動画フリークの道化光です。
パチスロライターが出演しているものの他、店長系やコンサルらしき人が運営している動画も視聴している。
その中で、なかなか納得できないのが、ネガティブな話が多いということ。
具体的にどんな話かと言うと、設定6はほとんど使わないだの、高設定でも客側のマイナスは日常茶飯事だの、打ち気を削ぐ内容。
ある動画では設定5で負けているデータを羅列しながら、これほどブレると話していた。
自分に言わせると、「そりゃそうだろ、お前がそういうデータを拾い集めて提示しているのだから」と思う。
ブドウ確率ですら荒れると言われているジャグラーなのだから、ボーナス確率がブレないはずがない。
そんなことは重々承知で打っている人が多いのに、何故打ち手(視聴者)を嫌な気分にさせるのか。
動画投稿者はジャグラー、ひいてはスロットを打つなとでも言いたいのだろうか。
スロットに携わり、それで収益を得ているなら、もう少しポジティブな目線で物事を捉えて欲しいものである。
さて、今回は朝イチ実戦のイレギュラーパターンをレポートする。
毎日のようにジャグラーと対峙しているが、朝イチから設定6をツモるのは月に2回あるかどうか。設定4や5も体感で週に1~2回といったところだろうか。
ツモ率がこれほど低いとプラス収支は難しいのでは…。
そう思われる方も多いと思うが、収支を安定させるために夜からも打つし、朝イチでツモれなかった日に勝つこともある。その典型的な実戦が5月某日の勝負だった。
何度か行っている某店のイベント。
ジャグラーは各機種に高設定が見込めるレベルで、マイⅤとアイムは各2台、ファンキーとハッピーに各1台が自分の予想する配分(設定5は確実に存在)である。
当日は設定6がない場合を想定して、設定5の機械割が高いマイⅤを選択。
そして、数日間-1000~±0枚の範囲だった台の設定を上げる傾向がある店なので、該当する台で打ち始めた。
開始早々23GでペカったもののREG。
できればBIGが欲しかったが、まずは低投資でペカることが何よりも重要なので、まずまずのスタートを切れたのではないだろうか。
REGの出玉が残りクレジットのみになったところで、2発目のペカリをGET。ここで、念願のBIGを獲得する。
このあと、プレミアを含むBIG3連が炸裂し、800枚程度の出玉を確保することに成功した。
全台系や塊などといった強めの示唆がない、いわば弱イベントなので、周りの出玉状況も気になるところ。
自分よりも挙動が良いのは、反対側のシマの1台と自分の2台離れた1台で、ともにBR確率が設定6以上。
この2台が高設定であるなら、自分の台が高設定である可能性は低くなる。
ジャグ連が終わった後、250G程度でBIG、さらに200G程度でBIGを獲得した。
助かった…。BIGならほぼ行って来いなので、最初の連チャンで獲得した出玉はキープできている。
ただ、REG確率がかなり下がってしまった。さらに、ずっと気になっていたのがブドウ確率である。
ブドウ100回までは申し分ない確率だったが、以降は急降下して150回で1/5.81にまで下がってしまった。
ここでキープしてくれれば良かったのだが、その後もブドウは回復せずに1/6を割り込んでしまう。
たかだかブドウ150回で喚くなよ…と思われるかもしれないが、チェックしていた2台が依然として設定6以上のボーナス確率で推移していたのである。
ネガティブな要素が複合していたら、押し引きを厳しく判断しなければ勝ちを逃す結果に繋がるだけでなく、大きく負けてしまうことすらある。
幸い、この時はBIGが設定6以上の確率で引けていたので、500枚以上の出玉をキープできており、勝ち逃げができる状況だった。
その後、少し回したところでブドウ確率が復活せず、REG確率も圧倒的に悪かった(単独REGもナシ)。
さらに、チェックしていた2台がますます好調となり、勝ち逃げを決意した。
以下、実戦データである。
23 REG 🍒 1K
61 777
31 777
9 777 プレミアム
45 777
244 777 プレミアム
213 777
68 777 🍒 プレミアム
51 REG 🍒
101 777 🍒
155 ヤメ
トータルデータ&実戦結果
総回転数 1001G
BIG 8回(1/125.1)
REG 2回(1/500.5)
投資 1000円
回収 774枚
収支 +14000円
🍇出現率(回数:ゲーム数:出現率)
50 278 1/5.56
100 509 1/5.09
150 876 1/5.81
165 1001 1/6.06
🍒出現率(回数:ゲーム数:出現率)
28 1001 1/35.75
実戦時間はおよそ1時間半、時給にして約9300円。
初期投資少なくてBIGが先行すれば、いつでもヤメることができるため、精神的にも非常に楽な実戦となった。
もちろん、この判断が正しかったかを確認するために再び夜に店へ行ったのだが、朝から良さげだった2台のボーナス確率はBIG・REG共に設定6を上回っていた。
そして自分の台は、ヤメた後に一時-500枚程度までハマっていたものの、再び±0枚まで持ち直し、その後はプラス域とマイナス域を行き来していた。
おそらく設定3、もしかしたら設定4ぐらいはあったのかも知れない。ただ、時間効率を考えると、あの時にヤメたのは正解だったのではないだろうか。
朝イチ実戦でツモれなかった時の対応が正しかった一例として参考にしてもらえれば幸いである。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。