スロ屋への出勤は基本的に公共交通機関を使うが、郊外店へ向かう場合は車で行くこともある道化光です。
渋滞の常態化が深刻な東京湾アクアラインで、ロードプライシングを取り入れることが決まったそうだ。
ロードプライシングとは時間帯によって通行料を変動させるという施策で、渋滞の緩和が主な目的らしい。
7月22日から導入され、値上げとなるのは土日祝日の木更津から川崎へ向かう上り線のみに適応されるようで、その値段は時間帯によって変動。
普通車で見ると13:00~20:00が1200円となる。これまで普通車は一律800円(ETC使用時)だったので、400円の値上がりとなる。
代わりに、20:00~24:00は逆に480円と値下がりしている(料金はNEXCO東日本のHPドラぷらを流用)。
こうなると、20:00前には木更津近辺の入口で時間を待つ車がごった返すのではないかと別の心配が出てくる。
しかし、そこは当然想定されているので、何らかの対策がなされているのではないかと思う。
この問題を自分に当てはめてみると、仮に木更津で打ったとしても閉店近くまで打ち切ることができれば、お安く帰ってくることができるのでありがたい。
しかし、問題は打つべき台がなくなったケースである。
高い高速料金を払いたくないがため、無理に実戦を継続して負け額を上積みしてしまう、などといった本末転倒的事態に陥るケースがあるかもしれない。
今後、木更津にとんでもない優良店があるという情報を得られたらアクアラインを渡るのもやぶさかではない。
では、実戦レポートに移る。
あくまでも主観だが、相変わらず厳しい状況であり、朝から打てそうなスロ屋は残念ながら神奈川にない。
都内はマシだが、競争率や客のレベルが高いため、単独で動く自分の様な打ち手は高設定を簡単にツモれない。
結局、朝イチで稼げない分を夜実戦でリカバーするという状況が続いてしまっている。
ちなみに夜実戦は都内より神奈川で打つことが多い。
実戦時間が短いのでなるべく等価交換で打ちたい、都内に比べてレベルが低いので推定高設定の空き台が多い、この2点の理由から神奈川での実戦が多くなるのだ。
今回見付けたのは、下記のアイムである。
総回転数 1583G
BIG 8回(1/197.8)
REG 7回(1/226.1)
129G放置
ボーナス確率はともに設定6以上で言うことないが、総ゲーム数が心許ない。
この台が捨てられていたということは、ブドウが尋常じゃないほど悪かったか、直前のハマリで高設定であることを確信できなかったからだろう。
ただ、設定6のボーナス確率に満たない他の台を打つよりも当然良いだろうし、まだ、1Gも回っていない台を打つよりもリスクは低いだろう。
したがって、この台で打つことに決めた。
打ち始めた瞬間、ケツが浮くとはまさにこのこと。
1G回した瞬間、強めの「ガコッ!」が鳴り響き、GOGO!ランプが煌びやかにペカったがREGだった。
強ガコッ!と聞き違えるほどの音だったのは、1Gでペカったという驚きで大きく聞こえてしまっただけ…つまり勘違いだったようだ。
46枚貸しなので、1000円/46枚=21.7円での初ペカだったのだが、REGだったので出玉が飲まれる恐れと戦いながら、実戦を継続する。
祈りが通じたのか、出玉が飲まれるギリギリのところで2回目のペカりからBIGを獲得できた。
さらに19GでBIGを引いたため、出玉に余裕ができた。この時点でボーナス確率はBIGもREGも設定6以上、手応えを感じながら実戦を進めた。
ところが、159GでREGを引いたあと、222G、223G、279Gと全く連チャンに繋がらなくなる。
救いだったのは全てBIGだったことだが、REG確率は設定6を大きく下回る数値にまで落ちてしまった。
そろそろジャグ連が欲しい、できれば3~4連以上。もっと言えばREGの連チャンが欲しい。
……そう思っていたら、13GでBIGを獲得。しかし、ジャグ連は1回に止まり、100Gに到達してしまった。
総回転数はまだ3000Gにも満たない。設定6の可能性も捨てきれないが、中間設定以下も有り得る。
100G回すまでに、REGを1回でも引けていたならもう少し粘れたのだが、マイナスで終了することは絶対に避けたかったため、プラスの内に実戦終了を決意した。
以下、実戦データである。
1 REG 1K
83 777
19 777
159 REG
222 777
223 777 先告知
279 777
13 777
101 ヤメ
トータルデータ&実戦結果
個人回転数 1100G
BIG 6回(1/183.3)
REG 2回(1/550.0)
総回転数 2683G
BIG 14回(1/191.6)
REG 9回(1/298.1)
投資 1000円
回収 176枚
収支 +2500円
出玉は170枚あまりしかなかったが、投資が1000円だったため、かろうじてプラスで終了することができた。
REG確率が設定4と設定5・6の間で捨てたが、退店するときには設定3と4の間にまで落ち込んでいたので、設定5or6はなかったのではないかと思う。
もちろん、その後にREGが連チャンしないという保障はないが。
状況が厳しい時はとにかく負けないことが最も重要となるので、この実戦はこれで良かった…と思いたい。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。