スロット以外のギャンブルは行わない道化光です。
かつては公営ギャンブルにも手を出していたが、他人に託すギャンブルは楽しくないと感じてしまい、今ではスロットだけとなってしまった。
競馬を辞めたのには他にも理由があり、あるニュースを耳にしてたことによる経緯がある。
それが…
「競走馬の93%が胃潰瘍である」
というニュース、というか研究報告。
これは海外の研究報告だったのだが、おそらく日本の競走馬もそうであろうという伝え方がされていた。
原因は調教によるストレスと、食事制限によるストレスではないかと考えられているそうだ。
競馬はロマンだの、日本で最も観客動員数が多いスポーツだの、持ち上げられることが多い。
しかし、なんのことはない主役である競走馬に多大なストレスを与えて成り立っているイベントであることを知ると、やる気が失せてしまった。
それに引き換え、スロットは全てが自己責任。
出ない店を選んでしまうのも、出る店なのに低設定を掴んでしまうのも自己責任。
その代わりに、勝ったら全て自分の手柄…。そんな自己完結型なものであるため、毎日のように勝負している。
おそらく、今後も公営ギャンブルに手を出すことはないと思うし、スロットを辞めることもないと思う。
では、今回のレポートに移る。
今回も夜実戦。ここ2ヶ月ぐらい前からだろうか、高設定らしき台を見付けにくくなっている。夜から打つライバルが増えたように感じている。
少なからず、このコラムが世間のジャグ打ち達に影響を与えているのなら嬉しい限り。
だが、そこまで多くの読者がいるとも思えないので、おごることなく、夜からコツコツ稼ぐスタイルで引き続き励んでいる。
6月某日、神奈川のA店に着いたのは20:00チョイ前。
まず、マイⅤのシマをチェックしたが、空いていたのはBIG・REGどちらも設定1以下の3台と、BIGが中間設定でREGが設定1以下の数値の1台しかなかった。
続いてはアイム。REG確率が設定6以上の台が空いていたが、総回転数が1000Gと少なく、BIGを2回しか引けていなかったのでスルー。
他の台も回転数が少なく、着席するには至らなかった。
次に徒歩で行けるB店へ移動。一通り見て回ったが、打てそうな台が無くて諦めて帰ろうとしたとき、マイⅤでヤメようとしている人を発見。
データをチェックするまでもなく、良さそうだったので着席してから、ゆっくりデータを確認した。
総回転数 3018G
BIG 15回(1/201.2)
REG 14回(1/215.5)
101G放置
時刻は21:30。
残り約1時間で、なぜやめたのか理解に苦しむ。
データを見るにジャグ連9連後の101Gだったので、典型的な満足ヤメだったのではないかと想像できる。
ともあれ、3000G以上回っていてBIGもREGも設定6以上の台が空いたので、早速実戦を開始した。
初ペカは開始7G、データ表示機上108GのレバーON時に先告知が発生した。
投資は1000円。しかも7G間でブドウが2回、リプレイが1回入賞していたので、実質0円でBIGを獲得できた。
夜からの短時間実戦で、これ以上ないスタート。
そして、直ぐにチェリー重複からREGを獲得。さすがは設定6だなと感心していたら、255Gハマリで出玉が飲まれてしまう。
ただ、この段階の3320GでもREG確率は1/221.3でBIGはそれより更に良い。つまり、どちらも設定6以上の数値なので追加投資に突入した。
幸い、400Gまでハマることはなく、追加投資も2000円に抑えられた。しかも、プレミアム付き。ハマリ後のREGだけは避けたかったので、ありがたかった。
残念ながらハマリ後はジャグ連に繋がらず、BIGの出玉が飲まれそうになるとBIGを引くという流れを繰り返し、時刻は22:30を迎える。
投資分の3000円は確保したいので、100Gだけ回して流そう…、そんなことを考えていたら最後の最後でジャグ連が炸裂した。
最後にクレジット分を打ったのだが、18Gしか回せずやるせない気持ちで店を後にした。
以下、実戦データである。
7 777 先告知 1K
40 REG 先告知 🍒
363 777 2K プレミアム告知
188 777
220 777 プレミアム告知
32 777
18 ヤメ
トータルデータ&実戦結果
個人回転数 868G
BIG 5回(173.6)
REG 1回(1/868.0)
総回転数 3886G
BIG 20回(1/194.3)
REG 15回(1/259.0)
投資 3000円
回収 439枚
収支 +6500円
最終的にREG確率は失速したが、設定5以上の数値。BIG確率は1/200を凌駕したことから、設定6だった可能性は高い(少なくとも設定5はあったはず)。
獲得枚数が500枚に届いていないが、それでも収支は+6500円。初期投資が少なければ数回のBIGでプラスになるため、実戦中の精神状態はずっと安定していた。
自身の周りではスマスロに割を取られ、ノーマルタイプが日が当たらない状況。それがしばらく続いていくと思われる。
なんとか夜実戦で凌ぎながら、ジャグラーにとって良い流れが訪れることを気長に待とうと思う。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。