スロプロ 実戦

夕方&夜ジャグラーあるある!「ハマる前は高設定台」を攻めてみた!!【銭ゲバジャグ戦記♯23】

2020年3月5日

「ギャンブルは愚か者への課税」最近見たTVで著名なギャンブラーが言っていたこの言葉、それが自分に言われているような気がして胸が締め付けられた。

ただ、そうは言ってもジャグラーを中心とするスロットが生業なわけで、言葉が身に染みたからといって、生活パターンは変えられない…というか、変えるつもりもない…道化光です。

ネットで検索したところ、この言葉は主に宝くじに対して使われる言葉のようで「(宝くじは)愚か者に課せられた税金」というのが一般的な使われ方であるらしい。

何故、宝くじだけをそのように揶揄するのか!?

そこには還元率が影響しており、宝くじが突出して低くなっているからである(参考までに、公営ギャンブルの一般的な還元率は、競馬=74.1、競輪=75.0、オートレース=74.8、宝くじ=45.7)。

自分は宝くじを買わないのだが… そりゃそうだろっ、機械割46%の台を打つのかと聞かれれば、答えはノーだからだ。

ちなみにパチンコ・スロットの還元率は平均80~85%と言われる。スロットだけの明確な数値は見つけられなかったが、世に出回っている出玉率が正しいなら95%前後に落ち着くのではないかと思われる(基本的には97~98%で、小役の取りこぼしやAT・ARTの取りきれずヤメを考慮すると数%下がる)。

さて今回の実戦だが、もしもタイムマシンがあったら…そう思いたくなるようなデータの台を打ってみた結果について報告しようと思う。

まずは、次の写真をご覧頂こう。

総回転数が3590Gで、BIG・REG共に13回(1/276.1)のファンキージャグラーである。REGこそ設定6の近似値ではあるが、BIGは設定1以下。普段なら着席することはないであろう台。

だが…チラッと現在のゲーム数が目に入ってしまった。“719Gハマリ”ということは、だ。719G前、つまり前回のボーナス終了時は、総回転数2871GでBIG・REG共に1/220.8だったことになる。

もう少し現実的なラインで考えてみよう。前回のボーナス後200Gで放置されていたとすると、総回転数3071G、BIG・REGが1/236。

BIG確率こそ設定6を若干下回っているが、それでも設定5以上だし、REG確率は設定6以上なので、完全に守備範囲となる数値である。物は試しに、次のような考えでこの台を打ってみることにした。

『高設定濃厚台を見つけて座ってみたが、たまたま700Gまでハマってしまった』…と。

さすがに700Gもハマっていると、どこでペカるのか見当もつかない。最初の1000円でペカりそうな気もするし、2~3万円使ってもペカらなそうな気もする。

この日は実戦開始時間が遅かったため、投資分を回収する時間を考慮すると現金投資の最終時間は21:30ぐらいが限度になり、仮にこの時間までペカらないとすると、投資は大体1万円になる。したがって、21:30到達か1万円投資のどちらか早い方でヤメることとし、実戦を開始した。

想定していたより時間がかかったものの、9000円でなんとか初ペカを拝むことに成功。初当たりはBIGだったので飲まれるor閉店までと割り切った考えで実戦を継続した。

そのような決断を下して打ち続けると、この台が意外な挙動を見せた。22:00までの間に4回ペカったのだが、何れもBIGで、REG確率は下落する一方となった。

実戦データ
271 777 9K
111 777
188 777
68 777
219 ヤメ

最終的なトータルデータ
総回転数 4445G
BIG 17回(1/261.4)
REG 13回(1/341.9)
投資 9000円
獲得 500枚
収支 +1000円

着席時の打つ根拠は“REGが強いから”だったのに、最終的には設定3と4の間にまで落ちてしまった。

一方のBIGも設定3と4の間。結局、設定3のBIGちょいヒキ強or設定4のREGちょいヒキ弱だったのではないかと思われる(前半のスランプグラフからは想像もできないが)。

やはりタイムマシン理論には若干の無理があったようで、大ハマりするにはそれなりの理由(つまり高設定ではないという理由)があるのだと思う。

ただし、稀にではあるだろうが、本当に高設定である可能性も否定はできない。

したがって、今回のような、「ここで切り取れば設定6っぽい」という台を見つけた場合は、さらに大きくハマる、もしくは結構負ける…というリスクを承知した上で実戦に臨む必要がありそうだ。

追記
今回の実戦店舗は神奈川県の某市。等価交換店(50枚貸し・50枚返し)なのだが、各台計数機付きのコインサンドだったため、収支計算が非常にしやすかった。投資分+50枚を残し、余ったコインを打ち切ったところで22:30。まだ若干の時間を残していたが、プラスで帰りたかったので閉店を待たずして帰路いついた。

今さら感満載な疑問なのだが、換金ギャップがない店での各台計数機設置は、店側に何のメリットがあるのだろうか。

会員カードを作る意味がなくなるし、コインの端数による利益分も無くなるわけで、単に客の利便性の向上というわけなのだろうか?? まあ、使う側の客としては、ありがたい限りなのでどうでもいいのだが…。

さて、この日の晩メシだが…+1000円なので当然ながらメシ抜き!!

ただ、あまりにも腹が減ったので、家に残っていたソフトサラダの残骸と未開封のおかき、コレをつまみに缶チューハイを飲むという得意なパターンで締めた。

銭ゲバジャグ戦記

道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。

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