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ジャグラーでスランプ!ボーナス引けない病の対症療法はあるのか?【銭ゲバジャグ戦記♯21】

2020年2月20日

最近はテレビを見る機会がめっきり減り、リモコンに触ることすらない日が2~3日続くこともある道化光です。

観たいTVプログラムが皆無なのかというとそうではないが、GYAO!で見逃したバラエティはほとんどリカバーできるし、TV番組がアップされているサイトは他にいくらでもあり、そちらで済ませてしまうことが多い。

つまり、ネットで全て事足りるため、我が家では常にPCかiPadの電源がONになっている。

そんな折、あるネット系のニュース番組で気になるワードを耳にした。「正常性バイアス」という言葉である。

正常性バイアス(Normalcy bias)とは、社会心理学・災害心理学などで使用される用語であり、自分にとって不利、あるいは都合の悪い情報を排除したり、過小評価する人間の特性で、特に日本人はその傾向が強いのだそう。

東日本大震災の際は「まだ大丈夫だろう」「自分の住む地域は大丈夫だろう」など、津波警報が既に出ていたにも関わらず、退避行動を取らなかったがために逃げ遅れて亡くなったケースが多数発生したらしい。

大災害の取り返しのつかないこと以外に、日常生活でも多く正常性バイアスが働くケースはよくあるように思う。自分に置き換えても、思い当たる節はある。

例えば、公共料金。残高が足りなくて引き落としができず、督促状が届いても何故か行動を起こさずに放置してしまうことがある。電気やガスが止められてから慌てて支払いを済ませ、事なきを得るといったパターン。

引き落としがされなかった時や督促状が届いた時に正常性バイアスが働かなければ、なんということはなかったはずである。

我々スロット打ちはカネに関するトラブルが起こりがちなので、読者諸兄は自分に降りかかる事象をよりシビアに捉えるよう心掛けてもらいたい。

今回は永遠のテーマとも言える「スランプ」について。

AT機を打てばCZにすら入らない、やっとの思いでブチ込んだATも大した出玉を得られない、高設定確定画面が出たのに負ける等々、何をやっても上手くいかない時期が年に2~3回、不定期に訪れる。

厄介なのはART・ATで引けない・続かないと言うだけに留まらず、ノーマルタイプでもボーナスが全く引けなくなる。

そして、令和2年2月某日から今年初のスランプが早くも訪れたのだ。そのスランプに気付いたのはジャグラーを打っていたある日のことだった。

いつものように夜からニューアイムジャグラーEXを打つべく某ホールに赴いた。時間が遅いこともあり、BR共に設定6を上回っている台が放置されていた(総回転数は3000G強)。

この日もプラスで帰るつもりだったのだが、ペカらない。しかし、ボーナス確率は設定6以上のままだし粘るしかない。

ようやくペカったものの、出てきたのはREG…。

317 REG 11000円
215 REG  5000円
194 REG  4000円
203 ヤメ  5000円

この日はデータが簡素すぎることに加えて展開にも稀に見る苛立ちがあり、解説なしの結果だけお届けすることにした。

総投資25000円、回収0枚…。

負けがこの日だけで終わってくれれば良かったのだが、次の日もその次の日も、ペカらない病が続いたのである。

ただし、自分ぐらいベテランになると2日目にはえも言われぬ気持ち悪さを感じ、「ははぁ~ん、こりゃぁ例のヤツが来たな」と、2日目にはスランプ襲来を察知していた。

そのため、3日目以降は深追いせず負債は抑え気味にし、大怪我せずに済んだ。

さて、肝心なスランプの脱出法だが…残念ながら、そんなものはない。

スランプは突然やってきて、そして突然去っていく。予測のしようもないし、対処法もないから厄介なのだ。スロットを打っていれば、誰もが多かれ少なかれ、スランプは経験するはずだが、それを回避・対処できる打ち手はいない…はずである。

我々ができる唯一の対処法は、いつも以上に慎重に立ち回ること。

ジャグラーで言うなら特定日以外では朝イチから勝負しない。中途勝負ならボーナス確率が設定6以下の台は打たないなど、これ以上ないというほどシビアに立ち回れば、仮に負けたとしても軽傷で済むはずだ。

そしてもう一つ、AT機は自粛することをおススメする。根拠などは一切ないため、経験上で書かせていただくが、スランプ中のAT機はとんでもない負債を抱えることが多いためと言っておこう(苦笑)。

スランプを自覚したら、トンネルを抜けるまでノーマルタイプで静かにやり過ごしてもらいたい!!

銭ゲバジャグ戦記

道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。

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