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スロプロも注目する6号機ジャグラーのスペックと導入後の動向とは?【スロプロのジャグ考察⑥】

2020年2月5日

意外な展開の原因を考察

こんにちは、難波キーノです。

2020年が始まってから約1ヶ月が経過。そして、バジ絆・ハーデス・モンハン月下などの旧基準機が撤去されてからは約2ヶ月が経ちましたね。

前々回のコラムで話題に取り上げてから引き続き状況の変化を注目していましたが、ジャグラーに関しては特に大きな違いを見られず。設定状況が悪化すると予想していたので意外でした

そうなっていない理由を考えてみたのですが、個人的に関連性があると感じたのは“6号機ジャグラーの存在”でしょうか。

                ※2020.1.7 アイムジャグラー発表会での1枚

先日発表された6号機のアイムジャグラーは、スペック的に5号機版と近い仕様。ホールも扱いやすい仕様ですし、看板機種になることは間違いないと思われます。

その台が導入を控えている状況では、現ジャグラーの扱いを悪くすることはできないというのが実態なのかなと。“ジャグラーが弱い店”というレッテルを貼られないために、少なくとも設定状況は現状維持で…と考えているホールが多いのかもしれません。

まあ、結局はホール次第になりますが、6号機ジャグラーが登場する春頃までは現ジャグラーの動向を引き続きチェックしていきたいと思います。

新旧アイムを見比べてみます

さて、今回はその6号機ジャグラーについて少し話していこうと思います。触れる部分はやはりスペック面ですかね。

既存のアイムEX(以下、旧アイム)と6号機のアイムEX(以下、新アイム)のスペックはどの部分に違いがあるのか、各々比べていこうと思います。

☆ボーナス確率まず目に止まるのがボーナス確率。そこまで大きな差はありませんが、全設定で旧アイム<新アイムになっています。単純に旧アイムよりも新アイムのほうが当たりやすいと。

BIG・REGの比率は旧アイムと似たような感じで、設定1~4はBIG偏向、設定5・6ならBIG・REGの比率が1:1になりやすい。

BIGよりもREG確率に大きな設定差がある点も同じで、REGを引くほど高設定期待度が上がると。この特徴は6号機ジャグラーでも受け継がれていますね。

☆機械割
ボーナス確率同様に機械割も旧アイム<新アイムになっていますが、特に気になるのは低設定域の差。設定1~3の機械割は、約1%ほど新アイムのほうが甘くなっています

機械割が甘いのは打ち手からすれば有り難いですが、ホール的には利益が取りづらくなるので、この差がどう影響してくるのか。


特に影響しそうなのが設定3の扱いでしょうか。新アイムの設定3はスペックが甘くなっているので、旧アイムのようにいわゆる中間設定を使って遊ばせるのが難しくなる気がするんですよ。

旧アイムなら中間設定で遊ばせるみたいな設定配分が可能でも、新アイムはそこから平均設定を1段階以上、落とす必要が出てきそうな…。つまり、ホールが利益を確保するには設定1・2をしっかり使う必要が出てくるのではないかと。

そこで懸念されるのがボーナス回数の履歴で、設定1・2が多くなるとREGを明らかに引けていない台が多くなってしまいます。そうなると、ボーナス回数の見栄えが悪くなる→粘る客が減る→稼働が落ちる、という悪循環も起こり得る。

スペックが甘くなるのは良いことなんだけど、それが設定状況にどう影響するのか。ちょっと不安だったりしますね。

☆ボーナス獲得枚数・コイン持ち
獲得枚数の差は、BIGが73枚、REGは8枚。REGの差は小さいけど、BIGはかなり大きな差になっています。一般的にはこの差が致命的だと言われていますが、自分は一切そう思わないんですよね。

それはなぜかと言うと、新アイムはボーナスの枚数が減ってもコイン持ちが大幅にアップしているからです。

新アイムはベースが50枚あたり約40Gなので、BIG1回分の枚数で約200G回せる計算。一方の旧アイムはBIG1回分で約220G回せます。252枚という部分だけを見ると物足りなく感じますが、BIG1回分の回転数で比較すればそこまで卑屈になる差でもないのかなと。

まあ、クレジット内でBIG連したときは手元にある出玉の違いに違和感を覚えそうですが、その違和感もきっと最初のうちだけ。打っていれば自然に慣れると思いますしね。


ざっと新旧アイムを比較してみましたが、いかがでしょうか。なんだか普通に打てそうな気がしてきませんか?

個人的には新アイムはかなりアリだと思っているので、設定6のスペックが微妙でも打つ機会は意外に多くなりそうだなと。

以前に機械割が105%だと打つ機会はないかも…なんて言いましたが、コイン持ちの良い105%なら安定感は高そうだし、勝率は今のアイムよりも高そうですしね。自然と打つ機会は多くなると予想しています。

6号機ジャグが盛り上がれば6号機全体も盛り上がる。パチスロ打ちにはこの上ない環境になってくれることを期待しつつ、導入を楽しみに待ちましょう!

それではまた!

スロプロのジャグ考察

スロプロ歴約20年の難波キーノによるジャグラーの現状考察。イベント規制の地域差やパチスロに対するスタンスも人それぞれなので、参考程度に読んでもらえればなと。毎月上旬に記事更新予定!

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