならないため、多少強引でも突進することだって珍しくないのだ。
そんなある日の実戦を紹介しよう。ターゲットはマイジャグラーⅢである。来店時間は20時ちょっと前。
通常営業でマイジャグラーⅢに設定6があるかは怪しいが、それに準ずる確率の台は毎日1~2台散見される店舗である。
見付けた台は下記の台。
総回転数 2320G
BIG 9回(1/257)
REG 9回(1/257)
BIGは設定4と5、REGは設定5と6の間の確率である。
欲を言えば、BIGがもう1回当たっていて欲しいし、贅沢を言うなら、もう1000G回っていて欲しい。ただし、この日空いていた台の中ではダントツでこの台の確率が優秀だったので、この台での実戦を決めた。
放置されていたゲーム数は12G。このボーナス合算確率で、このゲーム数でヤメているのは時間がなかったのか?など何の役にも立たない前任者の事情を予測しながら打っていると、投資8000円の224Gまで引っ張られ、出てきたのはREGだった。
追加投資はしものの、続いて2桁ゲーム数でペカるもまたしてもREG。この時点で、BIG確率は1/292。そもそも着席時にBIGが弱いと感じていたところのREG×2。この時点でヤメても良かったのではないかと…。
もちろん、これは冷静になった今だから言えることであって、実戦中の自分にこの決断をしろというのはムリな話である。BIGが設定1以下になったとしても、REG確率は設定6以上に上がっているわけだから。
REGの出玉は当たり前のように飲まれ、300G手前で初BIG。しかし、この後はペカることなく全て飲まれて実戦は終了。
実戦データ
224 REG 8K
87 REG 1K
274 777 8K
211 ヤメ
当日のTOTALデータ
総ゲーム数 3116G
BIG 10回(1/311)
REG 11回(1/283)
実戦結果
投資 17000円
回収 0枚
収支 -17000円
最終的な数値はBIG確率が設定1以下、REG確率が設定4と5の間となったが、恐らくは低設定だったのではないかと思う。
この日の敗因を分析してみよう。まず総回転数だが、以前から書いているように総回転数は多いほど信頼度は高まる。20時以降に打ち始めるのであれば、最低でも3000Gは回っていて欲しいところである。
しかし、冒頭にも書いたようにそうそう状況の良い台を確保できるわけではなく、少々強引に行かねばならない時だってある。そんなケースでは着席のボーダーラインを高めるべきであろう。
少なくともREG確率は設定6でないと、リスクが高いと考えられる。ただし、REG確率が6ならBIGは無視する…というわけではなく、BIG確率も設定5以上という条件を課したい。
もちろんBR共に設定6以上の台を常に求めてはいるが…。
さて、この日の夕飯だが…17000円も負けてしまったのでヌキ!!の予定だったが、あまりにもハラが減ってなかなか寝付けなかったため、ミックスナッツと第三のビールで腹を満たしながらスロット動画を視聴。
そのまま寝落ちしたため、少々残ったミックスナッツにまみれて、次の日の朝を迎えた(汗)。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。