人と話す機会がめっきり減ってしまった道化光です。
ノリ打ちが苦手な自分は単独で動いており、スロ屋と自宅の往復だけの毎日。
たまに喋らなければならないケースで(メシ屋で注文するときなど)、驚くことに声が出ないことすらある。
それほど話す機会がなくなってしまったのだが、先日久しぶりに人と長時間話す機会に恵まれた。
某スロ屋でアイムを打っていたときのこと。
隣におばさんが座ったのだが、ほどなくしてGOGO!ランプがペカった。
しかし、一向に揃える様子がなく、かと言って店員を呼んで目押しのサポートをしてもらう様子もなかった。
押してあげようかな…と、ちらっと思ったのだが、自分から積極的には目押しをしないことにしている。
というのも、かつて目押しを頼まれたときに「REGを揃えやがった」と老婆に罵られたことがあった。
それ以降は「目押ししましょうか」という声掛けは絶対にしないと心に誓ったのである。
隣のおばさんは、自分が声を掛けてくれそうもないと悟ったのか「スイマセンが、揃えてもらえますか」と物腰柔らかく頼んできた。
さすがに目押しをしたのだが、入賞したのはREG…。嫌な記憶がよみがえったものの、おばさんは「ありがとうございました」と丁寧にお礼を言ってくれた。
その後はペカる度に目押しを頼んでくるので、正直面倒だと思い始めたが、毎回申し訳なさそうに頼んでくるのと揃える度の感謝で嫌な気持ちにはならなかった。
そのうち、ペカっていないタイミングでも話をするようになったのだ。
…よく考えたら、人と話すこと自体が本当に久しぶりであることに気付き、加えて自然と自分が笑顔になっていることに驚いた。
結局、おばさんが帰宅する20:00ぐらいまでペカる度に自分が揃えるという関係性が続いた。
そして、おばさんの台はBIG確率が1/166、REG確率が1/455…BIGの引き勝ちで帰って行かれた。
自分が打っていたアイムは高設定、そんなことも手伝って非常にすがすがしい実戦となった。
独りでいることの気楽さも最高であるが、人と関わることの大切さも改めて感じさせてくれた一日だった。
では、実戦レポートに移ろう。
何度も触れているように、自分はハッピーが大好きなのだが、設定状況が芳しくない。
ほとんどのスロ屋が設定2と3でお茶を濁していると自分には見えており、よほど強いイべ日以外は積極的に打てない状況が続いている。
しかし、打ちたい度は非常に高いので、最近は実戦回数が減っている夜実戦でハッピーを打つことにした。
見付けたのはこの台。
総回転数 6422G
BIG 22回(1/291.9)
REG 28回(1/229.3)
285G放置
BIG確率は設定1以下ながら、REG確率が設定6以上で推移しており、スランプがプラス域であることから、ブドウ確率も良かったのではないかと想像できる台だ。
初ペカは実戦開始から数分後、2000円と低投資で食いついたのだがREG。出玉は速攻で飲まれたものの、REG確率は依然設定6以上であるため、当然続行である。
幸いにして追加投資1000円で本日2度目のペカリ。今度はBIGの獲得に成功した。
そしてここからBIGの3連チャンが炸裂、一気に出玉を確保することができた。
全消灯BIGを消化したあとにジャグ連は途絶えてしまったものの、200Gに差し掛かろうとしたその時、左リールの上下段にブドウが停止…。
見慣れない形だと思ったら、中段チェリー!!
BAR近くにチェリーがないハッピーの中チェは、他のジャグラーと景色が異なるので、違和感が半端ない。
中チェのあとは若干ハマり、このまま400G以上ハマってノーボーナスのまま閉店を迎えてしまうのでは…。
そんな心配が脳裏をよぎった300G手前、レバーON時に「ガコッ!」!!
多少のハマリはあったものの、全消灯→中チェ→先ガコッ!の3連続でプレミアムが炸裂。
嬉しい展開ながら、ハッピー好きとしては出目を存分に楽しみたいという気持ちもあるので、若干複雑な感覚を抱きながら実戦を続けた。
最後11Gと即連しながらも、当選したのはREGで100枚弱のコインを上乗せして、閉店を迎えた。
以下、実戦データである。
59 REG 🍒 2K
81 777 1K
43 777 先告知
56 777
70 777 全消灯
189 777 中段🍒
292 777 先ガコッ!
11 REG
36 ヤメ
トータルデータ&実戦結果
個人回転数 837G
BIG 6回(1/139.5)
REG 2回(1/418.5)
総回転数 7259G
BIG 28回(1/259.25)
REG 30回(1/241.9)
投資 3000円
回収 721枚
収支 +12500円
最終的な数値はBIG確率が1/259.25で設定3と4の間まで回復し、REG確率は1/241.9と設定6以上をキープ。
設定4ぐらいは使われていたのではないだろうか。
打てる台を探して店内をラウンドしている時間を含め、実質2時間半で+12500円、十分ではないだろうか。
ちなみに、朝イチ実戦は交換ギャップのある東京の店で打つことが多かったのだが、与えられる時間が短い夜実戦は神奈川のスーパー等価(46枚貸し/46枚交換)。
今回、仮に東京の5.16枚交換で打っていたら、収支は+10000円。東京は1000円単位であり、最大51枚の端玉が出てしまうので、打つ際は注意したほうが良い。
換金ギャップがある店では、会員カードを作るか各台計数機が設置されている店で打つことをオススメする。
今後はハッピーを大事に使っている店を探し、朝イチからハッピーの高設定をツモってロング実戦をレポートしたいと思っている。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。