スロットを始めて十年以上が経過。スロットに対する熱意は一度たりとも冷めたことはなく、今でもほぼ毎日ホールを渡り歩き、どの店で打つべきか、どの機種を打つべきか…等々、勝つための努力を日々実施している道化光です。
先日ネットニュースで「エンゲージメント・サーベイ」(仕事への熱意度調査)なるものを発見した。
米国ギャラップ社が行ったその調査によれば、日本企業における“熱意あふれる社員”の割合は6%で、調査した139カ国中132位だったらしい。
また、“やる気のない社員”の割合は70%と非常に高く、さらに“周囲に不満を撒き散らかしている無気力な社員”も24%と高い数値だったという。
日本経済全体の事を考えると由々しき問題なのかもしれないが、やる気のない人を放置して企業が傾くのであればそれは経営陣の責任。
そして、やる気のない社員が左遷・減給・最悪クビになるのは個人の責任だろうから、誰が何をどうするか、と言う類の話ではないのかもしれない。
まあ、常に単独行動…さらに、スロットで生計を立てるという浮世離れした生活を送る立場なので偉そうなことは言えないし、もっと言えばぶっちゃけ自分の知ったこっちゃない。
やる気のない人・者・組織には退場してもらうしかないだろう。厳しいようだが、それが資本主義であり自由競争であるのだから。
今回は、実戦店舗について少々語らせてもらいたい。最近よく打っている店は、お世辞にも優良店とは言い難い店で、客の入りもイマイチな感じの店。
しかし、旧特定日には少ないながらも高設定を使ってくる。各列に1台は設定5or6を投下する感じだが、列が12台あるので探すのはなかなか難儀。
設置台数に対して使われている高設定の数が少ないからか、上級者やプロらしき打ち手は皆無で、非常に立ち回りやすい。
12台の中からピンポイントで探そうとすれば難しいが、台数を絞ればいくぶん楽になるわけだ。旧特定日であっても朝から行く必要はなく、ある程度の挙動が見えてから打ちに行けば問題ないのが良い点でもある。
当たりらしき台を誰かが打っている場合は諦めるしかないが、めぼしい台が見えていないなら、自ずと台数が絞られてくるので、可能性が残っている総回転数が少ない台を打てば良い。
2月某日の旧特定日、13:00頃から実戦を開始した。
この日はいつもより稼働が良く、明らかに低設定だろうという台が3台、微妙なのが4台、残り5台はいずれも回転数が少なかったのだが、その中で最も回っていない1台のニューアイムジャグラーEXをチョイスした。
総回転数 1236G
BIG 6回(1/206.0)
REG 3回(1/412.0)
現在のゲーム数 164G
打ち始めの段階からREG確率が悪いことにやや不安はあるが、投資1000円でBIGが食いついてくれた。
連チャンはしなかったものの、出玉が飲まれようとしたその時、再度BIGが降臨し首の皮一枚で繋がった。しかし、高設定である可能性は0に近付いていく。
ただ、低設定の可能性が高まる一方で、BIGが3連チャン。これだけREGが悪いとさすがに設定5or6はないだろうから、いつヤメても良い状況いなったわけだし、この日の勝ちはほぼ確定したも同然。
ただ、1000枚…700~800枚程度抱えた段階で出てくるこの“欲”は非常に危険で、「もう高設定はない」と判断した時点でヤメないと、全て飲まれるor出玉をかなり減らして収支を削ってしまうのが関の山。
その後、どうなったかと言うと…
当日の実戦データ
21 777 1K
199 777
25 777
8 777
241 777
215 777
14 777
41ヤメ
自身の実戦結果
消化ゲーム数 764G
獲得回数 1162枚
収支 +24000円
この日は欲に負けて多少粘ってしまったが、大ハマリなく持ちこたえてくれた(しかも全てBIG)。そして、最後にBIGが連チャンして1000枚以上を持ち帰ることに成功した。
立ち回りやすいなどと偉そうに能書きを垂れたが、完全なる低設定のラッキーパンチだった。
結局、この日の当たり台は夜になっても見えず、稼働が低すぎても問題アリだなと再認識する結果となってしまった。
さらに設定5or6投下の疑念という問題も噴出したため、旧特定日の設定投入状況については今後の課題となりそうだ。
さて、この日の夕食は最近出来た個人が経営する居酒屋で。家庭料理をプッシュしているだけあって、餃子や唐揚げなどの定番メニューは普通の居酒屋で出てくる料理と一味違い、優しい美味しさを感じた。
その中でもイチ押しだったのが豚肉と白菜のミルフィーユ鍋。優しさの極地というか、野菜と豚肉の甘味のみを楽しむというか、化学調味料でバカになりつつある自分の舌が癒される…そんな料理だった。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。